akehyon-diary

2010-03-22

[]使わない部首

たいていの漢和辞典は、康煕事典にならって、部首漢字を検索する。部首はいわば、漢字グループ分けだ。「くさかんむり」とか「さんずい」とか「にんべん」といった代表的な部首には、数百の漢字(諸橋なら数千だろうか)が属している。

しかし、中にはほとんど使わない部首もある。

私が、実際に使ったことのない部首は「」(やく)。笛という意味象形文字。この文字を、音符として含む字は、たとえば「鑰」(かぎ)などいくつか知っていたが、これを部首にいただく字は、例えば大きな漢和辞典には、「」とか、「龠虒」(一字と思ってください)が出ているが、使ったことがない。

」(チ、ぬいとり)という部首も使ったことがない。「」「」という2字が出ていて、「黼黻」で、ぬいとりのある天子の衣服、転じて美しい文章、のことだそうだ。

もったいないから今度使ってみるか。君の文章は黼黻のようだ、とか言えばいいのだろうか。

[]未来志向 10年後を見抜く「統計力」

前著「不透明な時代を見抜く「統計思考力」』の続編という色彩が強い。人口統計や労働統計から、現状および今後を予測するものだが、私が最も納得したのは、地震を扱った第6章。東大地震研究所による、今後30年に首都圏直下型地震が起きる確率が70パーセントという高めの予測を、確率論に基づいて批判していく道筋はスリリングで面白い

未来思考 10年先を読む「統計力」

[]キンドルの衝撃

アマゾンが売り出した電子書籍端末「キンドル」は、すでに米国の読者には広く受け入れられており、その影響も大きい。著者はAP通信記者やTIME誌の特派員などを務めたことのある在米ジャーナリストで、特に新聞社などに与えたインパクトを中心に取材している。他の本でも読んだが、米国新聞社のリストラや危機感は深刻だ。ハースト系のベンチャー企業の生み出した「スキッフ」や、ソニーの「リーダー」など、他の電子情報端末についても触れられている。

キンドルの衝撃

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