河童

12月に入ってもう一週間経ちました。
早いですねー(´ω`)
さて、今日は河童伝説のお話を紹介します。

昔、秋吉の地は雨が降らず、日照り続きで、百姓達は困っていたそうです。
この地に住む、河童もまた困っていました。
そこで、お坊さんである寿円禅師が、滝穴(今の秋芳洞)に籠り、雨乞いをしました。
その様子を河童たちは陰から見守っていました。
満願叶って、その日は大雨となりました。
しかし、秋吉台には川がありません。
雨が降れば全て地下水となってしまいます。
秋芳洞も例外ではありませんでした。
増幅した川の水が、寿円禅師を呑みこんでしまいます。
河童たちはお坊さんを助けようとしますが、既に仏さまの元へ行かれた後でした。
その頃村人達は寿円禅師を探していました。
河童たちはお坊さんを村人達の所まで連れて行きました。
村人はこの行為を賞賛し、寿円禅師とともにこれまで祭ってきました。

※この話には諸説あります。
  
この伝説にちなんで、この地域には河童そばと言うものがあります。
河童そばは各お店のオリジナルで出されていますので、見た目も違えば味も違います。
ここでしか食べられないグルメがたくさんありますので、来られた際は、是非食べて行って下さいね〜(*´▽`*)
 

ちなみに、この伝説は絵本にもなっているんですよ!
まるごと館にも置いていますので、読みたい!という方はスタッフにお声をかけて下さい♪