422被災学生等への学習・研究支援について(愛媛大学)

愛媛大学は被災した学生・研究者への学習・研究支援を「支援可能な取組」として発表した(→http://www.ehime-u.ac.jp/news_important/detail.html?new_rec=7995)。
希望があればぜひ問い合わせしてほしい。愛媛出身の東北大学進学者は毎年10人前後である(中国・四国地方では広島と並んでもっとも多く,近畿以西では大阪,兵庫,福岡に次ぐ)。学部生だけでも40〜50人くらいいる計算になる。
5月連休明けには新学期を始めることができ,こうした支援が必要なくなるのが一番いい。

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○支援可能な取組
(1)被災学生・大学院生の講義の履修:授業料は,原則免除とします。また,履修単位は被災学生・大学院生が所属する大学の単位として認定できるよう協議します。
(2)被災大学院生の研究支援:愛媛大学に適当な研究指導者がいれば,被災大学院生を特別研究学生として受け入れます。
(3)研究者の支援:研究環境の再構築が長期にわたって困難な研究者(大学院生を含む。)に対して,研究スペースの提供や愛媛大学が有する研究用機器の利用等可能な支援を行います。
(4)宿舎の確保:松山市内にある学生宿舎約50室を無償貸与します。(宿舎は個室で,約11平方メートル又は13平方メートルです。)

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(追記:2011年4月8日 日本学術会議では,若手アカデミー委員会・若手アカデミー活動検討分科会作成の「被災された研究者・学生等の受入支援等に関する情報」を一覧にしてまとめている。日本学術会議の「トップ・ニュース」参照→http://www.scj.go.jp/