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2017-05-30

[]元将棋ファン最後の退場の挨拶

私の将棋との出会い小学生の頃で、そこから長年濃淡はありますファンを続けてきました。

米長会長時代に多々の理不尽事件が起こり、そこで情熱はかなり醒めたものの関心は失わず将棋界を見続けて、数々の名勝負に心躍らせてきました。

今回現役トップ棋士である三浦九段冤罪で不当な処分を受け、世間から汚名を着せられる事件が起き、早急にその地位名誉回復され、将棋界の悪しき慣習がこの事件を機に改められることを期待して僕なりに発言を続けてきました。

しかしそれは全て裏切られました。

日本将棋連盟は全ての不都合な事実を闇に葬り去る方針を取りました。

その決定を許したのは将棋連盟の会員である棋士たちであり、それを取り巻くメディアであり、ファンの人々です。

今となってはほとんどの棋士人間の皮を被った汚らわしい非人に見えてしまうようになりました(西尾六段等例外はあります。その一部の棋士たちの今後のご活躍を祈ります

全ての勝負茶番しか見えなくなり、過去の楽しかった思い出もすべて真っ黒に塗り尽くされてしまいました。

私みたいなダメージを受けている人は少数かもしれません。

しかしこれだけ裏切られ傷付けられて、好きだったものが一つなくなってしまった。個人的に非常に悲しいです。

以上書き残して退場したいと思います

では

2017-01-30

[]将棋から暫く離れます

本日公益法人infomationサイト内より、日本将棋連盟違法行為に関する情報提供を行いました。

これまで三回のブログ更新、今回の情報提供により、自分でできる範囲のことは全部行ったと思いますので、暫く将棋関係積極的情報収集を行うこと、またSNS将棋関連の話題に振れることは基本的に行わないようにしたいと思います。(既にタイトル戦の観戦の取りやめ、NHK杯の録画視聴の廃止ニコ生プレミアムの解約、将棋世界誌の廃棄、棋書の整理(新規購入も廃止)は実施済ですのでこれらは継続します)

将棋に関わる話題の多くが常識外れで、呆れる内容ばかりのことに少々疲れました。

将棋界がまともになるまでは戻らないつもりです。この関係に費やしていた時間は、今自分の関心のある事項の情報収集勉強、そしてそれを基にした行動に充てたいと思います。

2017-01-22

[]三浦弘行九段冤罪事件について(その3(その2への追記))

前回記事コメント頂いたことについて考えを述べたいと思います

ちょっと方面喧嘩を売るかもしれないのでその点ご容赦ください。

「もし三浦九段がこの件を訴訟にして日本将棋連盟が敗訴して潰れてしまっては、結局三浦九段の戻る場所がなくなってしまうのでは」というご指摘です。

先に自分の考えを纏めてしまいますと、「日本将棋連盟が潰れる可能性は相当ない」と考えています

まず日本将棋連盟が潰れる可能性について。三点の可能性について考えてみます

(1)賠償金の支払いに耐えられず運営できなくなる

 例えば三浦九段に1億の賠償が生じたとします。これを全て連盟が払わないといけないといけないとしたら大変です。まず連盟の積み上げてきた資産公益法人認定により税制優遇を受けて蓄積されています。それが賠償金自分の失態の穴埋め)に使われるのは言わば国民資産の棄損であり、ここに手を付ければ公益認定取り消しの事案に該当することになります

 では手詰まりか。そうではありません。一次的に連盟が全額を払うとして責任割合に応じてその求償をすればよい。例えば処分判断ミスだったとして、その判断材料として誤った情報提供した人、また週刊誌情報がでるので拙速判断を下したのが誤りの原因ということなので、週刊誌情報をリークした人。こういう人々の責任を問うて求償すればよい。また理事会の中で暴走をした人や理事会圧力をかけた人が居るならその人も責任を取ればいいですよね。

 このプロセスを経れば連盟自体負担は軽減されます。これを例えば構成員の頭割りで負担すれば一人当たりはそれほどでもないでしょう。あと将棋ファンからカンパを集めるのもよい手ですね。このような状況に将棋界が陥ってもまだ信じていて連盟が存続してほしいと考えてる人は沢山います。そういう人に頼めばお金を出してくれるでしょう。

 そもそもなんですが、賠償金の支払いは訴訟がないからと言って責任を逃れられるものではないですよね。どうせ対処しなければいけない問題であるとも言えます

(2)連盟への失望によりスポンサーが離れ棋戦が減少する

 これは正直訴訟関係ないでしょう。この状況でもabemaで新チャンネルが開設されスポンサーは増えてます。離れるスポンサーは離れる。それで養える人間(プロ棋士の数)が減れば例えば棋戦に参加できる人間を減らすとかそうやって対応するしかないでしょう

(3)公益法人認定が取り消される

 考えられる中で一番これが懸念されることですね。ただ公益法人認定の取り消しの手順としてはまず是正勧告を行いそれでも改善されない場合に取り消しという形を取るのが通例です(一発アウトは余程悪質な場合)一旦処分の不当性は法的に指摘される(理事会不法行為を行ったことが証明される)ことになりますが、これを受けて執行部が再発防止のための改善をしっかり行えば公益法人認定の取り消しに至ることはないでしょう。ただし(1)で述べたように賠償関係公益認定により蓄積された資産に手を付けないでやらねばなりません。

以上の考えにより、もし連盟裁判で負けても潰れはしないだろうと思っています。たださらりと書きましたが実際にはどの点も大変な道であるのは間違いないです。しかしそれは自らの失敗によるもので仕方ないのではないでしょうか。

私の乏しい知識に基づく見解なので、色々と誤りや認識が甘い点があるかもしれません。その点はツイッターコメントでご指摘いただければ幸いです。

(追記)私の立場訴訟をした方がよいという立場ですが、だからと言って両者が和解できるならそれが一番ですし、三浦九段お気持ちが一番と思いますので、もしそうならなかったとしても失望するものも何もありません。ただ日本将棋連盟第三者委の報告を基に「処分には正当性がある」と強弁していることは許しがたく、その点が改まったと確認できるまでは将棋界は応援する気持ちになれないと考えています

2017-01-21

[]三浦弘行九段冤罪事件について(その2)

前回記事三浦弘行九段冤罪事件について)は思っていた以上に沢山の方に読んでいただけたようでまずその点感謝いたします

前回記事ではこの冤罪事件における連盟対応のまずさについて私の思うところを述べ、12月26日に行われた第三者調査委員会(但木敬一委員長)の報告後も、三浦九段に対する名誉権利侵害は続いていることを指摘し、三浦九段の負った損害が一日でも早く回復補償されることを願って締めとしました。

この記事を書いて20日、第三者委の報告からは既に一か月が経とうとしています。では現状はどうか。少なくとも三浦九段の負った損害の回復に向けての進捗は全くないです(もしかしたら水面下で交渉がされてるのかもしれませんが)。むしろ状況が後退していると懸念される事象複数発生しています

一番強調したいのは、連盟側の主張として、第三者委の報告書にあった「三浦九段処分妥当性がある(原文は当時の事情を考えれば止むを得ない)」を声高に主張しているところです。これは第三者委の報告書を受けた連盟の会見(12月27日)、谷川会長の辞任会見(1月18日)において繰り返し主張されています

三浦九段迷惑をかけたことは済まないと思うが、自分責任はない」。ぶっちゃけて言えばこう言っているのです。このような相手に対して原状回復交渉がまともに進まないのは自明の理です。そもそも第三者委が処分妥当とした意見書判断については無理筋でありクライアントである連盟の顔を立てたものという多くの批判があります。昨日その点をしっかり指摘した記事がありましたのでご参考までに紹介しますー『第三者委は義務を果たしたか 三たび三浦九段冤罪事件について 01月20日 :コラム【 日めくり】 - 47NEWS(よんななニュース)

元々無理筋な法判断ベース連盟が開きおなっている。こういう現状なのです。

こうやっている間に時間はどんどん過ぎてゆき原状回復ますます困難になっていきます。例えばですが「次期」竜王戦三浦九段の対局日程が発表されました。これは裏返せば前期の竜王戦番勝負については成立したものとし、巻き戻しはしないと宣言したのと同義です。三浦九段が悲痛な面持ちで訴えた「竜王戦のやり直し」はあっさり却下された形です。

第三者委の報告が出た時、私は連盟がもう少し誠意を持って原状回復に取り組むと思っていました。しかし現状はその全く逆です。加害者である連盟が開き直って大きな顔をしているのです。こんな非常識なことが許されてよいのでしょうか?

前回の記事で「個人的には訴訟にした方がいいと思う」という見解を述べましたが、その思いは日に日に強くなっています連盟処分妥当性の法判断を楯に開き直るならその妥当性について法廷で法的に争うしかないのではないでしょうか。そうしないことにはこの問題一向に前に進まないです。

事件法廷に持ち込めば連盟は負ける可能性が大と思います連盟運営が立ち行かなくなる可能性もあるでしょう。しかしそれに値する酷い対応三浦九段に行っているのでそれも仕方ないことと思います

三浦九段及びその弁護士さんの勇気ある決断を期待しています

2017-01-01

[]三浦弘行九段冤罪事件について

標記の件、自分の考えを述べてみたいと思います。なお詳細な経過については将棋ワンストップさんに詳しいです。そちらの方をご参照下さい。

まず最初に言っておきたいのは、12月26日に行われた第三者調査委員会(但木敬一委員長)の報告において、所謂ソフトを使ったカンニング不正について、「疑惑根拠として指摘されたものはいずれも実質的証拠価値に乏しく、不正に及んだと認めるに足る証拠はないと判断」とし、三浦九段不正を行っていなかったことが認められました。ここまでの経緯を知らない将棋世界から遠い人はまだ三浦九段をクロと考えてる人が多いかもしれませんが、完全に三浦九段は潔白です。この点強調したいです。

10月12日不正疑惑出場停止処分及び竜王戦の挑戦権を剥奪されてからおよそ三か月近く、三浦九段世間からクロ扱いされ、棋士の命である対局を奪われました。特に竜王戦の挑戦権は三浦九段棋士人生でも滅多に機会があるものでなくまたタイトルを獲得する大きなチャンスだったわけです。それを無実の罪で剥奪された。この間に受けた損害、名誉の棄損、本人及びご家族にかかった精神負担は計り知れないものがあったと思います。なるべく早くこれらの損害が回復補償され、三浦九段そしてご家族の負った心の傷が癒えることを心から願います

さて本題の自分の思いですが、端的に言えば「公益社団法人日本将棋連盟(以下「連盟」)への怒り」ということになります。これまでも連盟名人戦移管問題女流棋士独立騒動等様々な問題を起こしていますが、本件はそれを上回る史上最悪、最低のものです。具体的に何に怒っているのかを以下挙げていきます

(1)金(スポンサー)のためなら棋士個人を切り捨てるという姿勢

本件で最大の問題は、多数の人が指摘していますが、ソフト不正利用の疑いのみで三浦九段拙速処分竜王戦挑戦者差し替えして強行したことにあります第三者調査委員会の翌日(12月27日)に行われた連盟の会見の質疑(全文を読むのには要ログイン)で青野理事が「その時点では、挑戦者を代えるか、週刊誌の袋だたきに遭うか、あるいは竜王戦を延期していただくか。三つの選択肢だった。」と述べ、最初選択肢である挑戦者を代える」を選択したわけですが、この時点で三浦先生問題は単なる疑惑に過ぎず確証が全くなかったことを考えれば、一般の目から見てこれが一番非常識選択なのは自明です。「疑わしきは罰せず」は最大の原理原則ですから

結局この判断竜王戦スポンサー読売新聞)の体面、そして費用問題を重視したのだと思います週刊誌疑惑挑戦者報道がされれば竜王戦看板に瑕がつく、延期を行えば追加の費用が掛かる。そのため確たる証拠もない状態個人処罰した。吐き気しますね。

(2)全てが密室裁判

三浦九段処分の直接の理由として三浦九段から休場の申し出があり、その休場届が期限までに出されなかったことが挙げられています。(この経緯についてもその期限が拙速に設定されたこと(意思表示がされたとされる日の翌日)、また後日撤回されたが受理されなかった等問題はあります。)第三者委の報告では三浦九段から休場を申し出たという事実認定になっていますが、三浦九段側は理事等多数対一の密室の場で竜王戦が中止に追いやられた事の責任一方的に攻め立てられ休場を受諾するように言われて仕方なく受諾したとしています。一方連盟強要事実はないと否定しており真相不明です。

しか理事会側が挑戦者交代を前提に三浦九段を呼び出し密室で多対一で追い詰めたことはほぼ間違いがなく。こういう非人道的なことが行われたことは大変悲しいことです。当日は谷川会長はじめ島、青野と言った理事の面々、更に渡辺竜王も同席していたとのこと。この実績十分なそうそうたる面子ヤクザまがいの密室魔女裁判三浦先生のその時の気持ちを考えると溜まらないです。

(3)情報公開ツールは「週刊文春」そして「だんまり」

これだけ将棋界に大きな影響を与える重要処分実施したというのに、連盟公式ページでの発表は以下のみです

10月12日 第29期竜王戦番勝負挑戦者の変更について

11月4日 第三者調査委員会の開催について

12月26日 第三者調査委員会による調査結果について

挑戦者変更を報じてから、その根拠証拠)やその処分決定に関する経緯説明連盟公式ホームページでは全くなされませんでした。一方で現理事である理事告発である渡辺竜王久保九段等の談話等を基に構成されたした記事週刊文春を通して発表されました(10/19.20)。これはありえない。週刊誌情報公開ツールとかあり得ない。

一方第三者委員会を設置してから連盟は「だんまり」に切り替わります第三者委の進捗については「その都度報告する必要があるのか」と連盟担当者逆切れした記事も出たりました。第三者委員会がいつ結論を出すのかの見通しが全く見えず、その間も三浦九段処分は解かれず不戦敗などの不利益は増大してファンはやきもきさせられたのですがそういったことはお構いなしです。所属棋士にもかん口令が出た模様で、臭いものに蓋、とにかく現状行われている竜王戦だけは成立させるという連盟意図が透けてみて卑しく感じました。

(4)渡辺明竜王の一連の行動に失望

本件の起因者の一人であると言える渡辺竜王。「疑念がある棋士と指すつもりはない。タイトル剥奪(はくだつ)されても構わない」と理事会に述べたと伝えられています。これが事実なら連盟拙速判断をした背景に竜王意図が介在しなかったとは考えにくいです。公式ブログでの説明ではあくまでも不正告発したのみで処分意思決定については関与を否定していますしかしこの弁明は苦しいと言えるでしょう。

またそもそも連盟処分を急いだ理由に挙げている、「週刊誌疑惑が報じられる」という認識大元となる情報リーク者としても疑いを持たざるを得ません。第三者委の結論からそもそも当時の疑惑自体存在疑問視されており、そうなると疑惑を抱いていた関係者は限られます。文春の最初スクープ渡辺竜王の独占インタビューでした。記憶に新しいです。

将棋界において現役タイトルホルダーの発言力、影響力は計り知れないものがあります自分発言が影響を持つことは責任を持つことの裏返しでもあります竜王戦においては金属探知機の設置も予め決まっており不正の行われる余地はありませんでした。別の解決法はあったはずです。義憤個人的感情を傍に置いて合理的思考ベスト解決方法を探ることができる人材と考えていただけに失望しました。

(5)そして今もなお三浦九段を傷つけ続ける日本将棋連盟

白が立証され、今後は三浦九段の受けた損害を原状回復、そして賠償していくステージに入りました。しか連盟の初動は想像以上に酷い現状です。簡単に箇条書きにしますと

竜王戦について「今期タイトル戦は無事に終了した」と強調(無事に?はあ?)、「三浦九段には来期、改めて予選に出てもらうことになる」と発言等、その他の棋戦もA級順位戦地位保全(但し来期はB1級よりの昇級者よりも低い11位扱い)以外は基本的過去遡及しない姿勢を表明

処分明けに出演が予定されていた1月3日のYAMADAこども将棋大会1月4日上州将棋まつりの三浦九段の出演予定を連盟側が承諾なしにキャンセル

一点目はまあ最初連盟スタンスですから今後交渉余地もあるのでしょう。ただ正直まともに償うつもりはなさそうですね。二点目は論外です。こういうのって優越的地位の濫用法律的にも危ないのではないですかね?

無実の罪で処分された三浦九段加害者側の連盟は誠心誠意尽くさねばなりません。しかしその誠意のかけらも見えません。逆に今もなお加害を続けています。残念です。



もっともっと書きたいことがありますがここで一旦〆ます

正直連盟に誠意が全く感じられないので今後の補償交渉も難航すると思います個人的にはもう訴訟沙汰に持ち込んでしまってはっきり責任追及する方がいいと思っていますが。こればかりは三浦先生弁護士さんが決められることなのでその推移を見守りたいと思います

最後に繰り返しになりますが、できるだけ早くに三浦九段の負った損害が回復補償され、三浦九段そしてご家族の負った心の傷が癒えることを心から願います