20180310 Bistro Vraie(ビストロ ヴレ)でアラカルトディナー

今日は、ちょっとしたお祝いを兼ねて、5人でビストロ・ヴレさんに訪問です。
バスで向かいました。
 

窓が大きいので、暖かい光がお店からこぼれ出ています。
 

エントランスのロゴ
 

店内のライトがとってもおしゃれです。暖炉もあって、木の香が心地よい。
 
お料理はアラカルトでお願いしました。
 

アミューズ:リエット
このリエット、とってもクリーミーなんですが、肉の繊維もしっかりと残っていて絶品です。
 

前菜盛り合わせ
自家製の生ハムとか、パテ・ド・カンパーニュとか、コラーゲンたっぷりテリーヌとか。。
コラーゲンのテリーヌは、軟骨の食感が絶妙。パテ・ド・カンパーニュは絶対の旨さ。
 

レンズ豆のサラダ ポーチドエッグ添え
ビネガーの酸がよく効いています。
 

ガレット。ハムとチーズです。
ガレットの生地って、ともすればベチャベチャになっちゃうんですけど、これはバシッと火が通っていてソバの風味と香ばしさが心地よいです。
 

牛頬肉の赤ワイン煮
ほぼほぼ赤ワインのみで煮込まれている頬肉は柔らかく、牛の旨味が凝縮しています。
添えてあるマッシュポテトがまたうまい!
 

滋賀産イノシシとフォアグラのパイ包み
このイノシシはひき肉状になっていて、その旨みをパイが閉じ込めています。このイノシシさんは、全然クセもなく、肉本来の旨味が口の中に広がります。ほんのりとした甘味は、イノシシが食べているものの影響なんでしょうね。
また、このソースが旨いんです。なんでつくってあるのかわかりませんが、艶やかで、コクのあるソースがイノシシを引き立てています。
 

広島産イノシシのじっくり炭火焼き
今時期はイノシシが旬だそうで、いま、ヴレさんでは、先程の滋賀産とこの広島産、そして福岡産のイノシシが食べられます。
この広島産は、肉質が柔らかく、ほんのりと甘い味が特徴のようです。部位は背肉ともも肉でした。
イノシシって脂の部分は、カロリーが低いんだそうです。そして、皮の部分もついています。柔らかいんですが、歯ごたえはそれなりにあります。味わいは豚でもないし、牛でもない。どちらかというと豚よりかな? かといって、処理がとってもいいので、臭みや血生臭さなどは皆無です。皮はパリッとして、脂はクセのない、しつこくない味、赤みはびっちり詰まった旨み。いや〜幸せ!
 

デザート Part1
金柑のコンポートとバニラアイス
 

デザート Part2
ガトーショコラとソルベ(何のソルベだったべ?w)
 
もうお腹いっぱい。

帰ろうとしたけど、なぜか今日はタクシーがつかまらず、ちょっと長いをさせていただきました。村上シェフ、奥様、遅くまでありがとうございました。
また伺います。
 

Lo Tarral Julien Payras 2015

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-2566.html

セパージュ:グルナッシュ10%、カリニャン45%、シラー45%
ビストロ・ヴレにてボトルで
 
抜栓日:2018年3月10日
インポータ:二番通り酒店
輝きのあるルビーガーネット。粘性はそこそこ。13.5%。香りは最初、やや揮発酸が優位になっていましたが、その後、紫の果実、木の実の香りが出てきます。スパイシーさやミントっぽさも感じます。酸はしっかりとしていて、揮発酸は、良い方向でのアクセントになっています。果実味が優しいながらも豊かで、果実甘味が感じられます。柔らかいタッチで、食事に寄り添うワイン。