The Dark Side Of The Moon (はてな)

2017-10-16-月 T4計画

[]ナチスドイツと障害者「安楽死」計画

優生学と安楽死。タイトルだけをみるとナチス計画し実行したようにみえる。確かに間違いではないがこの本によるとそれ以前から医者たちは重度の知的障害者処分したいと考えていたことがわかる。法的責任を免れるとわかると罪の意識はなくなりさらに部署がたくさんあることから現場でも責任自分にないと考えそして大量の人間が殺されていった。当初は医者がきちんと判断して実行する予定だったのが何でもありの状態に。重度の子供を持つ母親がヒトラーになんとかしてほしいと頼んだ事実を読んだとき,そんな母親がいるのかと驚いた。国が違えば週間も違うし経済的問題もあるだろうが。


計画はきちんとしていたようで徐々にミスが明らかになる。死亡通知や骨が2つ届いたり同じ文面の死亡通知が何通も届く。このような状況で国民はとうぜんおかしいと思い始める。

第8章T4計画法律家では法律家の無力さがわかる。

第9章T4計画協会ではフォン・ガーレンの話が中心でこれがとてもよい。正義感自分のもつ力をまっとうに使っている素晴らしい人物制服姿の党員が「妻子もない独身者がいったい何の権利があって若者結婚問題を語るのか」と問い詰めたときに彼のユーモアセンスが光る。

この大聖堂内で敬愛する総統への非難は,私が絶対に容赦しない


てんかんの差別がよくでてきていたがてんかんというと薬をきちんと飲んでいれば問題ないようなイメージで,たまにてんかんで意識を失いクルマが突っ込んでニュースになっている。雀荘でもてんかんでひっくり返る人がいると聞いたことがある。


障害者を殺す事件といえば日本では2016年7月の相模原障害者施設殺傷事件しか思い出せない。この本を読んだきっかけもこの事件だったかも。

2017-10-15-日

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エグゼイドショーに子供を連れて参加。無料で握手会もあったのが良かった。握手会の写真はとても難しい。連写セットして準備したが一緒に並んでいると近すぎてうまく撮れなかった。子供を列に1人にして思いっきり離れるのがコツか。


エグゼイドオープニングテーマの高い音が少しずつなり始めると条件反射でこっちまで楽しい気分になる。

2017-10-14-土

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毎日更新してきたがここにきてちょっと無理がきていることを実感している。子供2人の世話,特に1歳の子供がいるとかなりの時間がとられる。夜にPCに向かえばよいのだが体力的な問題も大きい。特に睡眠不足によって昼間の眠気が強烈でどうしても時間がとられる。かろうじて読書だけは電車での移動時間で死守している状況。あと2年すれば自分の時間が復活するだろう(幼稚園入学により)。基本的にヒキコモリ気質なのによく自分の時間を削って2人も子育てやっているなと思ってます。

2017-10-10-火

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私たち子どもに何ができるのか』はポール・タフの新作。前作で非認知能力重要性を説いたが講演会などで「ではどうすればいいのか」という質問を受けることとなりそれに答えたものらしい。この時点でもう読みたくなる本。スキルでなく環境らしく親子関係では子どももっと遊ぶべきだと親に指導したことが子供人生に大きなプラスの変化を与えた。親の間違いを批判するのでなくよかったところに言及するというのも覚えておきたい。


後半では「以外にも日本の数学教育が優れた手法として紹介されている」とあり実際どういう部分なのか確認したくなるね。

2017-10-09-月

[]嘘つきアーニャの真っ赤な真実米原万里角川文庫

プラハのソビエト学校にいた著者が大人になり同級生だったリッツァ,アーニャヤスミンカと再会する。いると思われる国に行き探し最終的に会えるのだがそこまでがとてもスリリング。さらに子供時代からの変化に驚かされる。

分かれたばかりの時はマメ手紙を出していたのが高校受験や日本での生活に馴染むことによって疎遠になっていく。このあたりは遠距離恋愛もこういうものかと思いながら読んだ。

本のタイトルになっているアーニャの話が切なかったかな。


ドイツ人は犬や猫をとても大事にする。しかし子供の扱いも犬猫た対するのを同じものだと再開したリッツァが話す。ここをみて今読んでいる『ナチスドイツの障害者「安楽死」計画』にも同じようなことが書かれていたことを思い出す。


いま読みやすい新書を1つすすめていてもうすぐ終わる。次も米原万里エッセイかな。