きいろいゾウを考える


その昔。少女は、病室できいろいゾウと出会った。青年は、飛ばない鳥を背中に刻んだ。月日は流れ、都会に住む一組の若い夫婦が、田舎の村にやってきた。妻の名前は、妻利愛子。夫の名前は武辜歩。ツマ、ムコさんと呼び合う、仲のよいふたりだった。


誰もがいろんな顔を持っていて、他人に見せている部分は、ほんの一部。
夫婦になったら、その一部を少しずつ相手にあきらかにしていって、
最初は戸惑ったり、いらだったり、悲しんだりするけれど
それを経てツマとムコのようにのりこえていければよいとおもう。


宮崎あおいが終始ほぼすっぴん。
とても良い映画だったが、121分は長いなぁ。
夫婦の周りが可愛い人たちばかりでした。