『もいちどあなたにあいたいな』発売まであと2日。

とタイトルには書いたが、東京近郊では既に購入された方もおられるようだ。うらやましすぎる。
主要なオンライン書店でも既に販売が始まっている。(amazonはまだ)
うちの店では、今までの例からして出版社が告知した発売日に入荷するのではないかと思われる。
早く読みたい。

明日のために その二「服装」

76kgあった体重が63kgまで落ちたため、それまで履いていた仕事用ジーンズがブカブカになってしまった。今まではベルトの根元を6cm切りつめて腰で止めていた。ジーンズの裾を引きずる様が我ながらみっともないと思いつつも、まだ体重が落ちるかも知れないからここで買うのはもったいないと思って放置していたのである。しかしまあこの際だからとユニクロで1990円の尻が何とか収まるサイズのジーンズを購入してみた。ついでにくたびれ果てていたスニーカーに替えて新しいのを下ろす。それらを装着して仕事をしたらば、すごい、体が軽く動きやすいことこの上ない。まるで大リーグボール養成ギブスを外した星飛雄馬の如し。消える魔球を投げられる日も近いかも知れない。
相変わらず服には金をかけないしかけるつもりもないんだが、日常生活における服装の重要性を再発見した次第である。外出用の靴をもう一足買おうかなあ。

小田雅久仁『増大派に告ぐ』。

第21回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。この賞の大賞受賞作品は『後宮小説』しか読んだことがないので傾向は知らないのだが異様な小説だった。読んでる間中胸が痛みまくって最後の方は泣きたくて仕方がなくなったのは、たぶん俺が彼らと同じように人に対して負い目を感じながら生きている卑怯者だからなんではないかと思う。心当たりがありすぎて嫌になる。だから素直に面白かったとは言わないのだが、物語に引きずり込んで飽きさせずに最後まで読ませるパワーが凄く、ここまでマイナス方向に感情を揺さぶられた作品はあんまりない。

増大派に告ぐ

増大派に告ぐ