袋研大塚@hatena

2012-04-30

BRM429埼玉600kmアタック最上川レポート(後編)

(前編から続く)

午前1時過ぎに、4時にアラームセットして寝た。PC4のクローズは4:32なので準備も含めるとギリギリなのだが、実はこの次のPCは「通過チェック」なので、時間制限がなく、とにかくレシートだけもらえばよい。PC5までは180kmあるので、多少PC4を出るのが遅れても十分取り返せるようになっているのだ。コース的にもまとまった峠は1つだけ。こういう設定をすることにより、十分仮眠が取れるように配慮されているのだと気づいたとき、コース設計者の愛を感じた…(しつこい)実際、僕がホテルを出たのは5時過ぎだったが、eijitomさんとかはもっと後から出発して、途中で僕を抜いていった。

外はもう十分明るい。3時間寝られたのでマイクロスリープは多分大丈夫だろう。

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着替えて出発。

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ホテルの朝食が付いていたのだけど、時間の都合で食べられなかったら、なんと袋に入れて持たせてくれた。とはいえ、量が多かったのでバナナだけいただく。セレクトイン米沢さんありがとう、米沢では定宿にさせてもらいますわ。

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後半唯一の峠、金山峠を登っているところでeijitomさんに抜かれた。

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結構な斜度の山道。

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歓迎された。

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下った後で強烈に腹が減ってきたので、昨日の残りともらったバナナを食う。流石に朝飯を食っておくべきだったと後悔…

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国道458号のへんな激坂を登らされていたら、片側パニアバッグに大量の荷物を積んでるzucchaプロに抜かされた。確か一眼レフカメラも持ってるはず…。この道は何かのブルベの時も通った記憶がある。そのときより道路工事が進んでいた。

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登った分下り。ここでterraさんとgakさんだったかな?のいる列車に抜かれたような記憶。(何しろ書いているのが6月18日なので…) 食い物屋を探すが見つからない。腹がピンチ。

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途中コンビニを発見し、飛び込む。本当は牛丼屋あたりでガッツリと腹を満たしたかったのだが、この先なにがあるかも分からないので。terraさんと、奥にいるのはkazさんだったっけ。

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親子丼。腹が減っているのもあるだろうがことのほかうまかった。

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そこからさらに25km程走って、通過チェックのファミリーマート。プロのパニアバッグ。

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そして一眼レフ。

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天気は悪くないし時間も余裕だししっかり睡眠取れてるし、で皆さん好調。

通過チェックを出てすぐ、大きな川が見えてきた。おお、これが今回のBRMの名称になっている最上川か。ここまでくるのに随分かかった。

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川沿いに何回か橋を渡った。雪があったり桜が咲いてたり。地味にアップダウンが厳しい。

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思いがけず眠気が来たので休憩。暖かくなるとやはり眠くなる。

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川沿いの小さいアップダウンがだるい…

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470kmあたりで道の駅を発見。ちょうどいい時間だったので昼飯へGO。同じように休憩している人もいた。

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ここは何故か韓国テーマの道の駅のようだ。

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腹が減っていたし、残りは厳しい登りがないと分かっているので、食う気満々。まず蒸し餃子7つ入り。

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更に焼肉定食。うまい!

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あとからやってきたスタッフ列車ご一行様も合流。

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食後に芝生の感触を楽しむたけさんを尻目に、いそいそと出発。

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最上川沿いを延々走り、途中からR345に入る。北上し始めると、風が向かい風風味に。

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15時前に、PC5に到着。貯金は1時間半ほどだが、残り100km弱で大きな登りもないしまあ大丈夫だろう。

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日本海に面してR7に合流。しかしまだ海は見えない。

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地味にアップダウンを繰り返すR7の丘を登ると、海が見えた。駐車帯(というのがあちこちにあった)で自転車をとめて撮影。

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アップダウン、入り組んだ地形が続く。

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羽越本線越しに、日本海に沈む夕日。今回のベストショットか?

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それにしても延々と国道を走らされていい加減飽きてくる。570kmあたり、残り36km地点で道の駅があったので入る。何人かと入れ違いだった。閉店ギリギリの食堂に入って月見蕎麦。うまい…

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この写真だと明るく見えるけど

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実際はもう日暮れ。

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人気の無くなった道の駅を後にする。

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出た直後、zucchaさんが後ろからやってきた。アキレス腱の調子が悪く列車から遅れているとのこと。暫く2台で走行していたが、しばらくしたら離れてしまった。

そこから先は一人旅でナイトランに突入。途中、後ろからvさんに追いつかれ(50km程寄り道して更に寝ていたとのこと、流石…)、暫く一緒に走っていたが途中で抜かれて再び一人旅。ひたすら細かいアップダウンの連続。海沿いの国道ってのはみんなこういうものらしい。R7から県道56号への分岐をミスコースしかけるが途中で気づき、無事ゴール地点のコンビニに到着。何もない所だったのでで、「秋田ってこんな田舎だっけか」と心配になる。

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ゴールでは(確か)vさん、kazさん、zucchaさんと一緒になった。時刻は20時過ぎ、貯金は2時間程度あったが、翌日の200kmに備え睡眠、休養ともに十分取らなければならないので食事はコンビニで済まし、とっととホテルに戻る事で皆合意。がくさん、eijitomさんはnaderamanさんと合流して元気よくどこかで宴会?していたという噂…

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ゴールのコンビニから6km程走ってホテルへ。流石に街中に入ったら秋田はそれなりの都会で安心した。ここも値段で検索すると一番上に出てくるホテルでランドヌールが沢山いた。部屋に自転車を入れさせてもらい一安心。パールシティ秋田大町さんありがとう。

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初めてのホテル行きドロップバッグでちゃんと到着してるかどうか不安だったが、流石ヤマト運輸、ちゃんと到着していた。部屋着や宿泊道具、バッテリー充電器などが詰まっている。

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600kmの間、Edge800に電力を供給し続けた10000mA/hのUSB外部バッテリーは残量半分を示していた。まだまだいけそう。

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あまり時間はないのでiPhoneモバイルブースターを優先して充電。

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この後、運良く空いていたコインランドリーで洗濯していると、宴会から戻ったがくさん、naderamanさんと遭遇。色々話をした。連続ブルベって大人の修学旅行、と誰かが言ってたけどまさにそんな感じ。kazさんも同じホテルだっけかな?すいません、時間が経ちすぎてよく覚えてない…

そんな感じで、東北1700km最初の600kmは予想に反して平和に終わったのであった。

(続く)

2012-04-29

BRM429埼玉600kmアタック最上川レポート(前編)

東北1700でいっぺんに5つもブルベを走ってしまったため(最後にGPSが水没してデータが吸い出せなくなったりしたし)、すっかり更新が滞ってしまったがいい加減にぼちぼち再開しようかと。

「東北1700」とは、オダックス埼玉主催の連続ブルベ企画である。600km、200km、200km、300km、400kmのBRMを間を開けず連日で開催し、東北を一周するというもの。詳しくはこちらを。

元々、海外のブルベ界には200km,300km,400km,600kmというSuper Randonneurの取得に必要な全てのBRMを1週間で開催するというちょっと頭のおかしいイベントが存在し、"Hell Week"と呼ばれていた。今年は日本でもヘルウィークを開催する動きが活発で、同じGW九州でAJ福岡主催の「ヘブンウィーク」、お盆にはAJ北海道主催の「パラダイスウィーク」(このネーミングがまたひねっている)がそれぞれ合計1500kmで"Super Randonneur in a Week"を企画している。しかしオダックス埼玉の東北1700は名前の通り、200kmが一つ多い。主催者のリュウさんが2年くらい前から試走して暖めていたコースだそう。

途中はちゃんと宿泊するできるだけの時間が空いているので、PBPのように1000kmオーバーの距離を寝ずに走らなければいけない、というわけではないのだが、ブルベではいつも最初の100kmを越えるともうはやく帰りたい〜と思っているヘタレなので、最初の600kmでイヤになってしまうのではないかとかなり心配だった。

また、今回はスタッフも全員走るということでドロップバッグのサポートは無し。かといって宿泊荷物を背負って走るほどの脚力もない。どうするかというと、宅配便で宿泊先のホテルに荷物を送っておき、朝に次のホテルにまた送り出す、というのを繰り返すのだ。いわば自営のドロップバッグ。もちろん、ウェアはコインランドリーで洗濯。しかし、宅配便の配達は通常翌日になってしまうので、200kmや300kmの日は次のホテルに間に合わない。仕方ないので、荷物を2組用意しておき、それを2つ先のホテルに送るようにするのだ。

まずは、この荷物の準備が最初の難関だった。自転車で運ぶ荷物はなるべく減らしたいのだが、例えば雨具をドロップバッグに入れてしまうと自転車に乗っている間はその雨具は使えなくなってしまうので天気予報を睨みながら何を持ち運ぶか、何をドロップバッグにいれるかを慎重に検討しなければならない。また、GPSや携帯電話の充電器、簡単な工具、潤滑油などはもちろん、1000kmを越えて走っているとタイヤにも問題が発生する可能性があるので、予備のチューブやタイヤ、チェーンも荷物に入れておく。

今年のGWは前半晴れ、後半雨という予報だったので、3つめの200kmまでは雨が降らないと信じて雨具はとりあえずドロップバッグへ。泥よけはドロップバッグには入らないので、最初から付けて走ることにする。寒さが予想されるので、念のため冬用ジャケットを防水袋に入れてサドルバッグにくくりつける。

2セットの荷物をどこからどこに送るか、というので頭がこんがらがってしまったので、こういう表を作って整理した… こういうのを頭の中だけで出来る人はすごい。

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というわけで、まずは最初の600km、429アタック最上川から。

29日が最初の600kmスタートで、スタート地点はいつもの豊水橋。まず、Aセットの荷物を自宅から600kmのゴール秋田に送付し、埼玉に移動して入間第一ホテルに前泊。前夜祭はAJ静岡から参戦のY田さん、いずみさんとごくごく控えめに。

予報通り、朝はいい天気。続々と参加者が集まってくる。この600kmは国内では一番早い時期なので、SRを確定させるために600kmだけ走るという人も多そうだ。

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ブリーフィングしてスタート。

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風向きにも恵まれて、かなりのハイスピードで走ったつもりだがやっぱりeijitomさんのような速い人には千切られてしまった。それでも下ハンドルを持ってかなりがんばった。後から考えるとこれがまずかったのかもしれないが、走り始めて2時間くらいでいきなり左膝が痛くなってしまった。まだ最初の600kmの、そのまた最初の20kmしか走ってないのに…

しばらくだましだまし走っていたのだが、シューズのストラップがかなり緩いままだったことに気づいたので締め直してみたらかなり楽になった。微妙にポジションがずれてしまっていたようだ。

PCまでが遠いので、途中で休憩。あつがりのtakeさんがアイスボトルを作る程度には暑い。

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僕もアームウォーマーを外して日焼け止めを塗る。既に貯金が2時間以上できている。やはりかなりのハイペースだ。

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PC1、98km。暑い。

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PC2までは緩い登りなのだが、ここでまた痛みが出てきてしまった。なんとかPC2には辿り着いたが、どうしたものか。流石にペースは落ちて、貯金は3時間。

困っていると、応援?にきていたさとうさんに痛み止めの薬を頂いた。できることならこれに頼らないようにはしたいが…

膝とは別に、なにやら眠気で頭がぼけて怪しくなってきたので日陰で休憩。熱中症になりかけかもしれない。

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膝も回復せず、休憩を挟んで走る。

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ここで、twitterで聞いたアドバイスに従い、ちょっとサドルを上げてみることにする。5mm程あげてみた。

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なんとなく、楽になった気がする。

沿道の桜が綺麗。

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菜の花も。

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以前ここに何かで来たときにはここに自販機があったような気がするのだが…

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日が傾く中、最初の本格ヒルクライム、勢至堂峠へ。10%の看板がお出迎え。

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一番上はトンネル

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反対側。

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一度下った後、黒森峠へ。ここもトンネル。日は暮れそう。

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PC3。日が落ちると急に寒くなってきた。カップ麺投入。

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今回はスタッフ列車が後ろの方で回収車よろしく走ってくれていて、安心感があった。

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この時点で貯金が4時間あったので、次の米沢でホテルに泊まれると判断。ドロップバッグは送っていないが、コンビニの軒先やファミレスで仮眠するよりは遙かにマシ。風に恵まれたとはいえ、ブルベの途中でホテルなんて初めてだ。Y田さんに泊まるホテルを聞いて、同じホテルを電話で予約。運良く部屋は空いていたので、あとは大峠を越えて米沢に行くだけ。まずは喜多方へ下る。

夜景ポイント。naderamanさんによると恋人坂というらしい。リア充スポットかよ!

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大峠は、もう一つの白布峠に比べればプロフィール的には大分緩いようなので、最後のコンビニもスルー。

夜桜が咲いてた。

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しかしさすがに400m以上アップの峠で、膝も本調子でなく途中の自販機で休憩。していたら、スタッフ列車に追いつかれ追い抜かれてしまった。

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トンネルがいくつも連続するが、これが最後。naderamanさんはこの電話ボックスで寝たことがあるらしい…

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米沢側に出たら、気温がいきなり低くなっていてビックリした。

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下ってPC4には日付が変わる前に到着。クローズは4時半なので、急げば3時間は眠れそう。この先の長旅を考えるとありがたい。

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飯を調達してホテルにチェックインすると、既に到着していたkazさんがロビーにあるPCを睨んでいた。GPSの調子が悪くルートが消えてしまったのでダウンロードしなおしているのだという。ビバクラウド。

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自転車もホテルに入れさせてもらえたので安心。着替えはないがまあ雨に降られたわけでもないし、広げとけば乾くだろう。

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飯を腹に入れて、iPhoneモバイルブースターから充電。さすがにACアダプターは持ち運んでいない。

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シャワーを浴びて即寝。ブルベの最中に、暖かい布団で眠れるなんて思ってもみなかった…これがコース設計者の愛か……

(続く)

2012-04-21

BRM421青葉300km沖縄レポート

去年は知人の結婚式で残念ながら参加出来なかった、何故かVCR青葉主催の沖縄ブルベに行ってきた。今年は200kmと300kmがあったのでどちらか散々迷ったのだが、結局長い方がオトクということで?300kmにした。

コースは本島をほぼ一周。深夜0時スタートなのでそれだけで難易度は高い。しかも天気予報は雨。

さすがに前日早めに沖縄入りの必要があるので、金曜は有休を取って午前中に自宅を出発。飛行機輪行用のOS-500にパッキング。

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自転車持ってく人結構いるなあ、と思っていたら、twitterのTLに導かれて@さんに遭遇。今まで宇都宮ブルベで名前はよくお見かけしていたのだが、挨拶したのは初めて。同じく荷物預けのカウンターで@さんにも遭遇。

昼飯を空港で食おうと思っていたのだが、あまり時間が無いのでそこら辺の何の変哲もないカレー屋。今回はJAL便なのでいつも行くANA FESTAは無い。

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ウワンさんと景気づけにビールで乾杯!

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今回は旅行会社の飛行機+ホテルのパックだったので座席指定ができず、窓際席は諦めていたのだが乗ってみたら運良く窓際だった。飛行機の楽しみは窓際かどうかで倍ぐらい違う(個人的に)。まあ、エンジンのすぐ横だったけど。

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金曜日に沖縄入りした人の話では土砂降りの雨だったらしいのだが、僕が着いたときには上がった後のようだった。

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しかし、天気予報は降ったり止んだりなので全く油断は出来ない。

自転車は無事手渡しで出てきた。

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ここから沖縄唯一の鉄道(モノレール)ゆいレールで移動する。

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日本最西端の駅らしい。

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観光用なのか、前方後方の展望席がある。かなり混雑していた。

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県庁前駅で下車。輪行袋を担いでホテルへ。

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部屋で自転車を組み立て。今回初めて使うBlack Diamondのヘッドライト。今まで使ってたPetzl Tikkaは完全防水でないので、エネループの端子が錆びて難儀していたのだ(実用上は問題なかったが)。

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深夜スタートなのでさっさと飯を食って寝なければならない。近くで沖縄そばを食える店をネットで探して突撃。

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ボトルに入れる水と補給食も調達。今回はダブルボトル。

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で、19時半に就寝。3時間は眠るつもりだったが、実際は2時間半で目が覚めてしまった。どう考えても睡眠不足なのだが仕方ない。深夜スタートはやはり難易度高い。とりあえず、雨は降っていないようでいきなりモチベーションが下がるのは避けられて一安心。

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着替えてスタート地点に向かう。ホテルからはすぐの那覇市街。

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1000km以上移動して電源を入れたので、GPSがなかなか衛星を補足しない。

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スタート地点のコンビニ。これはスタッフの方に撮ってもらった写真

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出走サイン。

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今回はスタートするのが十数人ということで、かなりこぢんまりとしている。見知った方も多い。

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AJ福岡代表のダンゴ虫さんは今回も懲りずに?リカンベント

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@さんがかなり遅れて登場、仕事が終わってそのまま来たとのこと。それで300km走るのだからすごい。しかもツール缶を忘れてピンチらしい…

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ホイールのテンションがバラバラでやばいらしいのでスポークレンチを貸したのだけど、シマノ完組用だったので合わなかった。ちゃんと走れるのだろうか?

ブリーフィング後、車検して出走。

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最初はゆっくりと後ろの集団にくっついていく。

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最初は東に向かい、与那原からは北上

PC1までは市街地で割と平地で、追い風にも助けられてスピードが乗り、途中から僕が前に出て引っ張るつもりがいつのまにか一人旅に。ただし信号はかなり多い。

先行していたダンゴ虫さんの集団も途中で抜いた。

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金武湾をぐるっと回って、宜野座村に入ったあたりから多少のアップダウンがあったが、4番手くらいで辺野古のPC1に、3:00過ぎに到着。ここまで72kmで3時間なので、結構いいペースだ。

ふぃりっぷさんともう二方が先にいた。雨はまだ降っていないが路面は完全にウェット。

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気温・湿度ともに高いのでアイスボトルを作る。

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沖縄っぽいおにぎり

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休憩していると続々と後続が到着。人数が少ないので、ほぼ全員集結してしまった感じに。

なんだかんだいって30分近く長居してしまった。次の区間は眠気+やんばるの森のアップダウンがやばいというのに…

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先行した数人を追いかけて出発。しかしすぐにちぎれてしまった。

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そして予想通り眠気がきた。気温が高いので危険。どっか休めるところはないかと探していたら、バス停?なのか分からないが屋根のついたベンチを見つけたので急行。数分横になるだけで再出発。雨が時々ぽつぽつきていたので、とりあえずレインパンツだけ履く。

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その後雨がかなり強くなり、暑いのだがやむなくレインコートも着た。さらに暑い。

5:00を過ぎて周囲は明るくなってきたのだが、雨は強くなったり弱くなったり。眠気も収まらず。

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そんなときに、屋根付きベンチのある売店を発見。迷わず飛び込む。

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ここでは15分位横になった。何人かに抜かれた気がする。

このあたりはヤンバルクイナの生息地らしく、今日のような天気だと遭遇確率が高いらしいのだが、一度も発見できなかった。この写真はふぃりっぷさん撮影。

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明るくなるにつれ眠気は薄れてきた。助かった。

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急な下りで一旦標高0まで降りたところ。安波の集落のあたりで補給。その後、同じくらいの高さまで登らされた。

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風車。

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GPS地図を見ると、このあたりが沖縄本島の最東端のようだ。

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空を見ると雲間が広がってるようにも見えるのだが、なかなか天候は回復しない。

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親ガメ子ガメ

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8:30頃、やっとPC2の奥共同店に到着。先行はやはり数人だが、ふぃりっぷさんはもういなかった気がする。(後から聞いたら、時間調整して7:00の開店ほぼ同時に到着したそうだ)

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自転車を外に置いて店に入ろうとしたら、急にすごい雨が降ってきて、急いで軒下に自転車を移動。やれやれ、まだ許してもらえないらしい。

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ここはコンビニではなく、朝7時から営業している雑貨屋さん。むかし、地元の名士が私財を投じて作った店らしい。日用品や食料品が一通りそろっている。他に何もないところでは貴重な存在なのだろう。

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しかし、あたたかいお弁当などは置いてないのでパンをもそもそと食べる。あとコーラ。テーブルと椅子があったのがありがたい。

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そうこうしているうちに、後続が次々にやってきて、またもや全員集合状態に。

hayavusaさんはスポークレンチを借りたらしく、ホイールのテンション調整をしていた。ろくにテンションの無いホイールで百数十キロ走るというのもあれだが…

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ここでもやっぱりまったりとしてしまって、9時頃出発。200m弱の山を一つ越える最中に先行したリカンベントのダンゴ虫さんを抜く。やはりリカは山ではつらそう。

本島最南端の辺戸岬に寄り道できそうだったが、その元気もないのでスルー。沖縄本島の西側へ出た。ここから先は平地なのだが、行きが追い風だった分帰りは向かい風…

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雨は一段落したと思ったのだが、突然強くなり、ちょうどいいタイミングで出てきた共同売店に雨宿り。なかなか楽はさせてもらえない。

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10:30頃、道の駅ゆいゆい国頭 で10分ほどトイレ休憩。このあたりまで来ると辺境感は無く安心できる。

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今更写真を見て気づいたが、これはヤンバルクイナだったのだな。

あとチェーンが完全にオイル切れだったので注油。どうせこのあとも降られるのだが。

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出発した直後、何をしようとしたのか忘れたが路肩に寄って停まろうとした時に、タイヤが滑って右側に落車してしまった。ほとんどとまりかけのスピードだったし雨で滑りが良かったので逆に怪我はなかったのだが、滑るのは完全に予想外だった。沖縄の道路は滑りやすいとは聞いていたが、ここまでとは。下り道でなくてよかった。

しかし、落車の衝撃でリアディレイラーのハンガーが内側に曲がってしまい、変速がおかしくなってしまった。インデックスの再調整でなんとか復活。

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大宜見村から、島々の間を橋で渡る。晴れていれば綺麗そうな砂浜。

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屋我地島から本部半島に渡るワルミ大橋。このあたりはそういえばブリーフィングでマラソンコースと被ってると言ってたなあ、というのを思い出す。(パイロンが置かれていた)

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ものすごい横風で前輪がふらついて怖かったのだが、左右を見るとなかなかの景色。

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橋を渡ると今帰仁村。そういえば今帰仁城跡には行ったことがある。そのときはバスだったがまさか自転車で来ることになろうとは。

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PC3に12:40頃到着。221km。腹がかなり減っていたのでガッツリ食べた。

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あとから到着したhayavusaさんが、すぐそこでパンクしたとのこと。タイヤのビード部分が何故かバーストしていた。チューブを交換してもそのままでは駄目そうなのでタイヤブートを供出。

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またもや30分位ダラダラして出発。この先はひたすら広い国道を走って那覇まで帰るだけ。しかし向かい風がつらい。雨は止んだようだ。

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腹が満たされて気温が上がってくると、今度は眠気がやってくる。途中で厳しくなったのでバス停で休憩。

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ひたすら国道58号を南下していると、回復したと思った天気がまた悪化。結構な雨が降ってきた。そんな中で、恩納村読谷村の間の丘を登っていたときにまた路肩に停まろうとして滑って落車してしまった。今度は注意していたのだが、どうやら苔で滑ってしまったらしい。

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今度も怪我は無かったのだが、あとから見たら結構な痣が右膝に残っていた。あと、また似たようなこけ方をしたので、ディレイラーハンガーが更に狂ってしまい、インデックス調整では治らなくなってしまった。変速は出来るがいくつかのギアが使えなくなってしまい、かなり不便… 諦めて先を急ぐ。

山を越えたら今度は渋滞峠。

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こんな状態が延々と続き、しかもさっきの落車があるのでうかつに路肩を走る気にもなれず、かなりつらい。雨も強くなったり弱くなったり。まだ明るいうちに通過できて良かった。(時間ギリギリだった人はここを強い雨の中、暗くなって通ったらしい)

そして17:35、ゴール。303km。結局制限時間よりは2時間半ほど余裕があった。PC1までで稼いだのが大分効いたようだ。

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しかし今回はここで終わりではなく、ちょっと離れた場所にある受付まで行ってブルベカードを提出しなければならない。「てんぷす那覇」という建物だったのだが、着いてからが分かりにくく迷ってしまった。

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ゴール手続きをしてやっと本日のブルベ終了。腹が減っていたのでいろいろ頂く。ただしホテルまで自走しなければならないのでビールはもうちょっとお預け。

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このあと、今回のメインイベント(ブルベは前座)である宴会があるので一度ホテルに戻って体制を立て直す。自転車がまずドロドロなので、コンビニでタオルとギャッツビーを買って拭き掃除し、新聞紙を床に引いた部屋へ。レインウェアも干しておく。

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そして大浴場でサッパリ。レインウェアを脱いで気づいたのだが、大きな湿疹がいくつも出来ている。途中から無性に痒かったのはこれだったのか。なにかアレルギー物質でも含まれていたのかと思ったのだが、帰って調べたらこれがいわゆる「あせも」らしい。確かに湿気が高い上に汗も大分かいたので、条件的には最悪だったのだろう。いくらアソスの最高級レインウェアでも通気性が追いつかなかったようだ…

着替えて外に出てみると、すごい大雨になっていた。これは、今走ってる人たちは大変だろうな…と思っていたら、道路の反対側を自走で宴会会場に向かうふぃりっぷさんを目撃。

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まずは酒を飲む前に沖縄そばで胃壁を保護。

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次に、店に行く前に受付会場で0次会。

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ダンゴ虫さんから先日走った大村300kmブルベのブルベカードとメダルを頂いた。

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隣の店に移動して宴会。200kmの部に参加されてた方も集合し、とっても楽しい宴でありました。また、交友の輪が広がりました。

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こういう酒がまさかあるのかと思ったら、店主の直筆らしい。

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無事落車もせずホテルに戻ってツイッターをいじってたら寝落ち。翌朝は遅い時間に飛行機を設定しておいたので、チェックアウトギリギリまでダラダラ。荷物をホテルに預けて昼飯へ。特に考えてなかったのだが、「アメリカンステーキ」という単語がTLにあったので、検索して隣駅の老舗らしいステーキハウスへ。

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なにやら今は無き下北沢の某店を思い出させる雰囲気

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レアを注文したら、本当にレアで出てきてちょっとビックリ。味はまあ、値段相応といった感じ。

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結局、晴れた沖縄の空を見ぬまま帰りの空港。雨も降ったり止んだりだった。

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雲の上は晴れていた。(当たり前)

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羽田空港では輪行袋が回転台で出てきてガッカリ。


今回は、ブルベ的には雨の深夜スタートでかなり難易度が上がったものの、宴会を十分楽しめる余裕が残っていたのでよかった。沖縄の道とうまいものを堪能できた。VCR青葉スタッフには本当に感謝。

2012-04-15

BRM415宇都宮200km(「マロニエ県物語/第3章:那須農道と馬頭真岡」ブルベ)レポート

フレッシュの翌週は、AJ宇都宮の200km。牛久発の方は参加できなかったので、僕は今年初の宇都宮ブルベとなる。宇都宮を中心にぐるっと回ってくるようなコース。

前日に半休を取って準備し、前泊で宇都宮へ。

やっとこ東北新幹線乗ります

もはや遠征という気がしない宇都宮駅前。

また来たよ。もはや遠征という気がしない。相変わらず照明は落ちたまま。

千葉フレッシュの時にラストオーダーが終わっていて食べられなかった「来らっせ」に行こうと思っていたのだが、準備に手間取り結局自宅を出たのが18時半。宇都宮着が20時を過ぎてしまったので、今回もリベンジはならなかった。

で、結局来たのは前回と同じ宇都宮餃子館。

うーむ、この店には先週も来たような気がする。記憶の混乱か…

あのとき飲めなかったビール。満を持して。

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カーボローディングと称してまた鉄板焼きそばセット。さらに水餃子も追加したらなんかすごいことに…

うわあなんだか大変な事になっちゃったぞ

先週は走っている最中だったので適量だったのかもしれないが、今回はちょっと食い過ぎな感じ。餃子が喉まで詰まっているような…


翌朝起きて栃木名物?レモン牛乳飲む。昨日の餃子が胃の中にとどまっている感じがしたので、胃薬も飲んでおいた。

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予報通り、天気は晴れていた。今回は宇都宮ブルベによくある天気予報詐欺は避けられたようだ。

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スタート地点の森林公園まで13kmほど自走。ちょうどよいウォーミングアップ。

着いたのがブリーフィング直前。ちょうど桜が咲いていた。

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ブリーフィング中。今回は初参加の方が結構いるとのことで基本的な説明もされていた。

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知ってる方々にご挨拶。inainaさんはミラーレス一眼をぶら下げて走るらしい。

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前日に青葉200kmを雨の中走っているたけさんも出走。フレームは汚れたまま、シューズはまだ乾いてないらしい。この段取り力とモチベーションの高さを見習いたい。

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桜咲く森林公園を三々五々出発。鶴カンの坂を登って。

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快晴

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あちこちで桜が咲いてる

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鬼怒川を渡る橋。向こうに見えるのは日光の山々か。

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矢板市手前のちょっとした坂

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北へ向かう。遠くに見えるのは那須岳

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このあたりから、微妙な登りと、北からの向かい風がきつくなってスピードが落ちてきた。ふと気がつくと後ろに列車が出来ていたり、いなくなっていたり、前に着いたり離されたり。

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登りの途中でたけさんを抜いた。GPS不調らしい。

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梅が咲いている

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那須高原まで登り、蛇尾川という川を渡る

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それにしても山がきれいに見える

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9:30頃にPC1到着。向かい風と登りにしてはそれなりに頑張ったつもりなのだが、けっきょくよわよわモードのたけさんしか抜かなかった。今回は相当ハイペースなブルベになっているようだ。

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おにぎりを食っているとたけさん到着。ガッツリ焼肉弁当を食っていた。

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ここから先は30kmくらい、まっすぐな緩い下り。進行方向も変わるので風の影響も少なくなる。タイムの稼ぎ時だ。とはいえ40km/hは最初だけで、あとは30〜35km/hを維持する程度。

新幹線のガード下をくぐる

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田んぼに張ってある水が鏡のようだ。

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那珂川を渡る。川沿いには桜がずらっと並んで咲いていて壮観。

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進路は南に向き、追い風になって更にスピードが乗る。と、うしろで列車が出来ているのに気づいた。女性の方が「すいません、後ろについていいですか?」と声をかけてきたので、「どうぞー」と返事。これでちょっと調子に乗ってしまい、40km/h巡航にパワーアップ。

しかしその先にはちょっとした丘の登り。ここでヘタレてしまったらかっこわるいので、今回の最大心拍で頑張って登り。単純な…

登った上には沢山桜が咲いていたのだが、あまり写真を撮る余裕もなかった。

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下って暫く走るとPC2。

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暑いのでジャケットを脱いで休憩。

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飯も冷たい蕎麦

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PC2をスタートしてすぐの場所にある八溝グリーンライン入り口。宇都宮ブルベではおなじみのコースだが、今日は曲がらずに直進。

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鯉のぼりをあちこちで見かけた。このあたりでは早いのだろうか。

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那珂川沿いに暫く走った後、山の中へ。

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途中、突然の左折ポイント。そして9%の標識。なんだか、宇都宮ブルベのコースっぽくなってきやがったぜ……

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とはいえ激坂標高を数十メートル稼ぎ、あとはそれほどでもなかった。山道の途中でシークレットPC。いかにもというロケーションだ。

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もうほとんどの人が通過しているという。ここまでのペースは決して遅くない(10時間を切るペースだ)のだが…

山の中にも随所に桜が。シート広げて花見がしたくなる。

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山を下り、里へ。神社の境内に桜

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校庭に桜

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真岡市はいちごが名産らしい。いちご狩りのビニールハウスがたくさんあり、あたりには甘酸っぱい香りが広がっていた。風向きは段々北から東に変わってきている。最後の区間は西に行くので好都合だ。

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PC3到着。まだ14:15。この区間は移動時平均速度が26km/hを越えていた。

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最近マイブームのオランジーナを飲む。PBPコーラと共によく見かけた。

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天気は相変わらず晴れだが、雲は増えてきた。時々陰ることも。

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PC3スタートし、ちょっとだけ鬼怒川沿いを走る。川沿いの桜。

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下野市に入る。

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道路に散った桜

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登り基調の小さいアップダウンの繰り返しだが、追い風も手伝ってスピードは25〜30km/hを維持。PC3を出たあたりから、10時間切りのタイムを意識していたのだが、途中から9時間30分切りも可能に思えてきた。それなりにペースアップ。

しかし壬生駅前で渋滞に捕まる。そして石畳

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もうすぐ鹿沼

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見覚えのある場所に出た。森林公園入り口のセブンイレブンだ。

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いつもの登りをだるーくこなし、赤川ダムへ。帰っていく方々とすれちがい。途中で、naderamanさんから電話。既に大分前にゴールされていたようだ。

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そしてゴール。タイムは9時間25分で、9時間半は切れた。自分にしては速いタイムだが、今回は8時間台、7時間台がゾロゾロいる模様。最速の方はなんと6時間40分だとか……

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いちごをいただく。

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今年もよろしくお願いします、ということでスタッフにご挨拶して退散。naderamanさんとpokkyさんの車に合流。1時間ほど前にゴールされていたとのこと。ろまんちっく村の温泉へ。

温泉の脱衣場でinainaさんに遭遇。ひとしきり話し込んでいたら出遅れてしまったので急いで入浴。その後、餃子を食おうということで正嗣の駒生店へ。

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ここはビールがないので自動車組にも最適。ブルベ後ということで餃子3人前とライス大盛り。これで830円は安いなあ。

結局、宇都宮駅まで送って頂いて、naderamanさんには大変お世話になってしまった。感謝御礼。

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帰りの新幹線も桜。

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新幹線乗車し、さっきありつけなかったビールをプシュっと。帰宅の途についたのだった。

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前日とは打って変わったいい天気と追い風、コース上至る所に咲いていた桜や梅を満喫した、久しぶりの快適ブルベだった。アフターブルベも温泉+餃子で大満足。アップダウンも少なく、AJ宇都宮らしくないといえばらしくないかも。これぞ自転車の楽しみ、という感じだったのだが、毎回こうではやっぱり物足りないのかもしれない。あと、今回は春装備で行くべきだった。特にグローブは防風のロングフィンガーしか持って行かなかったので、中が汗だくになってしまった。先週のフレッシュは寒さ対策が不足していたが今回は逆。自転車ウェアの選択はつくづく難しい。

2012-04-07

AJ千葉主催Fleche Japon 2012レポート(チーム奥多摩一家)

フレッシュは昨年の福岡に続き2回目。通常のブルベとは規定が違い、24時間でできるだけ長距離を走る。詳しくはこちらを参照。

前回参加出来なかった@さんと@さんのリベンジが主な目的だったのだが、企画途中で結局お二人とも参加出来なくなってしまい、昨年に引き続き参加の@さん、@さん、そして@さんの4人で出走することとなった。

フレッシュはコースをチーム自身で決める必要がある。今回は小金井さんの発案で奥多摩スタートの北関東半周ルート。自然な流れ?で前日は奥多摩家での前夜祭に…。DNSとはいえ、小金井さんと@さんには大変お世話になった。

金曜夕方の中央線は満員電車輪行袋を持った人間にはかなり厳しい。

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三鷹あたりでやっと人が空き始め、2時間かかって奥多摩に到着。

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既にkazさんとj_tradさんは到着しており、出遅れてしまった。ほんの数百メートルなのでビンディングシューズを履かずに走ったら、途中の激坂でダンシングしたときに足が滑ってしまい落車。やっぱりビンディングに慣れてしまうとペダルが固定されないのは危険だ。よぼよぼと到着。

しばらくビールを頂いているとterraさんも到着。全員で健闘を誓ったのであった。

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さすがに程々で宴会は終了し、翌朝。朝食はひよこ豆カレー、おかわりまでしてしまった。

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出発前に、今回残念ながらDNSだったeijitomさんがお見送りに来て下さった。

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おみやげが

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ビールと

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ハワイ土産のお菓子。お菓子は補給食として頂きました。

今回DNSの方も含めて、チーム全員で記念写真を撮ってスタート地点の奥多摩駅へ移動。

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たまたま居合わせた、terraさんの知り合いの女性自転車集団と遭遇。例によって、どこまで行くんですかと言われて説明に困る。

奥多摩駅の入場券を窓口で買って時刻証明とし、出発。

吉野街道は梅の花が咲いていて人通りが多そうだということで、奥多摩街道の方を行く。

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ガーッと下って青梅でPC1…のはずだったが、なんと予定していたコンビニが無くなっていた。前回の福岡でもPC2で食らったのだが、コースを試走しないフレッシュでは想定される事態ではある。暫く行った先のスーパーマーケットで代用することにした。

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補給食の大福を買って出発。このあたりでなんだか小雨がぽつぽつ来ていたのだが、天気予報は悪くなくそのうち止むだろうということで気にしない。

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しかし雲はどんより…

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今回は僕以外の3人がPBPオフィシャル反射ジャケット着用。


途中でちょっとしたトラブル。kazさんが先行していたj_tradさんと接触し、前輪スポークがゆがんでしまった模様。前輪が少々振れてしまった。

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とりあえず、走行に支障は無さそうなので進む事に。

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埼玉ブルベでよく通る県道30号。ゆうパークおごせの近く。

今回は最短ルートでGPSトラックを引いたため、随所で変な道を通らされることになった。

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小さな川沿いに桜が咲いている。こんな細い道を進んでいったら…

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途中で未舗装路になってしまった。やはり試走しないルートは色々罠がある。仕方ないので引き返して回避。

寄居を過ぎたあたりからいよいよ向かい風がきつく、微妙なアップダウンの連続もありスピードが出ない。信号も多くペース上がらず。僕はずっと後ろに張り付いてコバンザメ状態…。寒がりのterraさんは重ね着。

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上信越道藤岡ICのあたりでPC2。向かい風で全員かなり消耗。

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雨は降らなかったが、まだ空は暗い。

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昼飯をどうしようか、という話になったのだが、既に15時近く、また店のあてもないので、ここでしっかり食べてしまおうということに。疲れていたこともあり、30分位長居してしまった。

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ここから先は進行方向が変わり、またしばらくはフラットなのでかなり楽になった。しかし相変わらず市街地で信号は多い。うーん、やはりブルベのルートはよく考えて作られてるよなあ、というありがたさを実感した。僕は追い風になってやっと先頭を引き始めるという卑怯者。

はしっているうちに空は晴れ、気温が上昇してきた。午後4時になってやっと、という感じではある。

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terraさんは着たり脱いだり忙しそうだった。

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日が大分傾いている。とはいえ、5時半近くでこの明るさだから、日が長くなったものだ。

足利でちょっとした丘とトンネルを一つ通過。下ったところで、50km以上走ってしまったので休憩を入れることにした。

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日はもう沈みかけ。さて、いよいよナイトランの始まりだ。佐野市のあたりだったのでラーメンの看板も見かけたが、夕飯は宇都宮餃子と決めていたのでスルー。

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東武線葛生駅の踏切。かなり暗いが最近のデジカメは画像処理でどうにかしてくれて心強い。

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この後、100m位の登り(最後はかなりきつかった)とトンネルを通過。栃木市に入り、田んぼの中の農道を走らされる。(といっても、自分たちで作ったルートなのだが…)

ふと横を見ると、赤いまん丸の月が出ていてちょっとびっくりした。地表近くなので大きく見える。普段のブルベは一人で走ることが多いのだが、こういう感動を他の人とリアルタイムで共有できるというのも、フレッシュのおもしろさだ。

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デジカメで撮ってみたが、流石に走行中に月を撮るのは無謀だった。

それでもこれくらいは撮れるのだから大したものだ。

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PC3到着。餃子までもうひとがんばり。

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kazさん情報で、PARCOの地下にある餃子のフードコートみたいなところに行こう、ということになり移動。しかし残念ながらラストオーダーが10分前だったという…

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ということで、駅前の宇都宮餃子館にやってきた。僕が宇都宮ブルベで駅前に泊まるとよく来る店。駅前に自転車をとめておくのは少々不安ではあったが。

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ナイトランに備えてガッツリと炭水化物を取るために僕とkazさんは鉄板焼きそばセットに追加餃子、j_tradさんはラーメンセット。terraさんは餃子12個の食べ比べセット。

iPhoneを見ると、楽天トラベルから宿泊1週間前の確認メールが届いていた。そういえば、来週も宇都宮ブルベでここに来るんだなあ、というのを今更ながら思い出し感慨深い。

腹を満たし、根が生えてしまう前に出発。気温がかなり下がってきており寒い。仕方なく出発する、という感じでだるい。

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走り出してほどなく、Edge800の温度計は0℃まで下がった。冷え込むとは聞いていたが、まだ日付も変わっていないのに氷点下とはかなり想定外。それなりに着込んでは来たが、完全真冬装備にしてこなかったのを後悔。

鬼怒川を渡ると市街地から離れ、徐々にいかにもブルベっぽい田舎道になってくる。寒いが信号は少なく、やはりこうでなくては…

と強がってみたもののやはり寒いのは寒い。先頭kazさん、僕が2番目で走っていたら、後ろが遅れてしまっていた。寒いので負荷を上げて体を温めようとしていたら、微妙なアップダウンでペースがずれてしまったようだ。フレッシュではチームは集団走行が基本なので、剛脚でかっとんでいってしまうkazさんと後ろが離れすぎないように牽制。しかし自分も寒い。

そしてやはり、適当に最短ルートで引いてしまったので何カ所か酷いところがあった。

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ほとんど何も写ってないが、また未舗装路になってしまった。仕方なく回避。他にも、ちょっと迂回して国道を行けば平坦なのに酷い激坂を登らされたりとか…

気温は下がり続けて、-4℃。ここまで冷えるとは予想してなかった。

さらに、走行中にサイコン(SC-7900)の電池警告が。まあなんとかなるだろ、と思っていたらあっというまに画面表示が消えてしまった。えー。警告出てから消えるまで早すぎだろう…流石シマノのサイコンは徹底的に駄目だ…。

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途中でコンビニを発見。寒すぎるので休憩に入った。ついでに電池を交換。SC-7900は、CR2450というコンビニどころかそこら辺の電気屋にすら普通には売ってないボタン電池を使うので、予備は常に持ち歩いていたのだ。幸いにもペアリングや各種設定データは消えずに残っていたが、スタートからの距離はリセットされてしまっていた。フレッシュでは総距離が重要なんだが、何故このタイミングで。

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とにかく暖かいものを食う。

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外に出たら、ちょうどブルベの格好をした人が通り過ぎる所だった。声をかけられたので手を振り返したのだが、なんか、僕の名前を呼んでいたような…… 後で実はそれが同じフレッシュを走っていた@さんだった事が発覚。フレッシュでは、同じ時間帯に違うチームが並走しないようにコースと時間を調整するのだが、やはり実際にはしっているとこういうこともある。それが楽しみの一つでもあるのだ。

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気温が氷点下なので、当たり前だがボトルの水も凍結し始めていた。走行中は揺れているからか凍っていなかったのだが。飲み口が凍ってしまい水が飲めない。

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これから先、PC4の10km手前に24時間営業健康ランドがあるはずなので、そこまで行こうという話になった。

しかし、出発して10km進んだ地点で、まさかの24時間営業マクドナルド発見。温泉に入ってしまうと時間を食ってしまうだろうから、ここで仮眠を取る方針に変更。ちょっとヤンキーっぽい連中がいて気になるが、自転車が見える席が確保できたのでよしとする。

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胃にもたれなくて暖かそうなもの、ということでミニパンケーキにした。

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時刻はまだ1時過ぎで、まだ眠くなる時間には早いのだが贅沢は言っていられない。何となく、うたた寝で意識を失ったかどうか、という程度。いつでもどこでも寝られるスキルが欲しい…。

ここで、j_tradさんからバンダナをお借りした。これで頭の寒さが大分楽になった。

残り距離と時間を考えると、余裕を持って2時過ぎには出発した方がいいだろうということで重い腰を上げて出発。気温は相変わらず-4℃、ボトルは凍ったまま。terraさんが本当に寒そうな声で弱音(失礼w)をつぶやいていた。

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またしばらく変なたんぼ道を通り、3時過ぎに東海村のPC4に到着。

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寒いので早々に出発。早く日が出てきてくれ…

ここから先は基本スーパーフラットなのだが、いよいよ眠気であくびが出てきてしまいやばくなってきた。terraさんとj_tradさんも眠気と疲れで遅れ気味?のようだ。kazさん先頭で走る。途中寒さと眠気とトイレで、コンビニ休憩。ガムを買う。

空は明るくなってきたのだが、日の出前が一番寒い。

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はやく太陽出ろ−、とコンビニの駐車場で念じていたら、出た!

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これであとは気温は上がる一方。ということは、眠気がますます厳しくなる…

kazさんが前方に見えなくなり、terraさんにも道を譲り、マイクロスリープが来始めたのでやばいと思い、仮眠することにした。

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といっても、10分位うつむいていただけだが。(terraさん撮影)

鹿島神栖の市街地に入り信号が多くなる。天気は良く気温も順調に上昇。

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このまま何事もなくPC5、のはずだったのだが、いざ着いてみるとキューシートのセブンイレブンの店名と実際の店名が違う。検索すると、本来のPC5の店は数キロ手前にあるらしい。どうやら、ルートラボでルートを作ったときに店の名前を取り違えていた可能性が高い。とはいえ、そんな場所にセブンイレブンは無かったのだが…

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とりあえず、検索で出てきた本来のPC5の店の電話番号にかけてみるが、出ない。到着地点の店の人に聞いてみると、そういう店はこの辺にはない、という。これは多分その店は無くなったということなのだろう、と判断し、到着地点のコンビニを代替PC5とすることに決めた。

あとはナイスプレイスの銚子へ平地を走るだけ。気温が10℃近くなってきたので、防寒装備を脱ぐ。

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雨の千葉ブルベで走った国道124号を通り、銚子大橋を渡る。

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銚子駅前を通り、最終目的地の犬吠埼へ到着。

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シャッターを押してもらい記念写真。

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ここで多少時間調整をし、スタートから24時間である9:40の時刻証明のため、近くの売店で買い物をしてレシートゲット。無事、フレッシュ完走となった。サイコンの距離が各自かなり違っていたため、なんとなく中間っぽいところで377kmの走行距離となった。

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この後、受付場所であるぎょうけい館というホテルまで行き、ブルベシートを11:00までに提出する必要がある(そうしないと認定がもらえない)。といっても犬吠埼から数百メートル。

受付には既に凄い数のランドヌールが集結してきていた。知ってる方も多数。フレッシュは年に一度のブルベの全国大会みたいなものなのかもしれない。

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新潟スタートのチーム若手。吹雪、凍結路面の中を生き延びて来たらしい。

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このほかにも600km以上走ったチームとか、凄いチームがたくさん。我々のコースは全然楽であったのだなあ。

風呂に入り、懇親会へ。

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さすがに凄い人数で、全部のチーム紹介は出来ないのでスポットで紹介されていた。

我々奥多摩一家も、完走を祝って乾杯!

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色々な方と話をして楽しいひとときを過ごした後、重い足を引きずって帰途へ。

酒を飲んだ人が多いので、当然のように最寄りの犬吠駅は大量の輪行者で溢れることとなった。

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2両編成の銚子電鉄にこれが全部載るのか不安になる。

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ほぼ1両独占してしまったが、一応載った。

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そして3時間以上かかって銚子から帰宅したのであった。



今回は、申請コースについて厳密に最短ルートで引いていたため、細い道や交通量の多い道があったり、必要以上に曲がり角が多かった。中には未舗装で通れない道もあった。事前に実走用のルートを用意するつもりだったのだが、それが結局出来ずじまいであった(実走距離が360km以上であり、かつ事前提出距離のプラスマイナス20%以内であれば認定はOK)。また、想定外の寒さで装備が不足してしまった。コース上の飯ポイントもいまいちリサーチ不足。やはりロングライドは事前の準備が重要で、ブルベのルートはそれなりに考えられているのだなあと実感した。

それはそれとして、今回も決起大会という名の宴会や前夜祭も含め、チーム走行イベントを存分に楽しむことが出来た。去年のメンバーに加えkazさんという知り合いも増えた。人と人とのつながりでメンバーが集まり、またネットワークが広がったことに感謝したい。来年あたりは誰かのチームに潜り込んで走るかなあ、とか考えている。