UbuntuにRをインストールする

端末から実行

sudo gedit /etc/apt/sources.list

Geditが起動したらテキストの最終行に下記の一行を追加する。

deb http://cran.ism.ac.jp/bin/linux/ubuntu trusty/

青文字の部分はUbuntuのバージョン名で、対応は下記のとおり。

12.04:precise
14.04:trusty
15.04:vivid
15.10:wily
16.04:xenial

保存してGeditを閉じたら再び端末から実行

gpg --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-key E084DAB9
gpg -a --export E084DAB9 | sudo apt-key add -
sudo apt-get update
sudo apt-get install r-base
sudo apt-get install r-base-dev
sudo apt-get install r-cran-*

Rを起動する際は端末にRと入力する。

Ubuntu 15.10にUbuntu Japanese Teamのパッケージレポジトリを追加する

端末から実行

wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/wily.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

また、日本語入力ができない場合は、

端末から実行

sudo apt-get install fcitx-mozc

システム設定言語サポートを開き、
入力メソッドをFcitxに変更する。

再起動すれば、日本語入力も行えるようになります。

ここではIMEMozcとしていますが、Anthyを使うのであれば、
fcitx-mozcの代わりにfcitx-anthyをインストールしてください。

Ubuntuのホームディレクトリ内のディレクトリ名を英語に変える

端末から実行

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

実行するとダイアログが表示されるにで、Update Namesを選択する。

なお、ディレクトリ内にファイルが残っている場合は古い日本語名のディレクトリが残るので、事前にUSBメモリ等に回避しておく。

Ubuntu 15.04にUbuntu Japanese Teamのパッケージレポジトリを追加し、Fcitxをインストールする

端末から実行

wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/vivid.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install fcitx-mozc

システム設定言語サポートを開き、
入力メソッドをFcitxに変更する。

再起動すれば、日本語入力も行えるようになります。

ここではIMEMozcとしていますが、Anthyを使うのであれば、
fcitx-mozcの代わりにfcitx-anthyをインストールしてください。

Ubuntu 15.04とその公式派生ディストリの変更点

Ubuntu 15.04とその公式派生ディストリを実際に使ってみて気付いた変更点をまとめてみました。


Ubuntu 15.04
システム設定のテキスト入力からFcitxの設定が行えるようになりました。
今まではUbuntu Japanese Team謹製のim-setup-helperでFcitxをデフォルトにする設定を行っていましたが、このバージョンからはシステム設定から行えるようになりました。
また、Fcitxに関するパッケージがmainのリポジトリに導入されたので、Fcitxの導入自体も容易になりました。
詳しくはこちらを参照してみてください。
第370回 Ubuntu 15.04と日本語入力:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社


Kubuntu 15.04
デスクトップ環境のバージョンがKDE 5.0になりました。
実際には使っていないのでどのように変化したかまでは分かりません。


Xubuntu 15.04
デスクトップ環境のバージョンがXfce 4.12になりました。
今のところXfce 4.10と比べてどこが変化したのかは分かりませんが、軽くて安定しています。
デスクトップ環境よりUbuntu 15.04そのものの影響かもしれませんが、14.04 LTSより軽くなったと感じます。


Lubuntu 15.04
このバージョンでは日本語でのライブ起動ができません。
これはUbuntu初心者が使う上で致命的な問題になりかねません。
ただ、XPの置き換え用としてはサポート期間的に14.04 LTSのほうが適しているので、あまり影響はないかもしれません。


Ubuntu GNOME 15.04
今のところ変化は感じていません。
Xubuntu同様14.10以前に比べて軽くなった気がしますが、Xubuntuほどの差はありません。


Ubuntu MATE
非公式派生ディストリだった頃のUbuntu MATEを知らないのですが、今の所安定していて完成度は高いと思います。
少なくともXubuntu 14.04 LTSよりかは軽いと思います。
ただ、Ubuntu 11.04以前で使われていたGNOME 2とMATEは微妙に異なる点があるので、Vine Linux等で未だにGNOME 2をメインに使っている人は少し気になるかもしれません。


以上が私が実際に使った気になった点です。

Kubuntu以外は実際に試したのですが、15.04は見えない所の仕様変更が多いと思います。

なかなか完成度は高いのですが、見た目の変化が小さいので人によっては変わり映えが少ないと感じるかもしれません。

Debian 8.0

予定通り25日にリリースされました。
Debian -- News -- Debian 8 "Jessie" released

今回は久しぶりのメジャーアップグレードです。

なお、今回からAMD64版ではUEFIをサポートするようになりました。

Ubuntu 15.04

予定通り4月23日にリリースされたようです。
Ubuntu 15.04 (Vivid Vervet) released

今回のリリースは非LTS版なので、2016年1月までの9ヶ月間サポートです。

また、今回のリリースからUbuntu MATEが公式フレーバーになりました。
Ubuntu MATEの初版は14.10なので半年弱で公式フレーバーになったということです。
まあ、MATEが公式リポジトリにも登録されたので無理はありません。

おおまかな概要はこちらを参照してください。
2015年4月24日号 Ubuntu 15.04 “Vivid Vervet”のリリース・Debian 8“Jessie”のリリースとリリースパーティー・UWN#413:Ubuntu Weekly Topics|gihyo.jp … 技術評論社

Ubuntuと公式派生ディストリのISOイメージのダウンロードはこちらから。

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AMD64

Kubuntu_i386

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Ubuntu_Studio_i386

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日本語化については後日。