熱帯魚を飼うにはバクテリア剤を入れないといけないの?
熱帯魚を買いに近所のお店に行ったところ、バクテリア剤というものが売っていました。
どうやらこのバクテリア剤にはアンモニアを亜硝酸、さらに硝酸まで酸化するバクテリアが入っているようです。
このバクテリア剤を水槽に適量入れると、熱帯魚が排泄するアンモニアを比較的無害な硝酸に変えてくれるようです。その結果、水換えも減るし、熱帯魚も元気になるしいい事ずくめみたいです。
でもこのバクテリア剤には賛否両論あるみたいで、本当に効くというヒトと、効かないというヒトがいるみたいです。
実際のところどうなんでしょうか?
調べた結果から僕が得た結論は『淡水の熱帯魚を飼うのにバクテリア剤は必要ない。なぜならアンモニアを無害化するのはバクテリアではない可能性が高く、バクテリア剤を入れても意味がないから』というものです。
この判断の根拠となった論文を今回は紹介したいと思います。*1
*1:論文検索はいつもの通り学術文献検索サービスのPubMed先生Home - PubMed - NCBIです