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素研管理人の雑録 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2004-05-21 (Fri.) 俺はルパンだぞ。

「Quick Japan」Vol.54(ISBN:487233857X)。

NAKAさんの処で知ったのでbk1でポイントを使って購入。金がない。総力特集は「ハルカリ」だが、他に「ライトノベル大特集」が組まれており、「冲方丁インタビュー」とか「冲方丁×乙一が選ぶライトノベル必読書100冊」とか「ライトノベル完全マップ」なんて企画が読める。「ライトノベル」と言えば最近のご多分に漏れず新井素子の名前が随所に登場している。

ライトノベル変遷史」(文・米光一成)のP.102。

また新井素子がデビューしたのも七七年だ。地の文で読者に向かって自己紹介をする〈友達に語りかけているような文体〉を駆使した新井素子のスタイルは、少女向け文庫の大きな柱となる。

同じくP.103。

八八年にデビューした吉本ばななの小説は、新井素子が生み出した文体の流れを感じさせた。

ライトノベル完全マップ」(作成・米光一成)のP.105。マップ中に歴史的ターニングポイントとなった事例を「爆弾投下」という表現で配置してある。

地の文も友達に語りかけるように描く新井素子の「えっと……あたし」爆弾投下

上記は文体面でのアプローチ。

次に作品面でのアプローチとして、「冲方丁×乙一が選ぶライトノベル必読書100冊」のP.116でハヤカワ文庫ライトノベルという文脈から『今はもういないあたしへ…』を冲方丁が挙げている。

ハヤカワ文庫JAでは、神林長平さんの『七胴落とし』、新井素子さんの『今はもういないあたしへ…』が印象に残っています。

しかし、ここはできれば『・・・・・絶句』を挙げて欲しかったところである。絶版で手に入らないから仕方がないのだが。

些細なつっこみ。

新井素子とは全然関係ないんだが、気になったことを二つ。

上記対談中での事実誤認を指摘しておこう。

冲方 〈ソノラマ〉は伝奇系、オカルト系のハシリですね。菊地秀行さんの『トレジャーハンター』シリーズはこのレーベルです。ある日突然、宝探しに目覚めた高校生が主人公なんだけど、ついでに特殊能力まで目覚めるという設定は、今考えると調子が良すぎます(笑)。

トレジャーハンター』シリーズってのはタイトルに「エイリアン」がつく一連のシリーズのことである。主人公はトレジャーハンティングを生業とし莫大な富を成した八頭家の第?代当主である高校生の八頭大で、有り余る金の力にものを言わせて揃えた最新兵装と超人的な体術を駆使して数々の冒険に挑む、という物語だった筈。冲方丁の記憶違いだと思われる。

もう一つ、P.106,107の「主要ライトノベルレーベル編集者大アンケート」に集英社の「スーパーダッシュ文庫」と「コバルト文庫」がなかったのは大人の事情なんでしょうか。

これは読んだ。

ライトノベル必読書100冊」の中で俺が読んだことがあるものを数えてみた。いいかげん暇である。

  1. 002 『グイン・サーガ』(栗本薫ハヤカワ文庫JA)
  2. 010 『天使のたまご』(押井守天野喜孝アニメージュ文庫)
  3. 011 『未来放浪ガルディーン』(火浦功角川スニーカー文庫
  4. 014 『トレジャーハンター』シリーズ(菊地秀行ソノラマ文庫
  5. 015 『キマイラ吼』シリーズ(夢枕獏ソノラマ文庫
  6. 016 『吸血鬼ハンター"D"』シリーズ(菊地秀行ソノラマ文庫
  7. 017 『創竜伝』(田中芳樹講談社文庫
  8. 048 『ブギーポップ・イン・ザ・ミラー』(上遠野浩平電撃文庫
  9. 057 『十二国記』(小野不由美講談社X文庫ホワイトハート)
  10. 062 『時の果てのフェブラリー』(山本弘徳間デュアル文庫
  11. 073 『機神兵団』(山田正紀ハルキ文庫
  12. 097 『七胴落とし』(神林長平ハヤカワ文庫JA)
  13. 098 『今はもういないあたしへ…』(新井素子ハヤカワ文庫JA)
  14. 099 『ダーティペア』シリーズ(高千穂遙ハヤカワ文庫JA)

もっと少ないかと思ったら14%の読書率である。『七胴落とし』が含まれるとわライトノベルも奥が深い。

シリーズものは途中で読むのを止めたのもある。『トレジャーハンター』と『吸血鬼ハンター』はもう読んでいない。『創竜伝』は大学の時同じ学科の奴に5巻くらいまで借りて読んだのだが、馬鹿を登場させて主要登場人物の頭をよく見せるという田中節が『銀英伝』よりもしつこく出てきてうんざりしたので読むのを止めた。『キマイラ』は続きを読みたいのは山々だが続きが出ない。

『天才バカボン』実写映画化。

と29ページの板尾創路のコラムに書いてあるのだが、これってネタだよな!?

監督がテリー伊藤でバカボンのパパが田中邦衛に決まったそうだ。ママが黒木瞳ってのは絶妙の配役である。20年前なら吉永小百合にやってもらいたかったところだ。この配役なら見てみたいな〜。

ちなみに実写版『ルパン三世』の『念力珍作戦』でルパン役を演じたのは田中邦衛でなく目黒裕樹であって、田中邦衛は次元大介役で出演していたのであった。

おとなり日記。

おとなり日記」機能が復活したんだそうで、日付を含んだURLからこの日記へ来ると下段にキーワードの重複率の高い日記が表示されるとのこと。「おとなり日記」て知らなかったんだけど、こういう機能もはてなにはあったんだなあ。おもしろい。しかし、この人のおとなりには住みたくないっていう日記が表示されるのはあまり嬉しくない。リファが削除できるなら、「おとなり日記」でも表示させたくない日記を指定できてもいいような気がするんだが、どんなもんでしょうか。>id:hatenadiary

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