Yamazaki Winery Pinot Gris 2014


セパージュ:ピノ・グリ
ワイナリーより直接購入。2,850円。
 
抜栓日:2015年11月27日
コルク:山崎ワイナリーのコルク
液漏れ:ない様子です。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:ほんのりと紫色が混ざっている感じがしっかりと分かるレモンイエロー。輝きあります。
ディスク:比較的厚め
脚:けっこうな粘性を感ます。
グラスの底には気泡がありましたが、そんなに飲み口に発泡性を感じませんでした。
 
香り:グラスに注いだすぐに、けっこうクリーミーな、バニラ的なニュアンスを感じました。樽つかってたっけな?その後程なくして、はちみつ香や白桃を思い浮かべる香りが出てきます。奥の方にほんのりとミネラルを感じます。温度が上がるにつれて黄色い花を連想させる香りが感じられました。フレッシュな果実香、ミネラリーな香り、爽快な印象。
 
味わい:爽やかでフレッシュですが、どこか柔らかさも感じるしっかりとした酸、そしてその後に、ネクター的な濃厚さを思わせる口当たりを感じます。結構甘味がしっかりとありますが、甘いわけではなく、部類としてはドライに入ると思います。甘味が上品。そして、なんといっても、中盤から後半にかけての苦味が、グリだな〜と思わせます。この苦味は、甲州にも通じるものがあると思います。やや冷えている方が酸がボケないですっきりとした飲み口です。'11のPinot Grisは、残糖と言ってもいいくらいの甘味が感じられましたが、'13、'14は、ドライさがしっかりとしていて美味しいです。

2日目、全体的に味わいがまろやかになっています。ちょっとリースリングを思わせるようなニュアンスもあります。グリっぽい苦味は健在です。ほんと、なかなかいい感じで味わいが詰まっていて美味しい!