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セパージュ:ピノ・ノワール100%
ゆはらよりオークションで落札。6073円。
抜栓日:2013年11月4日
コルク:コルク長50mm。ロットナンバーのような数字以外、なにも書かれていません。
液漏れ:染み若干あり。液漏れなし。
グラス:リーデル・ブルゴーニュタイプを使用。
色:濃い目のルビーレッド。ほんのちょっとパープルがあります。渋い色合い。
エッジ:しっかりとしています
脚:中等度の粘調度
香り:やや温度が低かったせいか、あまり香りたたず閉じ気味でしたが、徐々にブラックベリー、ラズベリー、スミレの香りがしてきました。温度が上がり1時間ほどしてから果実香が結構出てきてやっと開き始めたッて感じです。2時間くらいで、金属っぽい香りがして、その奥に、ストロベリージャムの香りが少し見えました。
タンニン:まだまだフレッシュなしっかりとしたタンニンです。あと5年くらいの辛抱が必要だったかもしれません。
味:透き通るような、ぴーんと筋の通った酸が最初に口の中に広がりました。また、ミネラル感も非常に豊富ですが、まだまだ固いです。ちょっとゆっくりと時間をかけて飲んでみましょう。
ピュアさとミネラル感は半端ないです。1時間ほどでも酸は衰えず、しかし、とても素直にのどに流れていきます。味わいがほんとピュア。ボーヌのテロワールか、ドシンと腰を落ち着けた安定感を感じますが、切れる酸で、全然飲み飽きしません。しかもまだまだ固い。この時点でこのくらいのポテンシャルがあるんだから、あと5年くらいしたらもっと美味しくなっているんじゃないかと思いました。肉の赤身というか、金属というか(鉄ではない)そんな感じもあり、これはこれで美味しくいただきました。