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2009-05-10

ポータブル版msysgit(Git on Windows) 1.6.3のインストール

| 13:59 | ポータブル版msysgit(Git on Windows) 1.6.3のインストールを含むブックマーク ポータブル版msysgit(Git on Windows) 1.6.3のインストールのブックマークコメント

ポータブル版msysgitが更新されていました。この日記でも紹介した以下の内容が古くなってしまいました。

改めて、最新版でのインストール手順を記しておきたいと思います。


準備

ポータブル版msysgitを msysgit - Git for Windows - Google Project Hosting から最新版をダウンロードします。この日記を書いている時点での最新版は、PortableGit-1.6.3-preview20090507.7zでした。

さらに、日本語対応に必要なコマンドをダウンロードします。


インストール

ダウンロードしたPortableGit-1.6.3-preview20090507.7zファイルをインストール先フォルダに解凍します。ファイルの拡張子からわかるように、7z(セブンゼット)形式で圧縮されています。7z形式に対応した解凍ソフトを使って解凍してください。

私は、USB HDDの\PortableApps\Gitに展開しました。

lessとnkfは、それぞれless.exe、nkf.exeをmsysgitインストール先のbinフォルダに展開します。lessはすでに存在するため、上書きします。香り屋版vimは、msysgitとは別に単独で利用できるため、msysgitとは別のフォルダに展開します。私の場合は、E:\PortableApps\vim72-kaoriya-w32jに展開しました。


設定

git-bash.batファイルの修正

msysgitをインストールしたフォルダにあるgit-bash.batに、以下の3行を追加します。追加する位置は、ファイルの先頭から「rem」で始まる行が連続していますが、その行が途切れたあたりでよいでしょう。

set PATH=%~d0\PortableApps\vim72-kaoriya-w32j;%PATH%
set HOME=%~d0\home\aki-s
cd %HOME%

PATH環境変数やHOME環境変数に設定している内容は、ご自分の環境に合わせて適切に変更してください。「%~d0」は、お使いのUSBメモリUSB HDDのドライブレターに置き換わるため、変更しないでください。


inputrcの作成

msysgitインストール先のetcフォルダに、inputrcというファイルを以下の内容で作成します。

set convert-meta off
set meta-flag on
set output-meta on
set kanji-code utf-8

profileにGIT_EDITORとGIT_PAGER環境変数を追加

inputrcファイルを作成したetcフォルダにあるprofileファイルに以下の内容を追加します。

export GIT_EDITOR=gvim
export GIT_PAGER="nkf -s | less"

使い方

設定で修正したgit-bash.batを実行して、コマンドプロンプトを開いてください。gitコマンドでの作業は、すべてこのコマンドプロンプト上で行ってください。

なお、コミット時のメッセージは、コマンドライン上で入力するのではなく、エディタを使って文字コードUTF-8で入力するようにしてください。参考までに、vimUTF-8を扱う際の_vimrcの設定を紹介しておきます。

"---------------------------------------------------------------------------
" 日本語に関する設定:
set enc=utf-8                      " 表示用の文字コード
set fenc=utf-8                     " 保存時の文字コード
set fencs=ucs_bom,utf-8,ios-2022-jp,euc-jp,cp932,utf-16,utf-16le " 文字コード自動判別候補