167田中眞紀子文部科学大臣の記者会見

大学新設不認可について読売の社説は「文科相の独断が混乱を招いた」と書いた(http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20121103-OYT1T00927.htm?from=y10)。
日本国の文科大臣は進学率,大学数,私大の定員割れなどを大臣になって初めて知ったのだろうか。そのことと手続を踏んだ新設申請とは別の問題である。大学設置基準の「緩和」によって「事前」から「事後」への規制に方針転換したのはほかならぬ文科省(≒大臣)だった(「Clear Consideration(大学職員の教育分析)」が詳しい→http://d.hatena.ne.jp/high190/20121102/p1)。
まずは大臣の記者会見を確認することから始めよう(「田中眞紀子文部科学大臣記者会見録(平成24年11月2日)」→http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1327392.htm)。