天のさだめを誰が知る!? このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2012-02-19

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  • 今朝は晴れている。洗濯物を取り込む。
  • 便所で青山真治の『われ映画発見せり』を読んでいるとこんな一節。そのとおりなのである。

既に「人間」は死んだ。「人間」のいない世界で、「人間」でなくなった者ら、〈物〉となったそれらが蠢いている。それはもはや笑うしかないくだらない光景ではないか。しかしそれが二十世紀の素顔であり、掟である。偉大なる映画作家たちは皆、その二十世紀の掟を徹底的に実践した。その創始者はジョルジュ・メリエスであっただろう。(……)我々はあらゆる道徳倫理価値観国籍や、「人間」のために用意されたそうしたことどもを、はっきりシカトする勇気を持って映画というよくわからないものと向き合わねばならない。ただそこにある〈物〉を見て、その声を聴いて、その不可解さを受け留めて、笑うこと、それだけが我々に可能なアクションなのだ。たとえそれが二度と「人間」に戻ることの出来ない道であっても。

[]きょう買った古書

2012-02-18

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  • 起きると雪が振っている。
  • 風呂のなかで『精神現象学』を読んでいるが、きょうはどうもざわざわして文字が素通りしてゆく。
  • きょうのアルバイトは結局なくなって、ずっと家のなかで逼塞している。昼過ぎ、柚子チョコレートバナナパイを焼いてくれて、チャイを呑みながらおやつに食べる。美味。
  • dhmo君と電話で少し話す。次の『アラザル』の原稿ポチポチと書き始める。
  • 「しま」が、暖房の近くで温いからだろう、さっきまで私が坐っていた居間椅子の上で落ち着いている。写真を撮る*1。そういえば、この同じ場所で、まだやってきたばかりの「しま」の写真を撮っていたのを思い出して、過去日記を漁ると出てきた*2。「しま」はとても大きくなったけれど、私の情況はまるで変ってないようにみえる。

2012-02-17

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  • 梅田まで出て本屋をぶらぶら。123君と電話で少し話をする。
  • 夕方、JR事故があり、振替切符を貰って阪神などを経由して、ものすごく時間がかかりながらU君邸まで出る。Hさんもきている。
  • けっきょく終電まで三人で歓談して、とても寒い夜のなか、帰宅する。そのまま倒れるように眠る。

[]きょう買った新刊

2012-02-16

[]きょう届いた古書と買った新刊

2012-02-14

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  • 宮川淳美術史とその言説』の巻末に、しまい忘れたみたいにぽつりと収められている「近代と現代」より。うまく世紀末美術を説明している(フロイト精神分析からの響きも聴こえるように思うのは、私がひきつけて読みすぎるためか。本当にいちばん好きなクリムトは女の手淫などを描いている素描だが、それ以外の絵でも決してクリムトを嫌いではないのは、まさにその強迫神経症的なところなのであると思う)。

ギュスタヴ・クリムトや初期のボナールの作品にあっては、装飾的モティーフがすべてを――主題そのものをさえ浸蝕するするのが見られる。それはまさしく「空間恐怖」なのであり、おそらく、その背後にはより深く、過去未来の間にひき裂かれた世紀末という時代そのものの「空間恐怖」がひそめられているように思われる。そして、この空間恐怖において、世紀末藝術が見いだし、あるいはむしろ再発見したものこそ、装飾が本質的にもっている、世界の異質性、非連続性を同質化する力(曲線、連続、繰り返し)にほかならなかった。そして、ひとたびその本質的な力において見いだされたとき、自己運動をひき起こさずににはいられないのが装飾なのである。

[]きょう届いた古書

2012-02-13

[][]『ファーストスクワッド』、『シューテム・アップ』をみる。