マギ1〜13

マギ 1 (少年サンデーコミックス)

マギ 1 (少年サンデーコミックス)

少年ものらしい冒険活劇は胸躍らせる。

2時間半で既刊を一気読みしてしまった。

でも、枠組みとしてはちょっち古い面もあるのではないか。

光の反対は闇というのは西洋論理学ではそうかもしれないが、

東洋では光や闇の反対は、光であり闇であり両方を含むものであった気がするのよね。

そこまで持ち出さなくても、同じ物差しの両極端という意味では光も闇も一緒だし。

その点では、極端に走れない普通の人間は両方持っていると考えるのが自然だし、

両方持っているシンドバットが光に振れすぎた面しか見せないのも私的には物足りない。

そりゃ、世界の破滅が見えているのなら、反対はするだろうけど、

私的定義だと、いい面も悪い面も持っている人物のほうが酸いも甘いも経験した魅力ある人物って感じなのだ。

ただし、アリババ君はカシム君の残骸が体内にいるっぽい、闇が中にあるのかなってな感じで、

まだ話の展開的にどう転ぶかわからない。

ぶつぶついっているけど、13巻が最新刊と思いきや、14巻出ているのか、明日TUTAYAに行ってこようっと的しばらく2月に一度の楽しみが増えました。