2006-01-15 春の夕暮 明日の宮参りのために名古屋にゆく。塚本邦雄著『定家百首』を読み続けているせいか、目にした情景が新古今調になってしまった。 水清き川上翔ちて川下へ鵜はとびゆけり春の夕暮 町川のせせらぐ岩に鴨をりて羽づくろひする春の夕暮 街川のせせらぎあれば小鷺きて水面見つむる春の夕暮 うろくづの影さ走るや川の面に小鷺おりたつ春の夕暮