あさひかわの建物

旭川振興公社というところから、かなり昔からでているのが旭川叢書というシリーズの本です。たとえば、旭川市市政情報コーナーというところから見てみると、以下のようなものが発刊されていることが分かります。
第9巻 歌人酒井広治・飯田佳吉の世界
第12巻 アイヌの星
第14巻 北海道の歌謡曲
第15巻 北ぐにの動物誌
第16巻 あさひかわの建物
第17巻 旭川俳人
第18巻 嵐山の自然
第19巻 旭川の橋
第20巻 旭川の石碑
第21巻 アイヌと植物
第22巻 旭川100年の音楽
第23巻 きたの動物園
第24巻 灰色に立ち上がる詩人
第25巻 あさひかわと彫刻
第26巻 あさひかわの川
第27巻 評伝 三浦綾子-ある魂の軌跡
第28巻 松浦武四郎 上川紀行
第29巻 旭川家具産業の歴史
第30巻 上川屯田物語

こんな感じで昭和50年代からいわゆる「旭川」のことについての事柄が本になっているんです。先日図書館に行ったときに、そのうちの一冊16巻の『あさひかわの建物』ってのを借りてみました。

初版が昭和61年、第2版が昭和62年なのでもう20年以上も前の本ですが、筆者は川島洋一さんという建築学者の方が書かれていて、「旭川に現存する各時代を生きた建物とそれにたずさわった人々の歴史を語りながら、開拓から今日までの履歴書作りをした」ものなんだそうです。

いま、改めて見てみるとすでに取り壊され現存しない建物もたくさんあるんですが、この本の中に書かれている建物を、これから少しずつ、もう一度振り返ってみようと思います。