艦これ2024早春イベお疲れ様でした)、たまに えびバイク など




海戦三昧な休日

土日はXGもやらず、日記もつけずにポートロイヤル2
http://www.capcom.co.jp/pc/port2/index.html
ポートロイヤル 2 ~カリブ大航海記~ 日本語版
をやり込んでいました。先日の日記にも書きましたが、海戦が楽しいですね。

ライナーや軍用ガレオンなど重装艦隊五隻を相手に、軍用コルベット一隻だけで勝つ戦法を編み出したので、自分の港が拿捕した船で一杯になりました。使わない船を売ってお金にするも良し、修理して新しい艦隊を組んで敵の貿易船を捕まえたり敵国の港を略奪しに行ったりとやりたい放題でした。

現在は7つの艦隊が各地で活躍しています。拿捕した軍用船はまだ沢山余っていますがこれ以上艦隊を増やしても戦う場所がなさそうなのと、艦隊の維持費で赤字になりそうなので損傷を受けて戻ってきた艦隊の交代要員として保管してあります。艦隊を組まずに港に保管してある間は、維持費用が掛からないようです。

【海戦について】
重要なのは、

  • 最初に「連弾」を使って相手の船足を自分より遅くすること
  • 相手が撃てずこちらが撃てるポジションに陣取ること
  • CAPS Lockを掛けて、常に自分の船が中央に表示されるようにすること

です。

相手が遅ければ、追いかけてくる敵船の目の前をジグザクに走りながらドンドンと弾を浴びせかけられます。こちらの旋回に気づいて相手が船首を回し始めた頃にはとっくに撃ち終わって向き直っているので、相手は大砲を撃てずにまた追いかけてくるだけになります。

大砲は一度撃つとしばらく装填しなおすのに時間が掛かります。再装填は自動ですが、射撃、反転、射撃…、とリズムを掴むと面白いように撃てます。

相手が大砲を撃った時は、ほぼ確実にこちらに当たります。あの射撃の腕は見習いたいものです。こちらの射撃は左クリックです。左右、どちらの大砲を使うかは自動的に選択されるようで、両側に敵が居れば、両方から同時に発射することもあります。

弾の装填が終わって敵に当たりそうなときには「射撃可能マーク」が出ますが、射程より少し遠かったり、撃っても当たらない角度でも「マーク」が出るので、「マーク」は装填完了の合図程度に考え、撃つタイミングを自分で掴む必要があります。

船の操舵は行きたい方向を右クリックです。CAPS Lockを掛けていないと画面上を自分の船が常に移動しているので、思っていない方向へ曲がったりして上手く操舵できません。操舵が下手だと、相手の船を自分の大砲の射程範囲に捕らえることもできず、かなり苦戦することになります。

最初からCAPS Lockを掛けておけば、常に画面中央に自分の船が配置されるので敵との距離感が掴みやすく、安定した操舵で大砲の的中が見込めます。ただし、画面の端に来ると自分の船が中央から外れるので、注意が必要です。


この戦法には船足が速くて小回りの効く軍用コルベットや軍用フリゲートが最適です。軍用でないコルベットフリゲート、カラックやカラベルなどでも何隻か用意して交代で戦えば勝てます。なにより追いつかれない事が重要ですが詳しくは後ほど。

一隻目が「連弾」で敵の帆を破きながら逃げて画面の端に追い詰められたらそこですんなり退場して二隻目に交代します。画面の端で無理に旋回してすり抜けようとすると敵船に乗り込まれたり、袋叩きにあったりして良いことは無いです。被害を受けないウチに逃げるに限ります。

一隻目が退場すると、画面の反対側中央あたりに二隻目が出現します。相手はまたこちらへ向かってきますが、帆が破れて遅くなっているので追いつかれる心配が減ります。あとは「散弾」で乗組員を減らすなり「巨弾」で沈めるなりお好みです。

開戦時の風向きはかなり重要です。こちらが風上なら相手がノロノロと風に逆らって近寄ってくる間に「連弾」を沢山浴びせかけられるので、うまくすれば交代しなくても勝てる可能性があります。逆にこちらが風下だと、反転している間に追いつかれそうになるので、そのまま逃げて二隻目で仕切り直し、場合によってはもう何度か交代してトドメを刺すほうが良いですね。

小型船で大型戦艦を相手に戦うので、とにかく敵の弾を食らわないこと(相手の大砲は数が多いので当たるとかなり痛手)、敵兵を打ち減らす前に白兵戦に突入されない(船を接触されたら確実に乗り込まれる)ことを最優先にします。

このゲーム、海戦の準備で一番大変なのは乗組員を集める事です。あちこちの港を渡り歩いて集めた乗組員は貴重な財産になります。白兵戦をするときにはなるべく敵の乗組員が0に近くなるまで打ち減らしてこちらの損害を減らすようにします。白兵戦は単純に数の多いほうが勝ち、数の差が大きければそれだけこちらの乗組員の損失が減ります。

例えば、こちらの乗組員が100人いる時に、敵50人と戦ったら75人が生き残り、敵25人なら90人が生き残る、みたいな感じです。逆に敵90人と戦うと、こちらは2〜3人しか生き残らないのでやるだけ無駄です。まして相手のほうが多かったら…確実に負けます。

相手の戦艦は乗組員が150人以上乗っているモノばかりなので緒戦で白兵戦に突入されたら一瞬でこちらは全滅、拿捕されて終わってしまいます。なので、なによりも逃げ回って追いつかれないことです。

「散弾」を撃ち続ければいつかは敵の乗組員の数が0になります。乗組員が0になっても敵の船は追いかけてくるし大砲も撃ちまくるので、弾を当てられないようにうまく回り込んで相手の船にぶつけます。乗組員の居ない舟は一瞬で拿捕できるので、相手の船のほとんどを乗組員0にしてから連続でぶつけて一気拿捕する事も可能です。乗組員を削り残した舟は拿捕が始まってからやっと形勢逆転に気づいて逃げ出しますが次戦に期待して無理に追いかけなくても構いません。

また撃沈するために「巨弾」を使って敵の船のHPを削る場合は、HPが5%くらいになると逃げ出すようです。画面の端で戦っているときに逃げ出されると仕留めそこなうので、最後は画面の中央におびき寄せてから沈めに掛かりましょう。逃げ出した舟もこちらが下手に側面に顔を出せば大砲を撃って来るので最後っ屁を食らわないように船尾や船首に回りこんでトドメを刺すのが良いですね。

特に海戦に制限時間は無いので、時間を掛けてやりましょう。終盤はボロボロの幽霊船みたいな敵船の集団を引き連れてグルグルと周囲を回りながら撃ち減らすことになります。ただし、相手の大砲だけはしっかり生きているのであまり下手な操船をすると一気に反撃を食らいます。

HPが0になって海底へ沈んでいく舟が結構リアルなのでズームして眺めたりします。

また一度取り逃がした敵船も、海図画面に戻ったところですぐに再度海戦の指示を出せば二戦目に突入できる可能性があります。今度は既にボロボロになった敵を相手にじっくり勝つことが出来ます。

ただし、一戦目で敵船を拿捕した場合、ボロボロに痛んだ船を艦隊に加えているのでこちらの移動速度が遅くなっていて、海図画面で敵に追いつけずに逃げられてしまうこともあります。予め逃走ルートに別の艦隊を伏せて置いて挟み撃ちにするのも面白いですね。

敵の艦隊を打ち減らせば、その間はこちらの貿易船を襲われる心配もなくなります。

今回のゲームでは、自分はスペインに所属して、イギリス・フランス・オランダの艦隊を相手に沈めまくったので、スペインの一人勝ちな状況になりました。スペインの領主から各国ごとに敵の船を沈めたり略奪を公認する「私掠許可証」を貰っているので、敵船を撃破すればするほど自国の名声も高まって貿易も有利な取引ができるようになります。

当然、敵国には恨まれますのでその国の港には出入り禁止になりますし、自分の船は他のスペイン船より優先的に襲われます。折角の積荷を奪われたりもしましたが、売られた喧嘩はキッチリと100倍返し。最寄の艦隊が駆けつけて積荷を奪い返して相手の艦隊も拿捕してしまいました。

私が敵艦隊撃破に勤しんでいる最中に、突然スペインとフランスが和平を結んでしまい、フランスへの「私掠許可証」は無効になってしまいました。今後、フランスの艦隊や貿易船を沈めたり拿捕すると自国での評価も下がってしまいます。船についている国旗を見て、フランス船は襲わないように注意します。

それでも相手はこれまでの恨みから私の艦隊を攻撃してくるので、しばらくは船のHPを1桁に削って退却してもらっていたのですが、ときどき最後の一発で弾を当てすぎて沈めてしまいました。すると、早速自国での自分の名声が下がって貿易に支障が出てしまったので、フランスの領主にお忍びで会いに行き、和解金を支払って「敵対」→「中立」に戻してもらいました。それまでの儲けが一気に吹き飛ぶほどのお金を取られて、ちょっとガッカリです。

しばらくの間、フランス船だけは見逃してやりましょう。こちらもフランスの港に出入りできるようになったので、また貿易で取られた分取り戻しますよ。

まだ残りのイギリス・オランダとは戦争継続中です。私が敵の艦隊を片っ端から拿捕したり沈めたりしたので、最初は軍用ガレオンやライナーなど高価な戦闘専用船で襲ってきた彼らもドンドンとみすぼらしくなって、最近は海賊船と大して変わらないような商・軍兼用の舟でやってくるようになりました。

この程度の艦隊なら片手間で返り討ちできます。敵の母港の前に艦隊を貼り付けて出てきたところを叩く、もぐら叩きのような状態になってしまいました。敵の貿易船もついでに拿捕しまくって荷物や舟は全て没収です。

もう、敵の艦隊つぶしも終盤です。海図画面には味方スペインの舟ばかりが行き交っていて敵の船の姿は滅多に見かけられなくなりました。時々敵の国旗をつけた小船が通りますが、あまりに小さくて可愛そうなので見逃します。自分が一番最初に貿易を始めたときに持っていた「ピンネス」という最小の船で積荷も少ししか積めません。いちいち捕まえる労力に値するものではありません。

ここでスペイン副王から「敵の町を併合せよ」との指令を戴きました。新たな展開ですが、つづきはまた後ほど。