土地有効利用。建築協力金方式の注意点その3

借地権を発生させないために、テナントさんが建物の建築代金を建築協力金と言う名目で土地所有者に無利息で融資し、建物を地主が建てるという形があります。建築協力金方式と呼ばれています。

この方式にはキャッシュフローで見ると2つの問題点があります。二つ目は税金を考えた資金繰りです。家賃収入が入ります。そのためにかかる費用は、固定資産税・減価償却ぐらいです。そこで差額の所得が出るため、所得税・住民税がかかります。さらに借入金があるので返済が必要です。これでキャッシュフローはマイナスになることもあります。提案があったときに所得税・住民税まで考えた提案でなかったため、結果を見て驚いたとなることもあるので要注意です。

「後から見ると設備投資が不要な駐車場のほうがキャッシュフロー上良かった。」と聞くことも良くあります。

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。637。(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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