私の名前、いろいろな名前

今週のお題「名前をつける」

今週のお題が「名前」とのことなので、色々書いていきますね。

1.ダイアリー名の由来

推理小説が好き、ということで、小学生の頃からブログ名は「〜探偵事務所」という風にしようと決めていました。ユーザーネームを決めていなかったのですが、今の名前に落ち着き、「スパロウ探偵事務所」になりました。
若干変えたんですよね。昔は「(推理力は乏しい)」なんていうかっこ書きが入ってました。貧弱そうな名前になってしまったので削除したんですよね(笑)

2.はてなIDの由来

謎解きが好きで、特にパズルのような謎解きを好んで解いている僕にとって、レイトンシリーズの監修、多湖輝教授を尊敬していました。それに自分の名前に同じ「輝く」という字を使っているので((というか名前一緒なんです(笑)))、勝手ながら拝借し、誕生日を後に繋げました。
もし教授に会う機会がありましたら、謝らなければなりません・・・(汗)

3.スパロウの名前の由来

雀が好きだからです。ですが、この名前を決める前は、今ほど雀が好きだったわけではありませんでした。

出会いは中1の夏。テストで早く帰ることが出来た僕は、校門の前で足を止めました。足元に動く何かがいた気がしたからです。
気のせいかもしれない、と思いつつ足元を見てみると、そこには雀が一羽、丸まっていました。今まで踏まれなかったのが不思議なぐらい小さい体の雀を、僕は掌で掬い上げました。
雀はチュンともすんとも鳴かず、そのまま「保護」という形で家につれていきました。
ゲージにいれ、インターネットで餌について調べ、一夜を共にしました。


翌日の朝までは。


翌日、母に飛び起こされました。雀が死にそうなのです。
鳴かなかったのは弱っていたからで、起きたときには虫の息でした。
急いで餌である、ぬめりを落としたご飯粒を作りました。
雀はまだ生きています。僕は必死になって餌を与えました。


雀はご飯粒を噛んだように感じました。そして、気のせいかもしれないけれど、小さく鳴いたような気もしました。


雀は直後に、その小さな灯火を消しました。


学校のあった僕は普通に学校へ行き、普通にテストを受け、普通に帰ってきました。
ゲージに入ったままの雀を庭に埋め、墓をつくりました。

庭から戻り、テーブルに置かれたデジカメを手に取りました。雀を、生きている間の雀の姿を納めておけば良かったなー、と後悔しつつ、写真を見るボタンを押しました。

その雀の姿が、生きている姿が写っていたのです。

母曰く、父が朝、起こす前に写真を撮っていてくれたそうです。

その日、僕は生まれて初めて亡くした命に対して涙を流しました。たった半日だけの雀との生活が、まるで一生共にしていたかの様に泣いてしまいました。

僕にとって雀はただの身近な鳥では無くなった瞬間でもあり、想いを残すきっかけでもありました。


スパロウ。綴りは「sparrow」。意味は、「雀」。