2008-01-05 病院には製薬企業と癒着している汚れた医者ばっかりだ!
■[医療]病院には製薬企業と癒着している汚れた医者ばっかりだ!
TFCっていうメーリングリストでは、ときどき医師と製薬企業との付き合い方がテーマになる。
その時の面白いコメントをいくつか紹介すると・・・
まずおもしろいのは、岩田健太郎先生という最近感染症で売り出し中の亀田総合病院の医師の意見だ。
常日頃、指導している研修医に伝えているのは、「製薬業界からデータを手に入れないように」ということである。彼らは、「うそ」はつかない。しかし、手前勝手なデータを都合よく並べて、misleading なことこの上ない。彼らのインセンティブは明解だから、それが悪いとはいわない。
しかし、医師の側はプロとして、こういう「情報」に耳を貸してはいけない。残念ながら、全国のいろいろな医療機関では、「MRさんは効くっていっているんですけど」とか「学会のランチョンセミナーでは褒めてましたよ」のような質問をよく受ける。
米国でも、製薬業界が薬のマーケティングに使う費用は年間2兆円といわれる。2兆円だしても儲けられるくらい、マーケティングが有効に作用しているという証拠であり(製薬会社が善意で何兆円も出してくれる、なんて虫のいい話は考えられませんね)、それだけ米国医療はぜんっぜん「evidence based」ではない、という証拠でもある。もちろん、「アメリカでもそうなっているから」日本でもやっていいというものではない。端的に言って、MRから医療情報の提供は受けるべきではない。説明会も、御法度だ。
ここまで言い切ると気持ちがいい。
大学病院特に私立の大学病院のように癒着が蔓延して、接待は当然のようにしか思われていないところの医者はどう思いますか・・・
JIM連載●プロフェッショナリズムについて考えるフォーラム 白衣のポケットの中
[7]
野村 英樹・錦織 宏・宮田 靖志 製薬会社提供の弁当,ボールペン,診療ガイド
ラインを受け入れるか? JIM 2007;17:714-719
こういう文章がでていますねえ。一読にあたいします。
製薬会社との関係はみんなもやもやとして悩んでいるんですねえ。
またこの中には、こういう文章もあります。
「少額のギフト(ノートや付箋紙など)でも医師の行動パターン(処方など)が、その影響を受けることについては、米国での複数の研究で、ほぼコンセンサスが得られている」とか、「他の医師は製薬会社からのギフトの影響を受ける可能性があるが、自分だけは大丈夫であると考える傾向が、臨床医一般で強く認められ、これを"self-serving bias"と呼ぶ」
製薬会社からいろいろともらって、「自分は影響されていない」を誤解しているのはまだいい方で、「影響されて何が悪い」と開き直る医者がふつうでしょう。つまり「企業努力としての接待を受けて、見返りに薬を出しても法に触れないし文句であるのか」という事をいう医者までいます。倫理観も品格もあったもんじゃないですね。
これもTFCからの引用ですが・・・
いま話題の守屋事件でも、贈収賄、倫理違反、その間のグレーゾーンにつ
いて、骨太の基本原理、法律理論があり、個々の行為についてTPOとからめて
具体的にどこまでどうだったかと立件されていくわけで、一定のリテラシーを涵養して、あとはもやもや個的に悩みつつ行動するしかない
とは、まっとうな意見ですよね。
「製薬会社から提供されるランチ(お弁当)やボールペンを拒否しよう!」という運動を世界的に展開している "No Free Lunch"というグループもあります。
NO FREE LUNCH <http://www.nofreelunch.org/>
私の知る教授(+医局長)は、月数回の弁当付き薬説明会をひらき、その会は自分が座長と称して製薬会社から金銭をもらい、さらに月数回のキャバクラ接待を受けています。これは、医局員が知る範囲内の事で、知らない事はもっとあるのかもしれません。
こういう医者は、製薬会社のいいなりになって、薬を売り込むための薬を使い、しかも実験も製薬会社が考えるいわゆる“提灯論文”を書いて、また金をもらう。
私はやっぱり接待や弁当はきっちり断れるような医者でいたいです。
みなさんは、どう思われますか?

