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とんかりり

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11-10-08

[]京都市美術館 フェルメールからラブレター

 開館30分前に着く。やはり行列だったけれども、真っ先にフェルメール部屋に向かえば、間近でじっくり見れた。

 やっぱり青衣の女が一番。大きな空白が効いてる。そして女の人がうつむいてる分、内側にこもっていく祈りみたいな力がある。

 自分とそう変わらない年齢でこれを描いたと思うと感慨深い。

[]京都市美術館 ワシントンナショナルギャラリー

 この展覧会の存在を忘れてて、なんとなしに入ってから、気づく。印象派ってことはいとしのセザンヌがあるかもしれない!

 そして最後から2番目の部屋が、セザンヌの部屋だった。年代別に並んでて、晩年ほど、いい。

 セザンヌが魅せたいようにいがむモノたち。机は遠近法無視。影もごてっと適当に塗ったように見える。でも、一個一個のモノが楽しそう。描いているセザンヌさんも楽しそう。

 そしてトレードマークの塗り残し。偶然できた塗り残しを見て「これはいい塗り残し!このまま残すしかない!」と思える力。そして最後まで塗り残し切る強さ。

 小さい子にはスーラ大人気。分かる。

[]京都府京都文化博物館 帰ってきた江戸絵画 ギッターコレクション

 やっぱり酒井抱一。

 この前の日曜美術館で、この人がなぜ浮世絵を描かなかったのか(武家出身で浮世絵を描くことを禁じられ、茫然としていた時、琳派を発見。これだ!と私淑した)が分かってすっきりした。

 弟子鈴木其一さんも、絵は似てるんだけど、空間構成の大胆さはやっぱり抱一。

 それに続く神坂雪佳、なんとなく江戸時代の人だと思っていたけれど、終戦2年前まで生きており、琳派に私淑した図案家というポジションだったと知って、驚くと同時に納得した。

 リビングに置いた抱一の掛け軸三幅を前にインタビューに答えるギッターさんに嫉妬。 来週、千葉市美術館の史上最大の酒井抱一展にも行ってくる予定。細見美術館にも巡回するらしいけど、向こうのほうが大きいらしいので。まあ、細見美術館はグッズ作りが素晴らしいのでそちらも行きたい。


 2階の博物館の常設展示はさすが福井の博物館とは違って奥深い。「京都の繁華街の移り変わり地図」や「絵巻で読み解く市中の様子 平安→鎌倉→室町→江戸」の映像とかが。最近「全国アホバカ分布考」を読んだ所だったので、明治まで(江戸時代も、江戸は武家人口が多かったから、町民人口では京都が1位だった)流行語の発信地だった=文化の中心だった京都の底力を感じた。


 大正時代に建てられたサクラビル、3Fのビーズのidola隣にできた、毛糸屋さん「アブリル」。見たこともない糸ばかり。編みぐるみ?教室開催中、即席指編み教室も開催中、そして人、人、と活気あふれてた。指編みは(私の苦手な)棒針編みを指でできるやり方だそうで魅力的。しかも、作品がかわいいい! http://www.avril-kyoto.com/shop/kit_details.php?prdct_code=AR002 まあ、材料費で軽く5000円は超えそうだけれども。でも、いつか作ってしまいそうだ。

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