2010-03-22
■[漢字]使わない部首
たいていの漢和辞典は、康煕事典にならって、部首で漢字を検索する。部首はいわば、漢字のグループ分けだ。「くさかんむり」とか「さんずい」とか「にんべん」といった代表的な部首には、数百の漢字(諸橋なら数千だろうか)が属している。
しかし、中にはほとんど使わない部首もある。
私が、実際に使ったことのない部首は「龠」(やく)。笛という意味の象形文字。この文字を、音符として含む字は、たとえば「鑰」(かぎ)などいくつか知っていたが、これを部首にいただく字は、例えば大きな漢和辞典には、「龡」とか、「龠虒」(一字と思ってください)が出ているが、使ったことがない。
「黹」(チ、ぬいとり)という部首も使ったことがない。「黻」「黼」という2字が出ていて、「黼黻」で、ぬいとりのある天子の衣服、転じて美しい文章、のことだそうだ。
もったいないから今度使ってみるか。君の文章は黼黻のようだ、とか言えばいいのだろうか。
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