メモ
試聴ネタ。
バッハ:ヨハネ受難曲
ベルリオーズ:キリストの幼時&
注文した。
去年から欲しかったやつ。海外出品者から。
なんかやけに値下がりしてるので、この機会に。以前はこの倍ぐらいの値段してた。
The Violin Explained: Components, Mechanism, and Sound
- 作者: James Beament
- 出版社/メーカー: Oxford University Press
- 発売日: 2001/03/15
- メディア: ペーパーバック
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出品者のb&mというところ、ステータス「まもなく発送されます」で一週間もほったらかしにされ、メールで問い合わせたら直接謝罪もよこさないまま、キャンセルにされた。最悪と思ってこれを評価に書いといた。
何で、たったこれだけのこと、きちんと対応しないのかね。ハラ立つ。
読書メモ『旅する脳』
- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/03/26
- メディア: 単行本
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御本人も後書きで述べているように、養老流が少し解毒されて出てきているような感じで飲み下しやすく、日常の意識からフト手に取って開いても、すんなり頭に入ってきてくれる。脳の清涼剤にちょうどいい感じ。ちょっとずつ、何となく気になったときに手にとって読んで、気分転換に良い。
「モテることに大層な意味があるのか」の段に、大学生の男女100人の平均顔の合成画像を作ると、いわゆる美男美女の顔になる話が出てくる。美人というのは、自分の知っている限りの顔から頭の中で平均を抽象したもの、ということ。
この話、私は実体験から非常によく分かるのだけど、詳細はもちろん秘密。(キモイ…)
タイピングのしあはせ?
ヘッドホン届いてから、ちょっと集中的に音楽を浴びすぎて、精神的にだいぶグロッキーに。
そこでとても役立ってくれたのがこちら。
- アーティスト: 18世紀オーケストラ,オランダ室内合唱団,ストゥンフィウス(アンネヘール),ジグムンドソン(クリスティン),ファン・デル・メール(ニコ),バッハ,ブリュッヘン(フランス)
- 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1993/04/25
- メディア: CD
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この曲の(そして多分この演奏の)もつそういう効果は、以前から気づいていて、このCDを買った後、数日間は毎日好んで聴いていた。
それから、もう一つ気づいたのが、こういう時、タイピングも非常に精神の健康にいいのじゃないか、ということで。
親指シフトでぽこぽこ鍵盤を叩きながら、画面に飛び出てくる文字を眺めていて、実際に物理的に発生している音と、画面の文字を目が読み取って脳内でデコードされて頭の中に鳴る音と、当然全然違っているわけだけど、両者のその、全くもって何の関係もない様子、何の因果関係も見いだすことが出来ない様子が、なんだかすごく可笑しく感じられて、とても心が緩んだのであった。イリュージョンですね…。
こういうこと感じたのは初めてのことで、多分音楽の浴びすぎで脳が参っている状態があってのこと、と自己分析。あと、ロマかな入力してるときには、なかったことだな。大学で卒論仕上げてる時なんか、似たような状況だったと思ったけど、こんな風に感じたことはなかった。
我ながら変なこと書いてると思うが、まぁ親指シフターのなかに1人ぐらいこんなヘンなこと言うやつがいたって、別に悪かないでしょ…。
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上記を書きながら、そういえば数年前に、録音物というものが、出来の良し悪しにかかわらず、とても気持ちの悪いものに感じられた経験を、思い出した。
記録メディアから再生されてスピーカーから流れてくる音というのは、その瞬間に五感だけを使って認識できる因果関係からは、とても思いもよらないようなものなのであって、肉体を持った一個の生物として感じるその異常さが、やけにリアルに迫ってきた、というような経験だった。
何年前の事だったか思い出せないけれど、そういえばそれ以来、再生物のリアリティというものを、心の底では信用しないで過ごしてきて来たのだ、ということも、今改めて気づいたのであった。
頭の中にしか存在しないものを、実在するかのように錯覚する倒錯。
その倒錯に気づき、亡霊から逃げ仰せたときの開放感。
養老さんとか原始仏教の言いたいことって、もしかしてこういうことなんじゃないのかな…と実感した気がしました。とかいう雑感。