パン屑の道しるべ

読み散らかした本をたどって

1月まとめ

BL小説:12冊
BL漫画:37冊
一般漫画:28冊
一般小説:3冊
同人誌他:7冊

計87冊
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読み初めは合田シリーズ最新新作、高村薫「冷血」上下。前作ではどうやら仲たがいしていたらしい合田さんと義兄が、仲良く老後を過ごせそうな雰囲気になっていてほっとした。
ずっと気になっていた相田裕GUNSLINGER GIRLをまとめ読み。噂にたがわぬおもしろさに、息を詰めて読みきった。
青沼貴子「青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。」はママぽよの作者がかねてより好きだったBLに挑戦、という異色の体験エッセイ漫画。こういうネタ漫画もあれば、岡田屋鉄蔵「タンゴの男 the final」のようながっつい濃いBL大河もある。BLの世界も広がってるんだな〜と実感。
今月のベストルーキーはトウテムポール「東京心中」!同人ではすでに人気のある作家さんだったようですね。華やかなテレビ業界の裏方として馬車馬のごとく働く男たちの、仕事ときどき恋愛。久々にシビれるワーキングBLを読んだ。

吉田珠姫「青色蜘蛛」江戸川乱歩さながらのエログロBL・・・のはずなんだけど、毒婦を装ってじつは天然な主人公がかわいらしく、吉田さんらしいトンチキラブコメを堪能させてもらった。
俺様攻め×病弱受けに惹かれて手に取った樋口美沙緒「愛の裁きを受けろ!」では、まんまと泣かされてしまいました。榎田尤利「聖夜」は、ヨネダコウの挿絵で待望の新装化。やっと読めて幸せ。