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2010年8月6日(金)
千葉市が職員のソーシャルメディア利用ガイドラインを出している
[N] 千葉市「千葉市職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドライン」策定
千葉市が、職員がブログやツイッターなど、いわゆるソーシャルメディアを使って情報発信する際の注意事項をまとめたガイドラインを策定しています。
(略)
ガイドラインは次の5項目からなっています。
1. ソーシャルメディアの定義
2. ガイドラインの必要性及び目的
3. ガイドラインの適用範囲
4. ソーシャルメディア利用に当たっての基本原則
5. ソーシャルメディアを利用して千葉市行政に関する情報を発信する際の留意事項
このガイドラインは「職員としての身分を有する者に対して適用されます」ということです。
「一度ネットワーク上に公開された情報は完全には削除できないことを理解しておく必要があります」や「千葉市のセキュリティを脅かすおそれのある情報を発信してはなりません」など、非常にシンプルにまとめられていて良い感じですね。
企業や自治体のソーシャルメディア利用にあたって、このガイドラインが参考にされるケースが増えそうです。
千葉市からの公式発表はこちら(「千葉市:千葉市職員のソーシャルメディアの利用に関するガイドラインについて」)です。
こちらで各市政担当記者当てに発信しているにもかかわらず、各有力紙の報道が見当たらないというのが残念でなりません。
長い間公務員のブログを書いていて、その位置付けについて常に考え続けていた者としては、大変参考になるガイドラインです。
かつて自らを律することを目的として書いてみたこのブログのガイドラインと比較してみますと、いくつかの項目については考え方に差異があったりします。
Q&Aを読むと、千葉市のガイドラインでは、「千葉市の職員」であることを明確にしたうえで、職責の範囲内で組織の見解を発信することを推奨しており、また、そのうえで、昼休み等にブログの更新なども、個人的な行為ではなく広く職務であるという考えのもとに、市のリソースを用いることについて容認しているように読めます。(違っていたらスミマセン。)
これはこれでひとつの考え方として理解できるものです。特にTwitterを利用するという場面においては、有効なガイドラインであると言えるでしょう。
ですが、ある種の専門性の高いブログにおいて、組織の見解とあわせて私見を述べるようなスタイル(現状では公務員のブログに多いスタイルです。)で、深い内容の記事を書こうとした場合には、どうもこのガイドラインに照らし合わせると推奨されないのではないかという気もいたします。このブログなどはガイドラインに抵触してしまうのではないかとも思えます。もっともこのブログにある種の専門性や深い内容などど呼べるようなものがあるとすればですけれど。
重要なのはガイドラインを定めることそのものではありません。このガイドラインに基づいて職員一人ひとりがどれだけ有用な情報を発信できるかにかかっているのです。ガイドラインですから実際の運用に合わせて適宜改定されることも想定されます。今後とも注目していきたいところです。


