「起さないで」札

トルコ旅行に行った友人からのお土産の中に、ホテルの「起さないで」札があった。

実際に宿泊した部屋に備え付けられていたものだそうで、現地の空気をそのまま運んできてくれたようで、うれしい。
・・・もちろん、許可を取っての持ち帰りとのこと。


この札はトルコのどこのホテルの札かというと、イスタンブールの「ペラパラス」。
アガサ・クリスティが定宿にしていて、『オリエント急行殺人事件』もこのホテルの部屋で執筆されたのだそう。

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)


さっそく研究室の扉に掛けた。
これまで掛けていたのは、「ホテルハイタワー」の札。

そう、東京ディズニーシータワー・オブ・テラーのホテル。


「ホテルハイタワー」のオーナーは、確か珍しい物を求めて世界中を旅していたはず。
研究室にちっとも落ち着かずに外をふらついてばかりいた私も、「ペラパラス」の札に取り替えたことで、アガサ・クリスティのように、部屋に籠もって研究をがんばってしまうかも(^ω^*)。