萌え理論Magazine編集部が選ぶ『明日の萌え本』 第二十九回

明日は8月15日。
終戦でも敗戦でもどっちでもいいんですが、終戦/敗戦記念日です。
というわけで「戦争の終わり」が印象的だった作品。


1〜3巻まではSF混じりの青春小説。しかし3巻途中から、坂道を転げ落ちるように鬱展開に突入していきます。
戦争に駆り出されるヒロイン・イリヤを助けるため、主人公・浅羽は彼女を連れ出します。
長い逃避行の末、己の無力さを痛感する浅羽。ボロボロになっていくイリヤ
そして「戦争は終わった」という放送が流れた後に……何が起こるのかは自分の目で確かめましょう。
はっきり言って鬱展開ですが、それを越えた面白さがあると思います。是非、読んでみてください。
あ、鬱だけじゃなくてちゃんと萌えもありますんで。ぱんつはいてないですよ。