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こちらデイサービスセンター

2018-10-10

今週のお題「運動会」施設での運動会

今週のお題「運動会」年齢を重ね、暑さ寒さを避けて快適に暮らせるようになった高齢者には、季節の感覚が薄れてくるらしい。夏でもセーターや、肌寒いと厚いジャケットを羽織ろうとする。

 春には花見に出かけ、夏には祭りや花火、そして秋の行事と言えば運動会となる。

 施設の中で、午後のレクリエーションの1時間程で楽しんでもらえる催しを考える。運動会と言えば、玉入れ、パン食い競争、障害物競走

 玉は前もって利用者に作ってもらい、一緒に投げる。動ける利用者ばかりではないので、職員がかごを背負ってフロア内を移動。相手チームの前は猛ダッシュする。


 パン食い競争は「手を使っちゃダメ」と何度言っても必ず手が出る。他の皆が指さして「あー」と声が出る。なのに自分の時には手が出る。職員も参加。口に入りそうになると仕掛け人がちょこっとパンを引っ張ったりする。

 障害物競走は歩ける利用者がスタート直後のメモを見て、そこに書いてある利用者観客席のだれかの帽子や応援うちわ等を借りてゴールを目指す。アンカーを務める職員はメモでなくステテコや腹巻き等、置いてある衣装の中から相手と争いながら着てフロア内を走り、皆さんに声援をいただく。

 ポイントは、見てもやってもいいが、参加してもらうこと。

 そして笑ってもらうこと。

 毎年案を練り、準備におおわらわだが、

「今日は面白かった。あんた達大変じゃったね。」

と笑う利用者の言葉に救われる。


 ・・・デイサービスではそうしていた。

 今の施設では地域の運動会に職員数人が準備や当日参加している。

 入居者とはテレビで運動会の様子を見ながら

「今日は体育の日だって。」

と話しても10月8日ではピンと来ない様子。


 現実問題、日中職員が2〜3人しかいない状況で、行事をするのは難しい。

 介護現場でも楽しみは必要だ。

 入居者には「今日もいい日だった」と思って寝てほしい。

 分かってはいるが、日常生活だけで職員はいつも手一杯でフル稼働している。

 人手が欲しい。

 介護に関する資格を持つ人はたくさんいるだろうに、何故か常に人手不足に悩まされている。

 

 

 

 

 

 

 

2018-09-18

5年ぶりの帰省

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」

 夜勤明け、自宅から職場へ主人に迎えに来てもらい、その足で主人の実家へ車を走らせた。私は後部座席で寝たり起きたりしながら走行位置を把握していた。運転が6時間を過ぎて、さすがに疲れたらしい主人に代わり、夕方になってようやく頭も体も目も覚めた私が運転した。

 

 家を出て10時間になる頃到着。

 不思議な事に、手前の角を曲がって実家が見えてきた時、舅が歩いて出てきて「ここに停めろ」と手を振った。「そろそろ着く頃と思って出てみた」と言うから驚いた。

 車を降りるなり、「ご無沙汰してます。」から挨拶が始まった。

 「1週間くらい居なさいよ」と言ってくれて有難いのだが、今回は3泊4日。4日目はまたロングドライブで帰る事になる。

 職場の管理者に1週間くらい休みが欲しいと願い出たのだが、「…3日かな」って。で、最大限休みを有効利用するために、夜勤明けGo!となる訳だ。

 家の中で娘が待っていた。姑に線香をあげてから、

 「じゃ、飯食いに行こうか。」

 そう言って当たり前のように舅の車に乗り込むが、ハンドルを握るこの舅、82歳。

 大人4人で釜飯定食食べて、支払いも舅、82歳。

 驚くなかれ、我が家ではこの舅が一番お金持ちなのだ。

 

 「みんなでトランプやりたい」という娘の希望で、3人がやり始めた。ポンとかチーとかいうのは私は分からない。見ていても早すぎて頭と目が追い付かないのに、82歳の舅は50歳の息子と22歳の孫娘と対等にすごいスピードでトランプをする。

 翌日、「ちょっとジム行ってくるわ」と舅は出かけていった。夜、テレビの音楽番組で最近流行りの若いグループが踊って歌うのに合わせて踊り始めた。「この曲、ジムでよくかかるんだ。こういう振り付け」と言って踊ってみせる。マジか、82歳。

 翌日の夜、名物の店を予約し、アルコールも飲むつもりで歩いて行った。片道2辧△靴磴戮蠅覆らさっさと歩く82歳。

 食べて飲んだら、カラオケ。マイクを握って十八番を熱唱。キラキラがたくさん付く上級者だ。

 帰りは通りを渡ってタクシー乗り場へ一直線。

「タクシーまでがセットだから」と言う娘はこの舅とちょくちょくこのコースをたどるらしい。

 私達が帰る日、「じゃ、気を付けて帰りなさいよ」と言い残し、朝8時前にゴルフバッグを抱えて出かけていった。

 「敬老」という言葉、また違う意味で敬いたくなる舅だった。


 

 

 

2018-09-07

今週のお題。「ひんやり飯」 台風一過

今週のお題「ひんやり飯」 偶然とはいえ、この度の台風で電気、水道、ガスが止まり、ひんやり飯を余儀なくされた方は多かっただろう。関西に住む弟から台風が通り過ぎた翌日に「会社休んで対応中」。翌翌日夜に「昼頃電気が通った。水道、ガスも使える」と連絡が来た。 


 台風が過ぎたら地震

 この時期にお題「ひんやり飯」!?って思った人は多分私だけじゃないと思う。


 今日、買い置きしていた乾燥そばをお昼に食べるのに、ざるそばとかけそばの選択肢を提示すると息子は「温かいのがいい」と言うので、汁を作った。

 尋ねる前はざるそばにするつもりでネギと海苔を用意していたのだが。

 照れば暑いし、降れば酷いのが最近の天気。今日は風が結構あって雨が降ったり止んだり、涼しい。この時期、また、何が起こるか予測不能の昨今、ひんやりでも食べられる物とか、温と冷、どちらでも食べられるもの、常備出来る物は貴重かもしれない。

 

2018-09-01

胃がん検診

思い切って病院に電話してみた。

 市の集団胃がん検診で要精密検査との事で、勤務先の母体である個人医院に電話予約した。

 15,000〜16,000円と聞いて驚いた。

 そんなにかかるものなの!?


 市の集団検診が無料だったので、気楽に受けてみたら、こういう事になってしまって・・・


 自分にそんなにお金をかけようと思わない。

 仮に癌だったら、静かに受け入れる。

 検査だけは受けてみようか。

 ・・・くらいの気持ち。

 これはどうすべきか。

2018-08-28

今週のお題「#平成最後の夏」 娘の就職

 大学4年の娘が来春就職するときは平成、1か月経ったら新年号の元年になる。

 思い起こせば私自身も平成元年の春、就職したのだった。

 

 数日前、いつもはラインでやり取りしている娘から電話がかかった。

「就職、決めてもいいですか」


 ラインで、採用試験に合格したとの連絡は受けていたが、その文面から、あまり乗り気ではないのかと思っていた。

 電話でのそのセリフに、

「嬉しい?」と尋ねてみた。

「嬉しい。近くの神社に何回も合格祈願に行った。今日はお礼参りに行ってきた。」

 それを聞いて、

「それなら良かった。おめでとう。」


 そうは言ったが、電話を切って、涙が出た。


 

 中学の時から成績が良かった娘は隣町の進学校へ進学したが、我が家は大学に進学させられるような家計状況ではなかった。それでも娘は国公立大学への進学を目指し、勉強した。

 センター試験で撃沈した時、人生を諦めかけた娘を、当時通っていた学習塾の先生が救って下さった。学部変更を余儀なくされたが、現在通っている大学の存在を知り、主人の実家から通える所にあることも分かって、舅の承諾を得て最後は娘自身がそこへの進学を決めた。


 姑は数年前に亡くなり、舅一人で住んでいた家に娘がお世話になることになり、60歳違いの祖父と孫娘の二人暮らしが始まった。自宅と実家は遠く離れており、二人も1年半ぶりに顔を合わせた。

 

 娘の環境適応能力の高さに関心する。

 受験に失敗したと傷心ながらも大学へ行って暫くすると、友達が出来、自分以上に複雑で色んな事情を抱えた同級生達がいる事を知って、真面目に単位を取り、成績も収めた。お陰で授業料減免が叶い、本人のアルバイト代で授業料を賄っている。


 入学から3年半、我が家の事も、実家の事も、娘を通してお互いに把握出来ている。実家の隣家の親戚とも上手にお付き合いしてくれている事も伝わってきた。


 三年生の終わり頃、久しぶりにラインが届いた。

「じいちゃんが車買ってくれた。」

 軽自動車を購入するにあたり、住所変更をしたいと言う。きっとそのころには考えていたに違いない。

 四年生になって、

「じいちゃんに世話になったから、こっちで就職する。」

 

 そう言われて、納得していた。

 でも、夏になり、こちらの県内で採用試験を受けるにあたり帰省すると連絡を受け、嬉しかった…が、残念な結果に終わった。


 新卒でも、採用試験は狭き門らしい。

 同じ課程を選択している同級生達の中でも現時点で採用が決まっているのは数名だという。今の時代は新卒より経験豊富な即戦力を求める傾向にあるのかもしれない。しかも採用枠は「一人」もしくは「若干名」だ。


「そこに住んだらどんないい事あるの?」と尋ねると、

「じいちゃんとこにすぐ行ける。」と即答。

 初めての一人暮らしに多少の不安もあるらしい。

「私、温室育ちだから。」



 いやいや、そんな事はない。

 これまで我慢せざるを得ない事多かったし、頑張って生きてきたよ。

 人生の随所における冷静な判断が、これからもきっと大丈夫だと思わせる。

 この子は十分に親離れしている。私も子離れすべき時が来ている。



 分かってる。それは分かっているんだけどね・・・


 来月私は、ようやく職場で休みがもらえ、実家へ行く予定にしている。来春娘が卒業式で着る衣装を予約し、初めて大学を見に行く。あろうことか、私が主人の実家へ行くのは5年ぶり。仕事でまとまった休みが取れないとはいえ、ろくでもない嫁である。娘が卒業後に勤める場所も知りたい。舅にも、改めて挨拶しなくては。

 娘にとっても、私にとっても、忘れられない夏になる。


 

 子育てというのは、いつ、どの時をもって、成功したと判断出来るのだろう。

 少なくとも、現時点で、私が思い育てた以上の人間に成長してくれている。