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2009-10-13 クラウドという罠 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

クラウドが流行っているがクラウドに保存されたデータが飛んでしまって大変なことになっている記事がでていた。

TechCrunchの記事から: ネット史上最大の惨事のひとつ発生―Microsoft Danger、T-MobileスマートフォンSidekickのユーザーデータのすべてを失う

http://jp.techcrunch.com/archives/20091010t-mobile-sidekick-disaster-microsofts-servers-crashed-and-they-dont-have-a-backup/

DangerとT-Mobileが発表したところによると、Microsoftサーバのエラーのせいで保管されていたユーザー・データがすべて失われたおそれが強いという。つまりユーザーの連絡先情報、写真、カレンダー、to-doリストなどが、ローカルにバックアップを取ってあったのでないかぎり、消えてしまったわけだ。

ネット上に保存したデータが消えてしまったらしい。さらにマイクロソフトはデータのバックアップを取っていなかったようで復旧できないとのこと。

データが飛んでしまうのは想定されていたことだと思うので、それを無視してコスト削減を優先させたことによりフェイルセーフという概念が欠落してしまったのだろうか。

ただ、ネット上では屋台骨を支える技術的な部分が見えにくい(分かりにくい)ので「安かろう悪かろう」でも売れてしまう風潮がある。

私のサーバー会社でもデータの保全には最大限の配慮をしており、1ヶ月前までロールバックできる体制を整えているのだが、これを「ウリ」にすることはできない。なぜなら見えない部分にコストをかけてもユーザーは興味もってくれないからである。それよりも「こういった機能があります」「こんなことができます」と宣伝する方が絶対的に売れる。

この風潮はとても心配です。