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らぷんつぇる、ぷつん。

2009-09-12

たたかえ!お貞さん

金曜深夜のNHKトップランナー』は、『サマーウォーズ』の細田守監督がゲストでしたね。おもしろかった……。

細田監督のアニメって、人物に「影」をつけないんだ……。

気づかなかった(ダメダメ)。



ヤングエース Vol.3 2009年 10月号 [雑誌]

ヤングエース Vol.3 2009年 10月号 [雑誌]

付録に「エヴァ」「サマウォー」2タイトルのキャラクターデザインを担当された、貞本義行先生の特集本があります。

細田監督との対談目当てで購読しました。

表紙の真希波・マリ・イラストリアスは、大方の想像通り、鶴巻和哉監督を「庵野監督の支配するエヴァ世界」に投影させたキャラクターなのでしょうか?

(「真希」波は、鶴「巻」)

あまりそういうことを考えながら、作品を楽しみたくはないですね。でも鶴巻作品のはっちゃけぶりは、そういう解釈でもウェルカムな余地があるように思います。


掘り出し物だったのは、以前読み逃してしまっていた貞本先生の漫画『アルカイック スマイル』が収録されていたこと。前編だけだけども。

でも一応、前編だけでも読切モノとして読めますです。

あぁー、おもしろすぎますねぇー。

奥さまのたかはまこ先生が原作を担当されたラブコメディ作品です。

社内一の美女・柚木さんと、仏像オタクの変人・小早川さんのオフィスラブ(?)です。

どんでん返しも何も、ドタバタすらない短編ですが、映画っぽいテンポの良さがあって、とても32ページの作品とは思えない……。見習いたくて、あやかりたいです。


たかはまこ先生は、一時期育児漫画にハマっていたことがあって、

を、貞本先生の奥さまだとは知らずに読んでいました。


それにしても、貞本先生は『新世紀エヴァンゲリオン』以外にもいろんな漫画作品を描かれていて、いつになったら単行本にしてくれるのかなー、とずっと待っています。

そうしたら、この特集本でアルカイック スマイルを一冊分溜まるまで描くようなことをおっしゃっておられますね。

まだまだ出版には遠そうだ……。


トライガン』の内藤泰弘

幻影博覧会』の冬目景

『エヴァゲリオン』の貞本義行


思春期に出会ったこともあいまって、この御三方が「ぼくの好きな絵師さん」の永久不動ですね。


貞本先生の表現方法は、どことなしなおかしみがすごく好き。

新世紀エヴァンゲリオン (5) (角川コミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン (5) (角川コミックス・エース)

漫画オリジナルのシーン。

プリントを届けにきたシンジに、綾波が紅茶を淹れてあげようとするのですが、淹れかたがわからず「むぅーん……」な表情になってしまっているのがかわいおかしい。


何で自分では飲まないのに、綾波の部屋にはアールグレイの紅茶が置いてあるのか?

あの廃墟アパート暮らしを見かねたネルフ職員の差し入れか? 

それともゲンドウからのお見舞い品か?


謎は深まるばかりですが、深く掘り下げようとはせず、投げっぱなしな感じが貞本エヴァらしくて好きなのです。