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萌え理論Magazine

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「萌え理論Magazine」はイラスト・小説・記事など幅広い共同執筆型ブログです

2007-04-04

[]ライトノベル購入のための基礎知識 -レーベルを制する者はラノベを制す-

基本的なこと

  • 1冊が500〜600円程度です。買いやすいです。
  • 表紙が萌え絵です。買いにくいです。恥ずかしいときはネット書店で買ったりしましょう。
  • ライトノベルはたいてい「早売り」されています。人気作品の場合、公式の発売日には既に売り切れているなんてことも。発売日の前日くらいに書店に行ってみるといいかもしれません。
  • 漫画のように「雑誌連載→単行本化」という流れは少ないですが、雑誌には短編が載っていたりするので、それを参考にするのもいいかもしれません。ただしライトノベル雑誌って少ないです。

「レーベル」について

  • 「○○文庫」というのを「レーベル」と呼びます。ライトノベル独自の文化でしょうか。知りません。「このレーベルの看板作家は誰だろう」「こいつはデビューするレーベルを間違えている」などという風に使います。
  • ちなみに電撃文庫・富士見ファンタジア/ミステリー文庫・スニーカー文庫・ファミ通文庫は全て角川グループです。ビバ寡占。
  • ライトノベルの全体像は、レーベルを基準にすると把握しやすいと思います。
  • 「鉄板で面白い作品を読みたい」と思ったらメジャーレーベルの人気作品を、「ちょっと個性的なものを」と思ったらマイナーレーベルの人気作品を、「有名どころは読みつくした」と思ったらメジャーレーベルのマイナー作品を、そして満を持してマイナーレーベルのマイナー作品を……という具合に購入の目安にするといいんじゃないかなぁ。
  • で、レーベル内における人気の目安になるものと言えば、やはり「アニメ化」が分かりやすいかなぁ、と思うわけで。
  • そういうあたりを踏まえつつ、各レーベルの説明をしてみたいと思います。以下、無駄に長いです。

メジャーレーベル

電撃文庫

特徴

現在の最大手レーベル。SFやファンタジー、ミステリからラブコメまで、バリエーションに富んだラインナップをそろえる。実験的な作品は多いけれど、それらもどこか堅実な雰囲気を持っている、と思う。最近は一般向けハードカバーにも進出している。

最近アニメ化された作品

「灼眼のシャナ」「しにがみのバラッド。」「半分の月がのぼる空」「いぬかみっ!」「護くんに女神の祝福を!」

アニメ化が予定されている作品

「灼眼のシャナ(第二期)」「撲殺天使ドクロちゃん(第二期)」「バッカーノ!」「シゴフミ」

アニメ化されていない人気作品*1

「狼と香辛料」「とある魔術の禁書目録」「とらドラ!」

備考

雑誌は「電撃hp」。書籍扱いなのでバックナンバーを書店でお取り寄せできるらしい。

発売日は毎月10日。電撃は特に早く売られていて、7・8日くらいには店頭に並んでいる。

刊行点数は13冊/月くらい。ダントツ。


富士見ファンタジア文庫

特徴

名前どおりファンタジー主体のレーベル。現代物でも魔法バトルや超能力バトルが多い。良く言えば作風が統一されている、悪く言えばバリエーションに欠けている、といった感じ。シリーズの長編と短編集が同時並行的に刊行されるシステムがある。電撃編集部とは仲悪いらしい。

最近アニメ化された作品

「ザ・サード」「BLACK BLOOD BROTHERS」「ロケットガール」「風の聖痕」

アニメ化されていない人気作品

「伝説の勇者の伝説」「鋼殻のレギオス」

備考

雑誌は「月刊ドラゴンマガジン」。

発売日は毎月20日。

刊行点数は6〜10冊/月くらい。


角川スニーカー文庫

特徴

少年サンデー的ポジション? いちおうファンタジー主体。「ロードス」とか「ラグナロク」とか。また、意外にノベライズ物が多かったりする。ガンダムとか。エロゲのノベライズも多い。ニトロプラスとかユニゾンシフトとか(勘違いでした。ファミ通文庫でした。訂正してお詫びいたします)。最近は、電撃・富士見のトップ集団から引き離されていたけど、「ハルヒ」の大ヒットで復活。

最近アニメ化された作品

「涼宮ハルヒの憂鬱」

アニメ化が予定されている作品

「ムシウタ」

アニメ化されていない人気作品

「レンタルマギカ」「円環少女」

備考

雑誌は「ザ・スニーカー」。

発売日は毎月1日。刊行点数は5冊/月前後。

公式サイトが存在しないので、新刊情報は角川書店のサイトにて。


中堅レーベル

富士見ミステリー文庫

特徴

富士見ファンタジア文庫の弟分。創刊当初は「地雷レーベル」とか呼ばれていたものの、ミステリー路線をばっさり切り捨てて大変身。まさにコペルニクス的転回。それ以降、青春恋愛物が多くなった。合言葉は「L・O・V・E!」。くれぐれも本格的な推理小説を期待してはいけない。

アニメ化されていない人気作品

「GOSICK」

備考

雑誌は「月刊ドラゴンマガジン」。発売日は毎月10日。

最近は2冊/月しか刊行されておらず、心配されている。


ファミ通文庫

特徴

ノベライズ作品多し。最近、地味に勢いが出てきている予感。

最近アニメ化された作品

「ぺとぺとさん」「吉永さん家のガーゴイル」

アニメ化が予定されている作品

アニメじゃないけど「学校の階段(実写映画)」

アニメ化されていない人気作品

「“文学少女”シリーズ」「狂乱家族日記」

備考

雑誌はなし。強いて言えばファミ通?

発売日は毎月30日。刊行点数は8冊/月くらい。


MF文庫J

特徴

反角川の筆頭? ラブコメだけなら既に業界No.1では、と言われるほどラブコメ作品が豊富。

最近アニメ化された作品

「ゼロの使い魔」「神様家族」「陰からマモル!」

アニメ化が予定されている作品

「ゼロの使い魔(第二期)」

アニメ化されていない人気作品

「銃姫」「あそびにいくヨ!」「かのこん」「○○上等。」などなど。

「ゼロの使い魔」が飛びぬけてて後は団子団子。

備考

雑誌はないけど、月刊コミックアライブにてコミカライズが多数。

発売日は毎月20〜25日あたり。月によってバラつきがある。

刊行点数は5冊か6冊/月くらい。


集英社スーパーダッシュ文庫

特徴

新人の発掘には定評がある。どこかライトノベルらしくない作品が多いかな。一時期に比べるとちょっと下り坂?

最近アニメ化された作品

「銀盤カレイドスコープ」「はっぴぃセブン」

アニメ化されていない人気作品

「電波的な彼女」「戦う司書シリーズ」

備考

雑誌はなし。集英社繋がりでジャンプに広告が載ったりすることもある。

発売日は25日前後というかMF文庫Jと似たような感じ。

刊行点数は5冊/月くらい。


マイナーレーベル

GA文庫

特徴

ポリフォニカ文庫。…嘘です冗談です。

最近アニメ化された作品

「神曲奏界ポリフォニカ」

備考

発売日は毎月15日ごろ。刊行点数は5冊/月ほど。


HJ文庫

特徴

古きよき雰囲気(?)の作品が多め。メジャーレーベル以外では唯一、雑誌を持っている。

備考

雑誌は「ノベルジャパン」。

発売日は毎月30日。刊行点数は5冊/月前後。


ゼータ文庫

特徴

一時期、刊行が途絶えたりしていて、なんか危うい。がんばれゼータ文庫。

備考

発売日は奇数月20日。刊行点数は2冊ほど。


その他

意外(?)にラノベ率が高い「講談社ノベルス」。

インターネット投票によるランキングを採用した「ZIGZAG NOVELS」。

徳間デュアル文庫とトクマ・ノベルズEDGE」。

老舗の「ソノラマ文庫」。

などなどあります。

是非、そういうところからも自分好みの作品を見つけ出してください。

*1:売上げデータや各種人気投票などを参考にしつつ、基本的に独断と偏見で選んでいます

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