親が糖尿病の人

いろいろな病気に罹りやすい人と罹りにくい人がいるものですが、糖尿病の場合も、糖尿病になりやすい体質となりにくい体質の人がいるのです。

不幸にして糖尿病になりやすい体質を持っている人は、あらかじめそのことを承知して予防につとめるならば、未然に糖尿病を防ぐこともできましょう。
もし仮に糖尿病になったとしても、あらかじめ自分の体質をよく知っていて養生している人なら、軽症で食い止めることもできるというものです。
同じ疾病や災害に遭遇しても、事前にそれを予知して注意している人と、していない人とでは、結果的に大きな差異が出てきます。

糖尿病の危険を感じる人は日頃からダイエットなどに取り組み摂生につとめるようにしましょう。

さて、糖尿病の原因であるインシュリンが不足しがちの体質は、親から子に遺伝すると考えられています。
ですから、自分の親が糖尿病の場合は、自分も糖尿病に罹りやすい体質ではなかろうかと疑ってみる必要があります。