さて、この先が飛竜の巣のようだな。
慎重に行きましょう。竜に立ち向かおうなんて、考えないこと。
いいわねアーサー。
何で名指しなんだよ．．．
．．．よし、開けるぞ。
で、デケェな．．．！
アレの目を盗んでこの広い巣で大きさも分からんタマゴを探す．．．
思ったよりも簡単じゃなさそうだぞ。
とにかく、飛竜を刺激しないように注意して進みましょう
．．．って、ちょっと！
なっ！？ かみなりィ！？
あいつの口ン中どうなってんだよ！
あれがヤツのブレスか。
．．．凄まじいな。
わたしたちが近寄るのを邪魔しようとして、このブレスを吐いているのかしら。
灯心草、タマゴの場所は分かる？
そういえば、タマゴのある場所について書かれたメモをもらったんだったな。
うん？ これ、印がいくつかあるんだけど、どういう意味なの？
．．．多分だけど、そのどこかにタマゴがあるって意味じゃないかしら。
何だよ、完全に特定できてねーのかよ。
今回も骨が折れそうだなぁ．．．
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さて、状況を整理するか。
まず飛竜のタマゴはこの３つのポイントのどれかにある。
飛竜はあの場所から動かないで、こっちに向かってブレスを吐いてくるわ。
一度ブレスを吐くたびに少し休むみたい。
ブレスのラインはしばらく帯電していて、進もうとするとダメージを受けて押し戻されるな。
飛竜が次のブレスを吐けば古いラインは消える。
．．．で、結局どうすりゃいいんだ？
飛竜が向きを変える境目とこの広間の地形を把握して、斜め方向のブレスのあと
全速で飛竜の背後に回るしかないんじゃないか。
それとポイントは真ん中の場所が怪しいと思うわ。
飛竜があの場所から全然動かないし、守ってるように見えるもの。
お、おう．．．
どうやらこの広間は魔物が出ないみたいね。
ボロボロのまま動いても、とりあえずは大丈夫そうよ。行きましょう。
おっ、灯心草！
それが飛竜のタマゴじゃねぇか？
．．．ああ、そのようだ。
入手したぞ。
これで、ミッション達成ね。
戻りましょう。
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おぉー、流石にタダ働きって訳じゃねぇな。
アーサー、僕たちの目的は報酬ではなく執政院の長への目通しだろう。
多忙な中、時間を割いてくれる程度には私たちに興味を持ってくれたみたいね。
第三階層へ何か情報がもらえればいいんだけど。
どうも．．．
？ いい街だと、思いますが。
（．．．何なんだ、今の質問は？）
（．．．ウワサには聞いてたけど、すごい威圧感ね）
（．．．ヴィズル．．．）
．．．どうやら樹海の先への道は、飛竜の横に隠されているらしい。
樹海磁軸も、たしかにその先に存在するそうだ。
飛竜の横？
それで誰もＢ８Ｆから先に進めなかったのね。
あのフロアはまだマトモに探索していないが、
飛竜の巣を避けては通れなかったという訳か。
んじゃ、情報ももらったし探索に戻ろうぜ。
．．．。
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ん？
どうかしたのか、フレドリカ。
あのヴィズルって人．．．見覚えがある気がして。
思い出そうとしてるんだけど．．．
おいおい、顔真っ青だぜ？
ムリすんなって！
ムリなんかじゃないわ．．．
思い出さないと、わたし．．．
ね、フレドリカ。少し休まない？
落ちついて休めば思い出すかもしれないでしょう？
うん．．．
ここからだと酒場が近いな。
とりあえずあそこで休ませよう。
酒場？
まさか、ラクーナ．．．
いや、流石にこの状況で飲む口実はつくらないわよ！
失礼ね！
