開発環境準備するのも一仕事です

前回の記事から少しずつ開発環境用に色々なものを仕入れていたわけですが、予想以上に難航しました。主に苦労したのはCygwin周りの問題。Cygwinくらいどこでも使われてるし、さほど問題も起きないだろーと思ってたのが大きな間違い。

■ランタイムライブラリなどをいれる

CygwinにはOpenGLやBoostなどはバンドルされているので、特に何もする必要がありませんが、SDLOpenALなどのランタイムライブラリは入っていないので当然自前で用意する必要があります。ここでまぁGoogle先生なりに色々教えてもらいながら導入するわけですが…

Cygwin関係の情報の古さとそれをとりまく様々な環境

Cygwinにはとても多くのUNIX環境が取り込まれており、gccだけでも複数バージョンが入っていてこれらを使いわけたりしてコンパイル時に別々のコンパイラバージョンを使用したりするわけですが、これが結構罠。SDLなんかはかなり昔からあるライブラリでバージョンもかなりあります。CygwinもかなりバージョンがあったりでMinGWコンパイルなんかも併用しないといけません。


よく知っている人はあまり苦労しないと思いますが、私自身も今までCygwinやmakeなんかもほとんど使った事がありませんでしたので、ちょっと色々やろうとするとすぐに躓くわけです。IDE環境なんかでゆとり全開だったわけですね。仕事で触ってなかったら本気でわからなかったところです。

■結論

Cygwinなくていい。Windowsに於いてはMinGW一択かなと。あとOpenALもかなり面倒。ライブラリ自体の導入もそうですが、よっぽどサウンドでスゲー事をしたい!! ってな人達じゃないと使いこなせないと思います。逆に言えばそれだけの事が出来るので最新のサウンドプログラミングに触れたいという人にはオススメ。


結局OpenGLSDLメインで落ちつきそうな感じです。今迷っているのはSDL_imageが必要かどうか。使える分には問題ないんですが、依存ライブラリが増えると面倒な事も多くなるのです。SDL_mixerはOpenALという選択肢がなくなった以上、間違いなく採用すると思いますが。