私たちは、私たち自身が持っている固有の認識パターンによって、
自由にもなるし、苦しみもしますし喜びもします。
同じ出来事でも、Yさんの受け取り方とNさんの受け取り方は、随
分と違います。
ある人にとってはひどく辛いことでも、別に人にとってはそうでもない。
そうした経験を一度ならずされたことがあると思います。
私たちが、生じている出来事の認識をどのようにしているのか、を
知ることは、自分自身を知ることにも繋がります。
皆、本来の自分を知りたいといいます。
その一番の近道は、まずは「自分の認識パターン」を知ることです。
そのとき、オーラの3層である知性(仏教でいうところの「正見」)が活性
化していきます。
それによって、ようやく、4層の「ハート」のエネルギー層とつながることが
出来ます。
ですから、ハートを知るには、まずは自分自身を知ることです。
「本当のあなた」というのが、どこかにあって、今のあなたが、それとかけ
離れて存在しているわけでは決してありません。
今、この瞬間の自分の認識パターンこそが、自分という存在なのです。
そう思ってみれば、自分の知らない何かしらの自由に満ちあふれたエネ
ルギーであるハートへと、自然に導かれていきます。
私とは、私の認識パターンのことでもある。
起きた出来事そのものに価値をおくのではなく、その起きた出来事
から私たちがどういう風に認識し理解しようとしているか、どういう風に
それをとらえているのかが大事です。
ボロブドゥール寺院の構造は、オーラと同じ構造を持っています。
ボロブドゥール寺院の今朝の朝焼け