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■中毒
「毒に中る(あたる)」と書いて「中毒」と読みます。
すなわち、本来の意味としては文字通り毒を食らった状態であるわけです。
しかし、日本語においては、しばしば依存症と同義で捉えられることがあります。
自分も、その意味での中毒です。活字中毒という名の。
常に読むものを携帯していないと気が済みません。
その「気が済まない状態」の自分は、どことなく不審な心持です。
電車の中でもあちらこちらを視線がさ迷い歩き、いかにも落ち着きがありません。
最近、特にその中毒症状を自覚したのは、リハビリに通う整形外科での待合室でした。
どうして、病院の待合室ってのは気の利いた雑誌がないのでしょうか?
「レタスクラブ」「壮快」「オレンジページ」「ゆほびか」等々。
そして「骨粗鬆症と正しく付き合う」「正しく知ろう熱中症」なんて薄いリーフレットの数々。
かくして、やむなく人体模型図を眺め、筋肉の名前を覚える日々が続くのです。
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