第11作(1973年)はもちろん前に観たことがあるが、浅丘ルリ子演じるリリーが初出演。
柴又の実家の寅さんの部屋でon the road(地方巡業)のリリーがさくらと語り合いながら安心して寝る場面と、寅さんを送るさくらとの別れの場面がいい。
寅さんシリーズは、「疲れたときぐらい楽しい映画を見たい、という気持ちはまことに当たり前な、自然な人間の欲求」であって、「私は疲れているときに見たくなるような楽しい映画のほうをつくりたい」という山田洋次監督の気持ちがよくわかる映画であり、その通りと私も思う。
amamu
私立大学の附属高校で英語教師として働きながら、日本の教育と暮らしを考えている。