Dress 明治の祖母の着物から

これは明治の祖母が、手で紡いで作った絹から作った着物。大正生まれの伯母が、羽織に作り直して着ていたものを、ワンピースにしてもらいました。楊柳のようなさらっとした絹で、気持ちがよいです。地味な柄だから、可愛いデザインの方が地味にならなくてよいと思いました。因みに、この祖母は、母が14歳の時に亡くなり、戦争で写真も燃えたので、私は顔を知りません。祖母の着物は、何枚か部分的に残っていますが、その柄から、どんな人だったのか想像しています。