可愛いネコちゃんシリーズー3・・・

  

【特別篇】

  

😁 かわいい

ピヨピヨ鳴く子猫がカワウソみたいになっちゃった♪

  寝起きの可愛い姿にキュンとする♡

 

ある日、昼寝から目覚めた子猫達がソファーの上でのんびりしていました。

いつもピヨピヨと鳴いているキジ白子猫の『ぴよちゃん』も、寝起きで

ボ〜ッとしていてまるでカワウソみたい♡

     

その後、徐々に覚醒してきたぴよちゃんは、養育主さんと一緒に楽しそうに

遊び始めました♪

     

その様子がとっても可愛くて、見ているだけで心がポカポカしてきます♡

寝起きの子猫達の様子はこちら。(動画)

  

子猫達の愛らしい姿に癒しがいっぱい詰まってますね(*´ω`*)

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😁 かわいい

毛づくろいのお返しにガブリと噛まれてしまい、

      納得がいかない様子の子猫が可愛い♡

 

キッチンにいる養育主さんにご飯のおねだりを始めた白猫の『ゆきちゃん』。

するとキジ白猫の『ぴよちゃん』もやって来て、一緒に離乳食をモリモリと

食べ始めました♪

     

その後、お腹を膨らませたふたりが仲良くベッドに入ると、

年上のゆきちゃんがぴよちゃんのことを毛づくろいし始めました。

     

でもまだ幼いぴよちゃんは、毛づくろいのお返しにゆきちゃんのことを

ガブガブと噛んでしまいました…(^_^;)

きっともう少し大きくなったら、毛づくろいでお返しができるように

なることでしょう♪

一緒に過ごす子猫達の様子はこちら。(動画)

  

子猫達の愛らしい姿にホッコリしますね♡

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😁 かわいい

頭をナデナデすると、伸び上がって撫でられる子猫。

  テンションが急上昇して可愛いことに ( *´艸`)♡

 

ある日、猫島を歩いていた男性が茶白の子猫の姿を発見しました。

気になった男性が子猫に近づいて行ってナデナデすると、

子猫が夢中で伸び上がってきました♪

      

さらにナデナデしていると子猫のテンションが急上昇したようで、

足にスリスリしたり、しがみついたりと、

愛らしい姿を次々と見せてくれました♡

      

伸び上がって撫でられる子猫の様子はこちら。(動画)

  

無邪気にじゃれる姿がとっても可愛いですね( *´艸`)

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😁 ほっこり

なぜかお姉ちゃんにだけは抱っこを許す猫さん。

     とっても仲良しなふたりの姿にホッコリ♡

 

毎日、家の庭と快適なネコハウスで元気に暮らしている母猫の

『ミケちゃん』と3匹の子供達。すっかり家の住人と仲良くなった猫達は、

いつも幸せそうな姿を見せてくれています♪

この日も庭に出たお母さんが猫達と一緒に過ごしていると…

     

ちょうど学校から娘のジョアちゃんが帰ってきました。実はジョアちゃんは

猫使いで、抱っこを許さないミケちゃんも、ジョアちゃんにだけは

抱っこを許すそうです♪

     

庭で暮らす猫達の様子はこちら。(動画)

     

愛らしい猫達の姿を見ていると、自然と心が癒されますね(*´ω`*)

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【遺言を 書いた安堵で 長生きし(シルバー川柳)】

【ガーデニング】春はイエローガーデンで明るく

  

【特別篇】

  春はイエローガーデンで明るくポップに!

          オススメ一年草&多年草7選

   

優しく柔らかな春カラー「黄色い花」をお庭に迎えてみませんか?

春ガーデンには、ピンクやイエローなど、明るい花色がよく似合います。

柔らかな花色がとてもキレイで、春の暖かな空気とともに優しさを

感じられる色合いです。

   

カリブラコア

ラナンキュラス

マリーゴールド

キンギョソウ

・ゲウム

・ビデンス

ひと鉢あるだけで庭が明るくなる、優しく柔らかな春カラー「黄色い花」を

お庭に迎えてみませんか?春のイエローガーデンにおすすめの

一年草多年草、お気に入りのお花を見つけてみましょう!

   🌻 カリブラコア

   

カリブラコアは、春から秋まで開花する多年草一年草扱い)です。

オシャレで可愛らしい花色が楽しめる植物で、もちろんイエローカラーの

品種もあります。葉と花のバランスがよく、ナチュラルガーデンにも

おススメです。 花が次々に開花するので、鉢植えやハンギングにして、

こんもりと咲かせてみましょう。

   🌻 ラナンキュラス

   

ラナンキュラスは、コロンとした花の形と幾重にも重なった花弁が

オシャレな多年草です。 イエローカラーの品種は、ピンクカラーと同様に、

とくに春らしさが感じられる花色で明るい雰囲気です。球根は掘り起こす

必要がありますが、植えっぱなしでも育てられる品種もあります。

   🌻 マリーゴールド

   

明るいオレンジやイエローの花色が華やかなマリーゴールド。とても丈夫な

一年草で、秋まで開花し続けます。マリーゴールドにはいくつかの品種が

ありますが、なかでもアフリカンマリーゴールドは、ポンポン咲きが

可愛らしい品種です。花壇のアクセントにもおススメです。

   🌻 キンギョソウ

   

透明感のあるヒラヒラした花弁が可愛らしいキンギョソウ。もともと

多年草ですが、夏の暑さに弱く、多くの場合、一年草として育てられています。

品種によって草丈が異なりますが、コンパクトな庭なら矮性種もおススメ。

まっすぐな茎の先に咲く、イエローの花が爽やかな雰囲気です。

   🌻 ゲウム

   

ナチュラルガーデンにおススメのゲウムは、細い茎の先にオシャレな花を

咲かせる多年草です。一重や八重咲きの品種がありますが、オシャレな

花色にも注目です。大人っぽいくすんだイエローやオレンジカラーは、

チューリップなど、他の春の花と相性も抜群です。

   🌻 ジニア

   

開花期間の長さから「百日草(ヒャクニチソウ)」とも呼ばれるジニアは、

春から秋まで開花する一年草です。パッと目を引く鮮やかな花色が印象的で、

イエローカラーはとくに華やかです。他にもダリア咲きの品種などがあり、

さまざまな花の形や色を組み合わせて楽しめます。

   🌻 ビデンス

   

ビデンスは春から秋まで開花するキク科の植物です。開花時期は品種に

よって異なりますが、いずれも長く開花が楽しめます。

ほとんどの花色がイエローで、注目はにイエローとホワイトの2色咲きの

品種です。ホワイトの縁取りが入る「レモンシロップ」「レモンサワー」

などは、とても可愛らしくポップな雰囲気です。

   🌻 まとめにかえて

  今回は春のイエローガーデンにおススメの一年草

               多年草をお伝えしました。

他の花色と同じように、イエローにも色の濃淡があり、淡いイエローや

濃いイエローがあります。また花弁の質感によって、

同じイエローの花であっても、雰囲気が異なります。

花によって絶妙に色合いや雰囲気が異なるので、イエロー同士を

上手に組み合わせるのもいいですし、ホワイトやピンク、ブルーなど、

他のカラーをアクセントとして一緒に植えてみるのもいいですね。

春はさまざまな花色が楽しめる季節です。植物の数も多くなるので、

春のガーデニングを思う存分、楽しんでくださいね。

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【銀行の 待つ間しのぎに 孫を連れ(シルバー川柳)】

【ガーデニング】新緑に映える!!!

  

【特別篇】

ホワイトの花が美しい多年草一年草おすすめ8選

   

魅惑のホワイトガーデンが叶う!春の優しい日差しの中で堪能したい

「透き通るような白い花と緑の葉のコントラスト」

春を告げる桜の木に緑の葉が茂る季節になりました。日差しに照らされた

グリーンの葉も、花に負けず劣らず美しいものです。

新緑の季節に育てたいのは、ホワイトの花が咲く植物。爽やかな葉色に

ピッタリのホワイトの花は、ガーデンやベランダを品よく演出します。

   

カリブラコア

ペチュニア

オステオスペルマム

クレマチス

・ロベリア

マリーゴールド

スカビオサ

デルフィニウム

 

  🪻 カリブラコア

   

春から晩秋まで開花するカリブラコアは、小花が可愛いらしい多年草

一年草扱い)です。オシャレな花色が揃う植物ですが、ホワイトカラーも

見逃せません。小さな花と葉のバランスもよく、八重咲きの品種は

とくに豪華です。

  🪻 ペチュニア

   

春から秋まで開花するペチュニアは、世代を超えて愛される定番花。

株いっぱいに花を咲かせるため、ハンギングなどにもぴったりの一年草です。

ホワイトの品種は、ヒラヒラとした花弁の特徴と相まって、

爽やかな雰囲気が楽しめます。

  🪻 オステオスペルマム

   

キク科のオステオスペルマムは、存在感のあるオシャレな花を咲かせる

多年草です。 さまざまな種類がありますが、注目は中心部分が立体的に

盛り上がった八重咲きタイプ。花弁はホワイトで、中心がパープルの

タイプなどは、ホワイトガーデンのアクセントにもなります。

  🪻 クレマチス

   

クレマチスは豪華で上品な花を咲かせる多年草。おもにパープルや

レッド、ピンク、ホワイトの花色が楽しめます。

人気の「白万重(しろまんえ)」は、デコラティブな花を咲かせる

ホワイトカラーの品種です。トレリスやオベリスクに這わせると、

ガーデンの見た目もグレードアップします。

  🪻 ロベリア

   

ロベリアはヒラヒラとした小花を株いっぱいに咲かせる植物です。

一年草多年草など、さまざまな種類がありますが、鉢で楽しみやすいのは

一年草タイプです。 注目の「ロベリア・アズーロコンパクト」は夏越しの

しやすい強健な品種。花つきが大変よいのも特徴です。

  🪻 マリーゴールド

   

鮮やかなイエローやオレンジカラーが目を引くマリーゴールド

ホワイトやバニラカラーの品種も登場しているので、珍しい花色を

ぜひ楽しんでみてはいかがでしょう。

種からでも育てやすく、丈夫な性質なので初心者も育てやすい一年草です。

  🪻 スカビオサ

   

スカビオサは繊細で可憐な花を咲かせる多年草(一・二年草扱い)です。

細い茎の先に咲く花は大変美しく、切り花でも大変人気の植物です。

高温多湿に弱いので、庭植えの場合は生育場所をよく選んで

植えるようにしましょう。

  🪻 デルフィニウム

   

爽やかで清々しい雰囲気が特徴のデルフィニウム。切り花でも人気の植物で、

ブルーカラーの花は爽やかな初夏にぴったりの色合いです。

ホワイトカラーもブルーに負けない美しさが楽しめます。多年草ですが、

暑さに弱いため一年草として扱われる場合がほとんどです。

 🪻 まとめにかえて

今回は、新緑に映える、ホワイトの花が美しい多年草一年草について

お伝えしました。 美しいホワイトカラーは、これからの季節にぴったりの

花色です。夏のガーデンでも引き続き楽しめるので、ぜひお気に入りの

植物をみつけてみてくださいね。

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【限界だ 元号三つ 齢計算(シルバー川柳)】

「俺は子供は欲しくないよ」・・・

  

《和子は又々こんな記事を見た~》

💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦

事実婚カップルの意図せぬ妊娠…

身勝手な夫に「覚悟を決めさせるのは?

 

順風満帆に過ごしている日々もあれば、思いがけないトラブルに

巻き込まれたり、人生の分岐点が突然目の前に立ちはだかることもある。

何を選び、どう生きていくか、すべては自分次第だ。

*** *** *** *** *** *** ***

夫の帰宅をこんなに待ちわびたことがあっただろうか。

フリーのイラストレーターをしている瑞穂は、経済誌で編集者を

している夫の雅彦が帰宅する時、だいたい部屋で仕事をしている。

瑞穂の仕事がひと段落すると、そこから2人で簡単な料理を作り、

一緒に食べるというのがいつもの流れだった。

しかし今日はいつもとは違う。夫に伝えなければいけない大切な話が

あるのだった。 ドアが開き、スーツを着た夫が帰ってきた。

普段はもっとラフな服装をしているが、今日は大企業の経営者に

インタビューをするので珍しくスーツを着ている。スーツ姿の夫は、

心なしか疲れているように見えた。

「どうしたの? 出迎えてくれるとか珍しいじゃん」

「うん。ちょっとソワソワしちゃって」

「なにかあったの?」

「うん。なにかあったんだけど、ご飯食べながら話そう」

「そうだね。俺もおなかすいちゃった」

夫は近所のスーパーで総菜を買ってきてくれていた。冷蔵庫にしまってある

白米と総菜をレンジで温め、テーブルに載せる。ホイコーローのおいしそうな

香りが食欲を刺激してくれる。 夕食はいつも、簡単な料理をするか

総菜を食べるかだった。お互いに仕事があるし、週末以外は凝った料理を

する余裕はない。でも、瑞穂はこんな夫婦生活に満足していた。婚姻届を

出さない事実婚という形ではあったが、これまで特に大きなけんかを

することもなく、平穏な夫婦生活を送ってきた。

「そういえば、どんな話なの?」

ホイコーローに箸をつけながら、向こうから話を振ってきた。

瑞穂は箸を置き、まっすぐに夫の顔を見て言った。

「あのね。妊娠してるって」

「え? 妊娠?」

夫はよほど驚いたのだろう。口をぽっかりと開け、ぱちぱちと何度も

まばたきをしている。これが驚いた時の癖だというのを瑞穂は知っていた。

数日前から体調の変化を感じており、気になって病院を受診したのだった。

『自分の気のせいだろう』と思っていたが、診察した医師からはっきりと

妊娠を告げられた。

「そうか、子供か……」

まばたきが落ち着くと、夫はうつむきながら静かに言った。

俺は子供は欲しくないよ

夫は子供を持つことについて否定的だった。

子供が生まれたら、そこから10数年間は子供中心の生活になってしまい、

自分たちの人生を楽しむどころではない。本来であれば自分の趣味などに

使えるはずのお金も教育費にまわすことになり、生活から潤いも

失われてしまう。それが夫の考えだった。根本的に、子供があまり

好きではないとも言っていた。

「やっぱり、子供は嫌なのかな……」

夫と違い、瑞穂は子供を持つことに決して否定的ではなかった。

仕事は続けていきたいけれど、子供が欲しいという気持ちもあると

いうのは夫にも伝えていた。

「そうだね、俺は、子供は欲しくないよ」

夫ははっきりとそう言った。瑞穂に伝えると同時に、自分自身にも改めて

言い聞かせているかのようだった。

「でも、私は産みたいんだよね」

ここで簡単に譲歩するわけにはいかなかった。意図しない妊娠ではあっても、

子供を授かったことに変わりはない。もう決して若くはないし、この機会を

大切にしたかった。考えてみれば、事実婚とはいえ子供についてちゃんと

話し合っておくべきだった。お互いに考えが違うのは知っていたのに、

しっかりと話し合わないままここまで一緒に暮らしてきた。もしも

妊娠してしまったらどうするかについて、一度も話し合ったことがなかった。

「申し訳ないけど、俺は賛成できないかな」

まるで念を押すかのように、夫は重ねてそう言った。どうやら、

瑞穂の気持ちに歩み寄ってくれるわけではなさそうだ。

「あなたが反対しても、産みたい気持ちは変わらないよ。それに、

夫婦なんだし、もうちょっと私に歩み寄ってくれてもいいんじゃないかな」

瑞穂はあまり波風を立てるのが好きではなく、自分の気持ちをはっきりと

主張するのは珍しかった。しかし、今回ばかりはそうもいかない。

「いや、子供が欲しくないっていうのは前から言ってたよね」

「私だって、子供が欲しい気持ちがあるっていうのは前から言ってたよ」

そこから先は、ずっと平行線だった。これまで子供についての議論を避けて

きたせいで曖昧になっていたが、雅彦と瑞穂の考え方にはかなり距離があった。

この距離を埋めるのは不可能ではないかと思えるほどだった。

「子供を産むっていうなら、一緒には暮らすのは難しいかな」

夫はそう言うと、リビングから立ち去って自分の部屋に逃げてしまった。

瑞穂はひとり、テーブルに取り残された。

このような展開になる可能性はあると思っていたが、もしかしたら夫も

喜んでくれるのではないかという希望がなかったといえばうそになる。

しかし、現実はそうではなかった。まだ食事も終わっていないのに、

夫は部屋に逃げてしまった。

テーブルに残されたホイコーローはすっかり冷めてしまっていた。

夫が賛成してくれなくても子供を産もう

妊娠を告げて以来、瑞穂と雅彦の夫婦生活は一変した。

必要以上の会話を避けるようになり、お互いの部屋にこもる時間が増えた。

夕食はこれまで通り一緒に食べていたが、食卓には重苦しい空気が漂っていた。

子供を産むのか産まないのかしっかり話し合わなければいけないのに、

2人ともそれを避けていた。

瑞穂は、たとえ夫が賛成してくれなくても子供を産もうと思っていた。

夫婦生活は終わりになるだろうが、フリーライターとしてそこそこ収入もあるし、

夫がいなくても生活が破綻してしまうことはないだろう。事実婚なので、

名字を元に戻したりする手間もない。

時間をおけば夫の考えが変わるのではないかと期待したが、今のところ

その兆候はない。沈黙の時間が夫婦のあいだに積み重なるばかりだった。

子ども嫌いは「思い込み」だった?

 事実婚夫に気づかせた「予想外の出来事」

   

マイホームへの招待

会話のなくなった夫婦にとって、一緒に出掛けることは苦痛でしかない。

そんなイベントはできる限り避けたいものだが、そうもいかなくなって

しまった。共通の知人が郊外にマイホームを建て、そこに招待されて

いたのだった。そして、夫婦そろってそのことを前日まで忘れていた。

子供を産むか産まないかで、それどころではなかったのだ。

決してドタキャンしていいような相手ではない。瑞穂の大学時代の先輩で、

現在は編集プロダクションを経営している安西という人なのだが、

瑞穂は安西から仕事をもらっているし、夫も仕事で付き合いがあった。

そんな人からの招待を当日になって急に断れるわけがない。

瑞穂はひどく面倒な気持ちだった。妊娠をめぐって意見が対立して以来、

夫と長時間いると気まずさを感じるようになっていた。

1時間ほど電車に乗り、郊外にある安西のマイホームへと向かった。

電車の中で、夫婦はほとんど口をきかなかった。郊外とはいえ駅から程近く、

そこまで不便な場所ではないのが救いだった。安西の家は美しい

クリーム色の外壁で、新築ながら落ち着いた雰囲気を醸し出していた。

夢見ていた家族のかたち

   

「いらっしゃい」

雅彦と瑞穂を安西の笑顔が出迎えてくれた。

「きれいなおうちですね。お邪魔します」

瑞穂はそう言いながら手土産を安西に差し出した。近所に新しくできた

洋菓子店があり、そこでクッキーの詰め合わせを急いで買ったのだった。

前日になるまで新居訪問のことを忘れていたので、これが精いっぱいだった。

リビングに入ると、奥さんとまだ小さな男の子がソファに座っていた。

雅彦と瑞穂は奥さんに会ったことはあったが、安西の子供とは初対面だった。

「ほら、ちゃんとあいさつしなさい」

父親に促され、男の子は楽しそうな笑顔を浮かべながら「こんにちわ」と

あいさつをしてくれた。どうやら、あまり人見知りをしないようだ。

「こんにちわ、いま何歳なの?」

「5歳です」

「お名前はなんていうの?」

「名前は、龍彦」

「ちゃんとあいさつできて偉いね」

瑞穂が子供と話しているあいだ、夫は安西と仕事の話をしていた。

子供の相手は瑞穂にさせておく算段なのだろう。

しかし、5歳の龍彦は「名前が似てて面白い」となぜか

雅彦に懐(なつ)いてしまった。

「こいつは幼稚園でも男の先生と遊ぶのが好きなんですよ」

安西はそう言って笑っている。夫は子供が好きではないはずだが、

新居に招待してもらっているのに遊ぶのを拒否するわけにもいかない。

龍彦を膝に乗せた夫は困惑したような表情をしている。

郊外の家なのでそれなりに広い庭もあり、遊ぶためのスペースは十分だった。

天気が良いということもあって、夫は龍彦とサッカーボールで遊ぶことに

なった。高校までサッカーをしていた夫は、少し難易度の高いドリブル技を

龍彦に披露していた。

「わあ! すごい!」

龍彦は目を真ん丸にして驚いている。5歳の子供からしてみれば、

このドリブル技はマジックのように見えるのかもしれない。

自分のサッカーを褒められ、夫もまんざらではない様子だった。

「ほら、俺からボールを取ってみなよ」

夫が挑発すると、龍彦は全力でボールを奪いにいっていた。しかし、

それなりにレベルの高いサッカー部でレギュラーだった夫は龍彦を

難なくかわしてしまう。

「上手じゃん! でも、俺の方がまだ上かな」

そう言いながらも、わざと龍彦にボールを取らせてやる。ボールを奪った

龍彦は「やったあ!」と喜びの声を上げた。安西夫妻は、そんな息子の様子を

幸せそうに見つめている。そこには、瑞穂が夢見ている家族の形があった。

2人の決断

   

安西のマイホームを訪問した次の日の午後「ちょっといい?」と夫に

話しかけてみた。こうやって夫に話しかけるのは何日ぶりだろうか。

「昨日、楽しそうだったね」

「ん? 楽しそうってなにが?」

「安西さんの子供と楽しそうに遊んでたじゃん」

夫は本当に楽しそうだった。最初は嫌々だったかもしれないが、

途中から本当にサッカーで龍彦と遊ぶのを心から楽しんでいたように見えた。

もしかして、夫は子供と遊んだことがほとんどなく、自分は子供が嫌いだと

勝手に思い込んでいただけではないのか。

「ねえ、子供のこと、1回ちゃんと話し合おうよ」

思い切って、瑞穂は夫に持ちかけてみた。このチャンスを逃せば、

そのまま夫婦生活が終わりに向かってしまうような気がした。

「私の気持ちは前と変わらなくて、やっぱり産みたい。あなたはどうなの?」

「俺は、ちょっと迷いが生まれてるよ。子供は絶対にいらないと思っていたけど、

もしかしたら子供がいる人生もいいんじゃないかなって思い始めてる」

やはり、龍彦と遊んだことをきっかけに夫の気持ちに変化が生じていた。

というより、夫が自分の本当の気持ちに気づいたという方が

正しいのかもしれない。

「それなら、一緒におなかの子供を育てようよ。あなたが反対したら、

私はあなたと別れて、ひとりで産んで育てるから」

夫にはっきりとそう宣言した。一緒に子供を育てるか、お互いひとりの生活に

戻るかのどちらかだ。退路は断たれた。ここで夫がどう答えるかによって、

夫婦の未来が決まる。 はっきりと宣言された夫は黙ってしまった。

うつむいて、じっと考え込んでいる。きっといろいろな考えが頭の中を

ぐるぐる渦巻いているのだろう。

「分かった。一緒に子供を育てよう」

夫はそう言ってくれた。

思わず、瑞穂は目を真っ赤にして泣き出してしまった。泣きながら「ありがとう」と

言った。妊娠していることを告げてから苦しい日々が続いた。

自分ひとりでも子供を育てられる自信はあったが、

ずっと一緒に過ごしてきた夫がいなくなってしまうかもしれないと

考えると、不安で仕方がなかった。

そこから、2人でいろいろなことについて話し合った。事実婚の夫婦に

子供ができた場合、父親と子供には法律的には親子関係がないので、

法律的に親子になるためには、認知届というものを提出する必要がある。

妊娠が分かってから、瑞穂はいろいろと調べていたのだった。認知届の話をすると、

夫は「一緒にだしに行こうよ」と言ってくれた。

「一緒にだしに行こうよ」という言葉から、瑞穂は夫の覚悟を感じ取った。

まだまだ不安な気持ちもあるけれど、この人と力を合わせれば、

きっと子供を育てていけると思った。

夫婦にはひとつだけ決めていることがあった。男の子か女の子かまだ

分からないが、子供が生まれたら、親子で一緒にサッカーをやろう。

夫がカッコ良いドリブル技を披露できるように、今のうちに練習用の

ボールを買っておこうかな。

💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦

【減る年金 孫に言い訳 しなければ(シルバー川柳)】

「誰に頼んだらいいか?」高齢女性が抱いた不安!?

  

《和子は又々こんな記事を見た~》

💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦💦

おひとりさまの高齢女性が終活に抱いた不安、

    悩みを打ち明けた相手とは

資産運用に興味がある。必要性も感じている。でも、どうすれば――?

金融機関やプロの力を借りるのは有効ですが、思わぬリスクをはらむことも。

本当に信頼できる、人生を変えるアドバイザーに出会えた人がここに・・・

*** *** *** *** *** *** ***

 医療ソーシャルワーカーの私が司法書士の長島さんと知り合ったのは、

長島さんが私の勤務先の病院に入院していた患者さんの成年後見人を

務めていたことがきっかけでした。

成年後見人とは、認知症患者など判断能力が不十分な人に代わって財産を

管理したり契約を結んだりしてくれる人のことで、家庭裁判所が選任する

仕組みです。 民法に基づく制度ですが、制度自体が日本ではまだ

認知されているとは言いにくい状況で、それゆえ後見人と被後見人の

親族の間に行き違いやトラブルが生じることも少なくありません。

私が知っている成年後見人の中には、安からぬ報酬を得ながら

被後見人やその親族との面談は年に1度、しかも30分だけという

大物弁護士の先生もいました。

しかし、長島さんは真摯(しんし)に被後見人の方と向き合っていて、

年がら年中、本業そっちのけで被後見人のために飛び回っていました。

ですから、高齢の入院患者・佐々木よし江さんから「私が死んだ後に

後始末をお願いできる人を探している」と相談された時、真っ先に

頭に浮かんだのが長島さんの顔でした。

おひとりさまになった佐々木さんが抱いた不安

佐々木さんは70代で、4年前にご主人を亡くしていました。聞けば、

佐々木さん夫妻は20代の頃にご主人の親が経営する建設会社で出会い

交際を始めましたが、ご主人の親が身寄りのない佐々木さんとの結婚に

猛反対したため、駆け落ち同然で上京したのだそうです。奮起したご主人は

都内で電気整備の会社を興し、一時は従業員を10人近く雇うまで

大きくしました。 しかし、跡取りの一人息子を交通事故で亡くしたことも

あり、5年ほど前には事業を清算し、あらかじめ2人で決めていた

老人ホームに入居しました。肩の荷を下ろしてほっとしたせいか、

ご主人の方はその翌年脳梗塞で倒れて寝たきりになり、佐々木さんの

懸命な看病もむなしく、息を引き取ったということでした。

佐々木さん夫妻はそのうち2人でお墓を探そうと、亡くなった息子さんの

お骨も手元に置いたままでした。一人ぼっちになった佐々木さんは、

ご主人の相続が一段落して自分の終活を始めようとした矢先に体調を崩して

私の勤務先の病院を受診し、末期のすい臓がんという診断を受けたのです。

「会社も自宅不動産も処分して身軽になったつもりだったけれど、

お父さんの葬儀や相続の手続きをするのはなかなか大変だった。

自分にはそういうことを任せる身内がおらず、身内以外で誰に頼んだら

いいかも分からない」

佐々木さんが涙した、長島さんの丁寧な仕事ぶり

佐々木さんには、ご主人から相続した分も含めて2億円近い金融資産が

ありました。きちょうめんな字でその詳細を書き留めたノートを

大事そうに抱えて相談に訪れた佐々木さんを見た時、「この人を放って

おいてはいけない」という責任感のようなものが込み上げてきて、

すぐに長島さんと連絡を取りました。

長島さんは忙しいスケジュールの合間を縫って翌日には病院を訪れ、

佐々木さんと面会してくれました。そして、佐々木さんに負担が

かからないよう休憩を挟みながら時間をかけて話を聞いた上で、

「私がお手伝いさせていただきますから、安心してゆっくり療養して

くださいね」と優しく声をかけました。佐々木さんは涙を流して喜んでいました。

佐々木さんの病状は予断を許さない状況で、すぐに家庭裁判所

成年後見人の申請をする必要がありました。佐々木さんの老人ホームの

担当者やケアマネジャーと相談の上で、後見人候補として中島さんを

推薦しました。推薦した人が確実に後見人に選ばれる保証はなく結構

気をもみましたが、結果的には既に成年後見人として実績のある

中島さんが選任されました。

そして、そこからようやく佐々木さんの終活が本格的に動き始めたのです。

「本当にありがとう。さようなら」最期の願いをかなえた

資産家女性が、手紙にしたためた感謝の想い

   

いよいよ終活スタート。最初に取り組んだのは…

佐々木さんの中で最も優先順位が高いのは、家族で眠るお墓を探すことでした。

佐々木さんは「自分だけならいいけれど、このままでは主人や息子も

無縁仏になってしまう」と焦りを募らせていました。

佐々木さんご夫妻の「海の見える場所にお墓を建てたい」という

希望をくんで、長島さんは千葉県の寺が管理をしてくれる永代供養墓を

探してきました。長島さんがスマートフォンで撮影してきた画像を見る

佐々木さんの顔は心なしか頬も赤く、いつもより元気そうに見えました。

佐々木さんご夫妻の郷里も海の近くだったそうで、「ふるさとのきれいな海を

思い出す。東京の海は濁っていていかんね」と笑顔で話してくれました。

お墓の契約が済むと、長島さんは佐々木さんのノートをベースに

財産の確認や整理をしながら、佐々木さんの希望を聞いて葬儀の準備も

進めていきました。佐々木さんの検査が終わるのを待って医療相談室で

コーヒーを飲んでいた時には、こんな話を聞かせてくれました。

「佐々木さんは資産家だけれど、財産管理はそれほど大変じゃないの。

本当に、あのノートに書いてある通りだから。ノートを見ると、

佐々木さんご夫妻がいかにつつましく誠実に生きてきたかかがよく分かる。

佐々木さんにはもっと長生きしてこれまで苦労した分人生を楽しんで

ほしかったけれど、こうなってしまった以上は一つでも不安や後悔を

取り除くお手伝いをしたいと思う」

長島さんも、私が佐々木さんから感じた「この人を放っておけない」という

気持ちを共有しているのだなと思い、何だかうれしくなりました。

ついにかなった! 佐々木さんの最期の希望

   

 長島さんの行動力に心底驚かされたのは、その翌週のことでした。

その日、長島さんは佐々木さんと同年代の女性を伴って病室を訪れました。

佐々木さんのご友人かと思っていたら、なんとそれは、佐々木さんの

亡くなったご主人の妹さんだったのです。

佐々木さんは残った財産を、自分たちの身勝手のおわびを込めてご主人の

実家に渡したいと考えていました。しかし、当のご主人がいなくなって

しまったことで、自分から連絡するのはためらわれたようです。

その最期の希望を、長島さんが見事にかなえたのです。

「よっちゃん、久しぶり」

「あれから50年もたつから、お互い、年を取ったよね」

仲のいい姉妹のように話す2人の姿には、過去の確執は一切

感じられませんでした。実は妹さんも、ひそかに佐々木さん夫妻のことを

応援していたようです。妹さんは「今は代替わりして私の息子が社長を

しておるけど、地方の建設業界は大変。支援してもらえるのは本当に助かる」

と話しました。 そして、その後も妹さんは遠路、何度か佐々木さんの

お見舞いに足を運んでくれました

長島さんへ遺された手紙

佐々木さんが長島さんやケアマネジャーさんに見守られて息を

引き取ったのは、私のところに相談にいらしてから1年後でした。その頃の

佐々木さんは「最近、お父さんの夢をよく見る。長島さんや相馬さんのおかげで

もう思い残したことはないから、いつでもあっちへ行ける」と笑って

話していました。 佐々木さんが亡くなった後、葬儀や納骨など一切を

取り仕切ったのも長島さんでした。現行法では、成年後見人が

サポートするのは存命の間に限られます。しかし、長島さんは佐々木さんの

意をくんで契約したシンプルな葬儀プランに沿って葬儀を執り行い、

翌日には千葉県の永代供養墓への納骨を済ませました。

そして、死後の行政や金融機関の手続き、相続税の申告、ご主人の実家への

送金などをつつがなく済ませていったのです。

佐々木さんの遺品の中から長島さんへの手紙が見つかったのは、

そんな時でした。 そこには、佐々木さんらしいきちょうめんな字で

「長島さんは私の希望です。人生の最期に長島さんのような人と会えて

幸運でした。本当にありがとう。さようなら」としたためてありました。

私自身、長島さんの仕事ぶりには常々感服していましたが、佐々木さんの

ケースは特別でした。まさに「被後見人に寄り添う後見人」の本領発揮で、

どこぞの大物弁護士後見人に爪のあかを飲ませたいくらいです。

少子高齢化が進み、今後は佐々木さんのように身寄りもなく死を迎える人が

ますます増えることが予想されます。死後も含めた後見制度の法制化が

急がれますが、まだまだ時間がかかるでしょう。そうした中で、

長島さんのような心ある専門家の方々がご活躍されることを切に祈ります。

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【ボールなげ 孫にほめられ ちょっとてれ(シルバー川柳)】

【2024年版】いつか行きたい! 日本の春・・・

  

【特別篇】

日本の春の絶景~近畿篇~ 全70スポットを紹介!

日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。

まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて

魅了されたという人も多いはず。

 今回は、近畿エリアの絶景&風物詩をまとめて見ました。

◆ 三重県

   

     🏕️ かざはやの里の藤まつり。

 津市にある「かざはやの里」では、「九尺藤」「本紅」など10種類

1,800本の藤の花が咲き誇る。 世界で一つだけのデザインである

「九角三段円の藤棚」のほか、

「末広がりの扇の藤棚」「藤タワー」など見どころがたっぷり。

 ペットの入園も可能なので、一緒に花の観賞を楽しんでみてはいかが?

開催期間:2024年4月13日(土)~2024年5月6日(月)

◆ 滋賀県

      

       🏕️ 三大神社の藤棚。

中山道東海道が交わる要の地・草津市には藤の花で有名な神社が

3カ所あり、あわせて「志那三郷の藤」と呼ばれている。

そのなかの一つ、三大神社には樹齢400年を超えるといわれる藤があり、

花房が地面に擦れるほどの長さになることから「砂擦りの藤」とも称される。

花房は約2メートルになることもあり、そよ風に揺れる様子がとても美しい。

志那三郷の藤に数えられる志那神社と惣社神社も徒歩10分ほどの

場所にあるので、一緒に訪れてみてはいかが。

見ごろの時期:4月中旬~5月初旬

◆ 京都府

   

     🏕️ 原谷苑の桜。

 京都市北区にある原谷苑は、知る人ぞ知るさくらの名所。

木材を取り扱う村岩農園が所有する桜苑で、その美しさから人づてに

評判が広がり、現在では見ごろの時期に一般公開されている。

およそ4,000坪の敷地に、八重紅しだれ桜をメインに20種類、

400本以上の桜があり、さらにシャクナゲやつつじ、ヤマブキといった

さまざまな花との競演も楽しめる。

一般公開期間中は、屋外の床几席で幕の内弁当を味わいながら花々を

観賞することも可能(要事前予約)。春爛漫の景色を、

床几席からゆったりと楽しんで。

見ごろの時期:4月上旬~下旬

◆ 大阪府

   

     🏕️ 下赤阪の棚田。

 大阪市内から車で1時間弱の場所にある千早赤阪村

自然豊かなこの村ではいたるところで棚田が見られるが、なかでも

有名なのが鎌倉時代の武将・楠木正成ゆかりの地「下赤坂城址」の

裾野に広がる「下赤阪の棚田」。

 「日本の棚田百選」の一つであり、山肌に美しい模様を描く段々畑は

カメラマンからも人気の撮影スポット。四季折々で情緒あふれる景色が

楽しめ、春には水を張った棚田の水面に青空や夕焼け空が映り込む、

幻想的な光景が堪能できる。

見ごろの時期:5月ごろ

◆ 兵庫県

   

     🏕️ 神戸布引ハーブ園/ロープウェイ。

 標高400メートルの山上に位置する、リゾート施設「神戸布引ハーブ園」。

テーマごとに12のガーデンがあり、四季折々の花とハーブが咲きこぼれる

天空の楽園だ。 観賞には特に花が最盛期を迎える、春から初夏が一番

おすすめ! 山麓から山頂をつなぐロープウェイからは、

全面ガラス張りのゴンドラ越しに、季節の彩りを纏うガーデンや山々の

眺望を楽しめ、園内に一歩入れば、多彩な花々があふれる美しい世界を

満喫できる。 ラウンジやテラスで飲み物を片手にゆっくりと景色を眺める

時間も至福。ハーブガーデンの最盛期には「ラベンダー&ローズフェア 2024」など

季節限定フェアも開催するので、公式サイトでチェックを。

 ロープウェイ乗り場は、JR・地下鉄「新神戸駅」から徒歩5分と

アクセスも良好なので、次のおでかけ先候補にぜひ。

ラベンダー&ローズフェア 2024

開催時期:2024年5月11日(土)~7月7日(日)

◆ 奈良県

   

     🏕️ 屏風岩公苑の山桜。

曽爾村の奇峯・屏風岩の麓に広がる屏風岩公苑。

屏風岩はその名の如く屏風を立てたように屹立する断崖で、

ノコギリの刃のように鋭くそびえる姿が特徴。標高940メートル、

幅2キロメートル、長さ200メートルもあり、国の天然記念物に

指定されている。 春には苑内のヤマザクラ約300本が咲き乱れ、

断崖とのコントラストが圧巻。さらに、開花時期に合わせてライトアップも

行われ、幻想的な光景が広がる。

見ごろの時期:4月中旬~4月下旬

ライトアップ開催日時:2024年4月6日(土)~5月6日(月)18:00~21:00

◆ 和歌山県

   

     🏕️ 白良浜

 白良浜は、約620メートル続く白砂の浜がその名前の由来になった、

関西屈指の美しいビーチ。ここ白良浜では毎年5月3日に、

本州一早い海水浴場開きが行われる。

 当日は遊泳者の安全を祈願して神事式典が行われるほか、

一斉清掃やフラダンスの披露など各種イベントを実施。

テープカットが行われると海水浴客が次々と海に入り、

初泳ぎや水遊びを満喫する。

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【亡き妻と 朝は分け合う 健康茶(シルバー川柳)】

育てやすい多年草で楽しむ春ガーデン・・・

  

【特別篇】

多年草ガーデニング

オシャレな雰囲気を手軽に楽しむならコレ

   

楽ちんお手入れ&ほぼ植えっぱなしでもキレイに花咲く!      

🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸🔹🔸

多年草は、一度植えたら、数年から10年以上生き続ける植物のこと。

単年で生育サイクルが終わる一年草とは異なり、生長を楽しみながら、

長く育てられるのが特徴です。「オシャレで手軽に楽しめる、育てやすい多年草

   

🌺 クレマチス

   

美しく上品な花を咲かせるクレマチスも、種類によっては育てやすい

植物に分類されるでしょう。 とくに四季咲きクレマチスは、開花期が長く、

花つきのよい定番品種が多いので、ガーデニング初心者も

育てやすいのが特徴です。

🌺 宿根サルビア

   

宿根サルビアは、育てやすく、生長の早い植物です。地植えにすると、

こんもりと茂り、ガーデンの見映えも良くなります。

地植えにすると、放任でも十分育てられますが大きくなりすぎることも。

気になる場合は、切り戻して株を整えましょう。

🌺 カラミンサ・ネペタ

   

カスミソウのように小さな小花が涼しげなカラミンサ・ネペタ。

ホワイトカラーは他の植物とも合わせやすく、単独で鉢植えにしても、

とてもオシャレです。 丈夫な性質で、ほぼ放任でも育てることができます。

大きくなれば、切り戻しをして株を整えましょう。

🌺 エキナセア

   

花の中心がイガグリのように盛り上がり、花弁は傘のように垂れ下がった

花姿が特徴のエキナセア。ユニークな見た目ですが、大人っぽい色合いで

趣があります。 冬は地上部が枯れてしまいますが、春になると芽吹き、

6月頃から開花します。

🌺 オルラヤ

   

オルラヤは、細い茎の先に白い可憐な花を咲かせる多年草です。

高温多湿に弱く、一年草として育てられる場合がほとんどですが、

環境が合えば、こぼれ種で翌年開花することもあります。

群生すると大変美しく、周りの花とも、うまく調和します。

🌺 ビオラ・ラブラドリカ

   

ビオラ・ラブラドリカは、パープルの花と銅葉が美しい多年草です。

オシャレでキレイな葉はグランドカバープランツにもおススメ。

草丈の高い植物の足元に植えると、美しいコラボレーションを楽しめます。

🌺 原種チューリップ

   

交配種のチューリップは、球根を掘り起こして保管する必要がありますが、

原種チューリップは植えっぱなしでも育てることができます。

草丈は低めで、交配種とは花の形も異なりますが、原種ならではの素朴な

雰囲気が魅力です。

🌺 ムスカリ

   

春にブルーの美しい花を咲かせるムスカリは、植えっぱなしでも

育てられる多年草です。 ピンクやホワイトの花色もありますが、

ホワイトとブルー、淡いブルーと濃いブルーなど、2色咲きの品種は、

毎年の開花が楽しみになるほどの可愛らしさです。

まとめにかえて

世話のしやすさを求めるなら、地植えにするのがいちばんですが、

植物によっては、ほったらかしにすると増えすぎたり、そもそも地面に

植えることができない場合もあります。

鉢植え、地植えには、それぞれメリットとデメリットがありますが、

どちらも基本的なお世話は欠かせません。管理しやすい植物や数にすれば、

お世話がしやすくなり、キレイな花を楽しみやすくなります。

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【人の字を 真似て二人で 支え合い(シルバー川柳)】