ハイドンのチェロコンチェルト第1番第1楽章のレッスン4


最近は便利になって、パソコンでたいがいの曲がyoutubeなんかで勉強できますね。
ハイドンのこの1番も、わたくし、色んな音源で勉強してます。
CDはデュプレ、イッサーリス、マリアクリーゲル、ソルガベッタなんかを集めて
聴いてます。
youtubeは、ロストロさん、ヨーヨーマ、ナタリークライン、ソルガベッタ、他。
たくさんありすぎて、弾き方もいろいろあって、逆に迷ってしまうくらい。

映像はホントに強烈ですね。
「こんなの神業じゃん?」っていうのも、「うゎ。ホントに弾いてるっ。」っていう
ことが分かるし。
やっぱ、プロってすごいね。

59:3、4拍目は、上のCからオクターブ下のCにA線上を下りてきます。
  これくらいのオクターブの動きはチェロにはよくあります。

67〜:3拍目からの動き。当然拍の頭の音が大事でして、拍の頭の音には
  テヌートがついているつもりで弾きます。

71〜:3拍目からのフレーズが、この1楽章の中で一番技術的に難しかったです。
  スラーの後のスタカートはアップアップアップで弾くのがスタンダードなのかも
  しれません。が、とうとうわたくしは出来ませんでした。
  アップの最初の音までエネルギーを抜かないで!
  弓が弦から離れないように!
  ひじで弾く感じで。ただし力まないで。
  ・・・と、さんざん、懇切丁寧に教えて頂いたのですが、私にはできなかった
  のです。
  でも、弓順も「あり」ですよ。と言われて、ホっ。

78:Hの下から上へのオクターブ跳躍です。
  慣れるまでタイヘン!

79:このくらいの高音域ではあまりポジションを上下させると、音程が不安なので
  ポジションを固定して弾きましょう。とのこと。
  というわけで、アウフタクトの指は印刷は1・3となっていましたが、親指・2
  に変更です。

81〜82:印刷にはtr.がありません。
  でもどのCDでもあるんです。G#、D#、G#にはtr.を付けることにしました。
  この辺はきっと奏者にゆだねられていたのかな?という解釈です。
  先生には内緒でtr.を付けて弾いたのですが、ノープレブレムでした。

85:指の置き換えがまた出てきました。
  
88:スケールでの駆け上がり。
  フィンガリングは楽譜に印刷されているとおりA線で駆け上がります。
  4拍目だけちょっと印刷とは変えて、親指・1・1・2・3・1にしました。


やっとソロの2個目が終了。親指にタコができます。