サイエンス+フィクション展@日本科学未来館

ずっと気になってた場所、日本科学未来館に行ってきました。
お目当ては特設展示の『サイエンス+フィクション』展と、世界一凄いプラネタリウムMEGASTAR-Ⅱ cosmos』
・・・だったんだけど、午後2時頃行ったら、プラネタリウムはすでに全回満席だった。
休日は、朝一でないと厳しいみたい。おそるべし家族連れパワー。
リベンジを誓いつつ『サイエンス+フィクション』展へ。


社会と科学に関する5つのキーワードを、5つのアートで表現する企画展。
5作品て少ないけど、キーワードごとにサテライトボックスが幾つか付随していて
内容にまつわるオブジェや研究成果などの情報が見られるようになっています。全部見るとけっこうな量。
この展示のしかた、万博のパビリオンに近い感じ。というのもやっぱ日本におけるドイツ年の一環だからかな?
やや硬ですが、本気でみていくと面白いです。サテライトボックスはアート作品と同じくらい面白い。
特にナノテクノロジーと脳研究のボックスには、新たな発見が多くありました。
アートの方は「脳のパビリオン」がすごかった。
外壁には脳の科学的研究結果が配されていて、中に入ると落書きみたいな絵が壁中にある。
この壁画が凄いんだ。古代の洞窟の壁画のような感じで、現代から近未来の日常生活の風景が描いてあって。
だれかの脳の中、脳の機能を表裏で表現している作品。
これ、ピーターガブリエルファンはど真ん中ですよ!ぜひ観にいってね!(いるのかな?)
それから「フロンティアバス」。小型バスのフロントガラスに民俗学の研究映像っていうか、
シャーマニズムのドキュメント映像が流れる、というかなりカルトなもので。
バスの外にアウトドアテーブルセットがあって、ここで貴重な映像を沢山見られます。
こんなの本でしか読んだことなかったから、もう面白くて。全部みちゃった。
ざらざらの白黒フィルムで、隠し撮りっぽく撮影されているシャーマンの治療風景や
祈祷ダンス等、あやしくてしょうがない映像の嵐でした。こんな事でもないと見られないと
思うんで、興味のある方はぜひね。


しかしこれ『サイエンス+フィクション』じゃなくて、『サイエンス+ノンフィクション』にすべきでは??
タイトルの収まりはかっこ悪くなるけど・・・
ゆっくり見すぎて2時間位かかっちゃったので、未来館の常設展示は次回へ持ち越し。
アシモちゃんとかスーパーカミオカンテの実演を見られるらしい。なんかすごそう。


サイエンス+フィクション 特設ページはこちら↓
http://www.miraikan.jst.go.jp/j/sp/science+fiction/index.html
サテライトページを読むだけでも面白いよ。


台場ドライブミュージック

Get Ready

Get Ready

レインボーブリッジのぐるんぐるんカーブにぴったりでした。