2014年2月の読書メーター(まとめ)

読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3496ページ
http://book.akahoshitakuya.com/u/153604/matome?invite_id=153604

鬼灯の冷徹 (13) (モーニングKC)

座敷童子ちゃん達が相変わらず不気味かわいい。微妙なふくれっ面が最高。
読了日:2月28日 著者:江口夏実

鬼灯の冷徹(13) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(13) (モーニング KC)

九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)

で↓に続けて一気に読んでしまった訳である。九井諒子に浸食された、と感じた。作品がどれもみな何か心に食い込んでくる成分を含んでいる。それは可笑しさだったり懐かしさだったり悲しみだったりちょっとした怒りだったりするんだけれども、それらが不快でなくすすっと染み込んでくる。うむぅいいなあこれは。
読了日:2月23日 著者:九井諒子

九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)

九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (ビームコミックス)

竜の学校は山の上 九井諒子作品集

『ひきだしにテラリウム』がすごくよかったので読んでみた。現実離れしていないファンタジーという不思議な作風で絵も硬軟取り混ぜて読んで楽しい見て楽しいったらありゃしない作品集。2011年4月11日初版発行、2013年3月27日11刷発行。ロングセラーであります。「この才能は、ここから始まった!!」と帯に書きたくなった担当者の気持ちがよく判る。これみんな読めよと声を大にして言いたい。いやもう人気作家さんですけれどもまだ読んでない人はぜひ読んでみて。
読了日:2月23日 著者:九井諒子

竜の学校は山の上 九井諒子作品集

竜の学校は山の上 九井諒子作品集

あしがる (2) (カドカワコミックスA)

おおなるほどそういう方向か。思ってたよりもまともにサッカー漫画なのね。まだまだ面白くなりそう。このノリ好きだわ。でなんかライバルキャラが登場していきなり試合やるみたいな流れなんだけどまだ部員数足りないのにどうすんだろう。関連作『ササメケ』と『ササナキ』を読んでみたい。
読了日:2月22日 著者:ゴツボ×リュウジ

レッド (8) (イブニングKCDX)

始まった。空虚な言葉にまみれた闘争という名目の革命ごっこでも人は死ぬ。
「馬鹿馬鹿しいと思うなよ やってる本人大真面目 見ているあんたはどっちらけ」と昔関根勤が歌っていたな。
読了日:2月21日 著者:山本直樹

バビル2世ザ・リターナー (9) (ヤングチャンピオンコミックス)

「あの男が目覚める」とかもったいぶって言ってるけどあの男て誰だよとか思ってたらこの人でしたかと吃驚仰天。これ『バビル2世』だよねとか思わず確認してしまった。いやあそうかこう来るのか。ちょっと予想の範囲を超えた。3対6の闘いが始まるんだろうか。
読了日:2月20日 著者:横山光輝

縫製人間ヌイグルマー (角川文庫)

あとがきでオーケンが「ノンストップバトルぬいぐるみノベル」と書いてるがまさにまさにそんな感じでこの後どうなってしまうんだと息つく暇もなく次々にページをめくってしまったという感じ。ハチャメチャだが熱くて泣ける物語。面白かった。続編出してよ〜。
映画『ヌイグルマーZ』とは共通した設定もあるんだけれども話は全く違うので、映画を見る前に読み終わらせなくてよかったと思った。奇しくも文庫版は角川から出ているので「読んでから見るか、見てから読むか」という問いには「見てから読んだ方がいいと思います」と答えたい。
読了日:2月20日 著者:大槻ケンヂ

夢見村にて 妖怪ハンター 稗田の生徒たち (1) (ヤングジャンプコミックス)

タイトルの通り主人公は稗田礼二郎ではなくその教え子である天木薫。妹ちゃんも登場。夢の話は頭がくらくらする。稗田先生もちょこっと登場するが最初のシーンで「反則」と思ったのは俺だけではあるまい。稗田ものでない中編「悪魚の海」(前・後編)も収録。
読了日:2月19日 著者:諸星大二郎

KIMURA VOL.2 〜木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

ノンフィクション大作『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』を原作とするコミックの第2巻(コミックスは0巻から)。連載は『週刊大衆』。木村政彦を主人公にした半生記となっているので原作を読んだ人が読むと尚さら面白いと思う。で、相変わらず面白い。戦前は関東や関西、中部圏の有力者が尚武の気風を好んで五高や七高に息子を送りこんだ、らしい。そうなのか。

読了日:2月19日 著者:原田久仁信

茶柱倶楽部 (5) (芳文社コミックス)

待望の第5巻。川根お茶娘の全国お茶巡りツアーは九州へ。今回の旅でもまたお茶が人の心をほぐし人と人の絆を繋ぐ。各地の風景の中にある時は溶け込んである時は意外な形で煎れられる様々なお茶が本当においしそう。静岡のお茶も出てくるよ。巻末には登場したお茶が買えるお茶屋さんリストも。
読了日:2月17日 著者:青木幸子

茶柱倶楽部 5 (芳文社コミックス)

茶柱倶楽部 5 (芳文社コミックス)

たいようのいえ (10) (デザートKC)

お父さんがどんな風にめんどくさいかというのがなんとなく判ってきた。性格は変わんなさそうだけど、周囲の理解とともにこのまま雪解けへと向かうのか。判ってきたと言えば杉本さんの壊れっぷり。三次元の男いらないんじゃ。あと大樹にこの先何かいいことがありますように。
読了日:2月17日 著者:タアモ

たいようのいえ(10) (KC デザート)

たいようのいえ(10) (KC デザート)

J2白書2013

J2にお世話になるので予習のつもりで読んでみたが、各クラブの1年間が凝縮された内容は想像以上の濃度でそれぞれにドラマがあって面白く、J2日記の最後の方なんて他チームのことなのに涙が出て来るほどだった。この本は素晴らしい。毎年読んでもいいかも知れない。次の『J2白書』には磐田が登場するんだなと思ったらうれしいような悔しいような複雑な感情が渦巻く訳であるが。とりあえずJ'sGOALの「J2日記」はこまめにチェックしようと思った。
読了日:2月9日 著者:J’sGOALJ2ライター班

J2白書〈2013〉

J2白書〈2013〉

不沈アタッカー (5) (ヤングマガジンKC)

完結。変にまとめたりしないで物語の途中でがしゃんと幕を下ろす潔い終わり方ではあるが、それだけに「この続きを読みたい」という気持ちも抑え難いのである。大好きだっただけに残念としか言いようがない。次回作も期待する。ぜひまた熱い熱い物語を!
読了日:2月6日 著者:粂田晃宏

不沈アタッカー(5)<完> (ヤンマガKCスペシャル)

不沈アタッカー(5)<完> (ヤンマガKCスペシャル)

ワールドトリガー (4) (ジャンプコミックス)

迅さんかっこいい〜。さすが実力派エリート。
コラボのぼんち揚げはローソンで売っていた。
読了日:2月6日 著者:葦原大介

ひきだしにテラリウム

33篇のショートショートが収録された作品集。SFとか民話とかコメディとか心理劇とかいろんな話が満載。話によって微妙に絵柄も変わってたりする。声上げて笑ったり「やられた!」と臍をかんだり、これむやみに楽しい。癖になる。他の本も読んでみる。
読了日:2月2日 著者:九井諒子

ひきだしにテラリウム

ひきだしにテラリウム

白暮のクロニクル (1) (ビッグコミックス)

ゆうきまさみの漫画を買ったのは『ぱろでぃわぁるど』以来? 『アッセンブル・インサート』は買ったっけ? とかそんな感じなんだが、独特の軽妙な感じは健在。次巻も買ってみようか。
読了日:2月2日 著者:ゆうきまさみ

おれは直角〈新装版〉 (5) (ビッグコミックススペシャル)

照正くんの「スポーツン」がやたらとおかしかった。ラグビーボールをタコ殴りとか(笑)。物語は収拾がつかなくなってきたようにも思えるがこれからラストにかけて大きなうねりが来るのだろうか。新装版もいよいよ次が最終巻。2月末発売予定。
読了日:2月2日 著者:小山ゆう

犬とハサミは使いよう (8) (ファミ通文庫)

相変わらず面白い。九郎さんのくちばしがどの程度まで佑斗の頭に突き刺さっていたのかがビジュアル的に気になる。ラストシーンはこれから起こり得る事態を暗示しているのだろうか。その時和人は、霧姫はどうなるのだろうか。怖いけど楽しみ。次巻は春頃発売とのこと。熱烈に待つ。
作家と読者の関係についての考察は同じようなことを思ったことがある。それで作家さんが変わってしまうことを恐れるとか一読者として僭越だ。作家さんは日々色々なものを吸収して変わり続けているんだから読者としてはそれも踏まえてひたすら読まねばとか思った。
馴れ合うのも嫌だしかと言って無視されるのも寂しいし、と、この辺りファンサイトの中の人としてはけっこう考えたりしたです。作家と読者として緊張感のある関係を(一方的にだけど)保っていたいというのはある。
読了日:2月2日 著者:更伊俊介