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中島明[つなぐ専門家]のつなぐ毎日 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2012-01-06

2012年の抱負。今年はあえて「30年後」を考える。〜「つなぐ」は次のステップ「深める」へ。

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2012年が明けた。今日が仕事初め。正月からいろいろ考えてた。どう生きようかと。この1年というよりは、この人生どう生きようかと。今年は辰年で、年男だというのもあるし、昨年イナズマという新しい会社をスタートしたばかりというのもある。でも、こんな風に考えるようになったのは、やっぱり3.11が影響しているんだと思う。


夏、冬と数日被災地を訪れて感じたこと。震災から数ヶ月が経ったその時でさえ、想像の域を遥かに越えていた現実。そして、未だかつて人類が経験したことのない課題の数々。起きることには全て意味があると言うにはあまりに厳しすぎる状況を前に、自分はこの人生で何を成し遂げるのかを考えた。


30年。


この年初に、僕の見定めたゴールはそこにある。


「中島さんの10年後の目標は何ですか?」そう聞かれた時に、僕はいつもこう答えていた。「10年後なんて先のこと、分からない。でも、目の前にがんばっている人がいたら応援するし、困っている人がいたら助ける。どんな状況でもそんなスタンスは大事にしたいんです。」と。


東北に行ってご縁ができた、陸前高田と一本松。流されてしまった7万本の松原の復活に向けての取り組みがスタートしているけれど、松がいっぱしの大きさになるまでに30年以上かかるらしい。そして、未だ解決していない、福島原発問題。県が廃炉の方針を打ち出したものの、廃炉には30年、40年かかると言われている。どちらも見届けるのに、あと30年だ。


その頃、一般企業の定年は何歳なのか、年金制度がどうなっているのか、高齢化社会がどうなっているのか、地球がどうなっているのか、わからないけれど、僕は、少なくともあと、30年働こうと思う。何のために?この正月に改めて自分と向き合ってみたけれど、やっぱり、僕は、


「人と人をつないで世界をより良くする」


これにつきる。


「つなぐ」と言い出して約2年。最近よく「つなぐ」とか「つながり」とかキーワードをよくみかけるようになったけど、最近、僕にとっての「つなぐ」の意味がちょっと変化してきた。


もともと、僕は「つなぐ」を2つの意味で使ってた。1つは、文字通り、人と人をつなぐということ。そしてもう1つは、自分(企業)の本当の姿(being、spirit、soul)とつながること。ソーシャルメディアをつかえば誰かと簡単につながれるようになったいま、求められるようになるのは後者の姿勢じゃないかと思っている。


僕の役割はそこ。自分の深い部分とつながれる人は、人と深くつながれる。もちろん、人と人を結びつけるのも僕の仕事だし、まだまだその役割も少なくないけれど、深い部分でチューニングするのをお手伝いすることこそ、僕のミッションだと思う。それは、人と人かもしれないし、企業/ブランド/商品と人かもしれない。ソーシャルメディアを活用するかもしれないし、思いっきりリアル、アナログなアプローチかもしれない。そうすることによって、LOVEの流通量を世の中に増やすこと。POWERやMONEY、BUSINESSといった世界にLOVEを織り交ぜていくこと。それが僕のミッションだ。


まだまだ、「つなぐ専門家って変わってますね。何してるんですか?」と言われるけれど、僕に言わせたら、人に銃を向ける仕事より、よっぽど手をつなぐ仕事の方が自然。だから、今年は「つなぐ専門家」がもっと世の中に増える活動もしていけたらと思っている。


人と人をつないで世界をより良くする。

30年後、いまより、きっと世界が良くなると信じて、まずは今年、2012年をがんばりたい。



※写真は気仙沼市の岩井崎。津波で甚大な被害を受けた岬に残った松は、龍の形に。

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