第一回Shizuoka輸入車ショウ、ボルボは……。

あまりストライクゾーンではないけど、それでも。


この内装、他のクルマのだったかな? ともかく、このパネルとスイッチ類の構成がなんかいいな。どうやって使うんだろう?


センターコンソールがナチュラルウッド? この感覚はなんか、北欧家具っぽくて面白いな。しかもコンソールの裏側になにやら収納スペース?

第一回Shizuoka輸入車ショウ、さあ、イタリアとドイツの対決いってみよう。

まずはイタリア車から――
マセラティ・グラントゥーリズモ


さすがに本体価格1.500万クラス! ……とかオカネの事を言っちゃうのは野暮ってもんだが。


エレガンテとエロスと多分バイオレンスが同居している。


というか、ね? この内装と車内の香り……アルファのフレグランスが甘く豊かなのに対して、スパイシーというか……
何この無駄に弩エロス!?

マセラティでよく語られる時計。ジャガーのそれとはまた雰囲気が全然違う。
あっちは謹厳実直に時を刻む、というイメージだけど、
こっちは時を止めたり巻き戻したり時空を歪めたりしそうだ。(コワレるという意味ではない、なんだこの妖しさ)

ホントに、こんなの似合う日本人ってどんなだよ……。


やはり、私にはアルファの方が合ってるな。

第一回Shizuoka輸入車ショウ、ドイツの反撃……多分これでラスト。

さて、ヤナセブースはひときわ違うぞ……。


ゴットリーブ・ダイムラーとカール・ベンツ。

恐らく、今回のショーで一番注目を集めたであろうマシン。
メルセデスベンツ SLS-AMG

あの“石原裕次郎のベンツ”を思わせるデザインのリファイン!
ガルウイングドアの優雅さ。気分は裕次郎か大門団長か。

車内はタイトだがヘッドクリアランスはまあOKか。

オプション付きで約三千万……。
高級クーペとして、マセラティのグラントゥーリズモとはまた違った立ち位置だよな。


ガチで速さを追求した、というか、
“堅物生徒会長が
 パーティードレスに着替えたら
 実は意外とグラマラスでした”
みたいな。

マセラティの方は……、
あちらは元々妖艶すぎるわけで、しかもそれは何かの呪いに裏打ちされてそうな。

どちらも私にとっては異次元的なクルマであった。