現代思想史入門
- 作者: 船木亨
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2016/04/05
- メディア: 単行本
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いまいちな―私と問題意識がずれるんだよなーと思いつつ、これは、と思ったキーワードがありました。
「機械」なのでござる。
秋津君解釈をすると、確率論的に正しいことを選択するのは機械的なものではないか、それって人間っていうか。
秋津君は愛とか信頼とかは確率を無視する期待ではないかって書いてたけど、
あるいは、変化するものを人間というのではないか。
だと、ディープランニングとかどうよ、であります。
あらゆるこうでないといけないことから解放されるのが、人生の受容の仕方だとすると、(強引だな)、
人間の規定はどうなるのか、日本教の秋津君は思うわけです。
いや、今週末は忙しいので更新短めなんだけど、
あと、橋本治は機械に自由意思が生まれると、生存に拘って人間に反乱を起こすとか言っていたけど、
マイクロソフトの人工知能はそうかなとも思わないでもないけど、
虚淵の楽園追放の如くというか、
楽園追放 rewired サイバーパンクSF傑作選 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 虚淵玄,大森望
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: 文庫
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何でもアリとなったとき、生きる、ことだけが目標になるのか、何もないときにこの感情を楽しむ(って実存主義的ではなかろーか)、
それとも何かを失っても、毎日おいしい料理を作ること?を目標にすれば、誇大な人生の目的なしに楽しめるのか、
大きい物語を求めないと辛いのか、まだいろいろ希望をあきらめきれないアラサ―には少し難しい問題設定です