akehyon-diary

2007-12-02

[]なんにもないところから芸術がはじまる

椹木野衣氏の現代美術評論。月刊『新潮』連載の「文化の震度」をまとめたもの。氏の評論には教えられるところが多い。飴屋法水による、24日間狭い暗箱の中に閉じこもるというパフォーマンス。「ワラッテイイトモ、」でキリンアートアワードを受賞した「K.K]の異様な新作。ウィーンの街中に屹立する、コンクリート製の巨塊「フラクトルゥム」。こうした作品を論じることで、現代美術の置かれたコンテクストや困難が見えてくる。

なんにもないところから芸術がはじまる

[]地理から見えてくる「日本」のすがた

河合塾講師の編集による本だが、受験参考書ではない。自然・産業・交通・文化などから選ばれた100のテーマの中には、「自然災害と地域づくり」「天気予報の地域区分」「鉄道日本一周早回り」「日本の遊里」「全国ラーメンマップ」など、いわゆる学校の地理では扱わないようなものも多く含まれており、飽きさせない。巻末の資料も豊富で、「国立銀行本店所在地一覧」「国道ナンバリング一覧」「全国の××富士一覧」などが付いている。

地理から見えてくる「日本」のすがた

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