眼鏡を破砕し、会社と仕事を考え、ロマコメを観る

  • 朝、目が醒めると眼鏡のツルが枕の下でひん曲がっていた。直そうとして、根元から折ってしまう。古い眼鏡を掛けて出社。
  • 前職をリストラされてからウチの会社で三年半ほど勤めた初老のS氏が辞める。氏を雇ったのは前職での経験やコネクションを期待してのことだったけど、それらは期待していたほどは展開されず、結局彼はウチの会社への不満だけを抱いて去ることになった。
  • つまり、今回の不幸な事例は、同じ職種ならば或るひとが前職と同様の活躍を為す、などと云うことは決してできず(云い換えるならば仕事での成功など究極的には運・不運の問題だと云うこった)、いやしくも企業を名乗る組織ならば、他人の褌で相撲を取ろうなんて考えちゃならないと云うことだ。
  • 特別な技量を必要とする仕事ならば兎も角、企画だの営業だのなんて、少なくないひとができる仕事であるはずだ。職場との相性の良し悪しが重要な要素であることは云うまでもないが、相性が悪くないなら、未経験者を経験者にすればよいのだ。
  • じぶんのところの兵隊は、じぶんで育てなきゃならない。傭兵に忠義だてを期待するのが、そもそも筋違いなのだ。
  • 夜、柚子と『ブリジット・ジョーンズの日記』と『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』を続けて観る。以前、正編を観たとき、この映画の見どころは、如何にも喧嘩なれしていない英国男ふたりが、ポカポカ殴り合うシーンだと思ったものだが、続編にも同様のシーンがあり、やはり此処が大きな見どころだった。アジア人の扱い方がどうかと思うが、まあ暢気にクスクス笑いながら観ることのできる、罪のない映画である。